シリア政府がロシアの要請に応じて683人を釈放(2015年4月1日)

『ハヤート』(4月2日付)は、ロシアの複数の外交筋の話として、シリア当局が、4月6~9日に開催予定のシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」開催に合わせて、ロシア外務省の要請に応えるかたちで拘留中の683人を釈放した、と報じた。

なお、ミシェル・シャンマース弁護士は3月25日、フェイスブックを通じて、釈放された逮捕者の数が700人におよぶとしたうえで、うち400人がダマスカス郊外県で拘置されていたことを明らかにした。

また『ハヤート』(3月26日付)は、ロシアに近い複数の反体制筋の話として、逮捕者の釈放が、23日にアサド大統領と会談したロシア特使アズマトゥッラー・コルモハンマドヴ氏ら使節団からの要請を受けたものだと伝えた(https://syriaarabspring.info/wp/?p=18298)。

AFP, April 1, 2015、AP, April 1, 2015、ARA News, April 1, 2015、Champress, April 1, 2015、al-Hayat, April 2, 2015、Iraqi News, April 1, 2015、Kull-na Shuraka’, April 1, 2015、al-Mada Press, April 1, 2015、Naharnet, April 1, 2015、NNA, April 1, 2015、Reuters, April 1, 2015、SANA, April 1, 2015、UPI, April 1, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がCBSの単独インタビューに応じる(2015年3月29、30日)

米CBSは、アサド大統領との単独インタビューを行い、「60 Minuites」で3月29日と30日の2日に分けて放映した(https://www.youtube.com/watch?v=coXejz5V5Aw&feature=autoshare)。

インタビューはチャーリー・ローズ氏がダマスカスで行い、その全文は3月31日にSANA(http://www.sana.sy/en/?p=34078)で公開された。

CBS, March 29, 2015
CBS, March 29, 2015

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「何が次に起きるだろうか? すべての紛争は対話、すなわち異なる当事者どうしによる政治的解決をもって終わるべきだ。それが、我々が過去2年間シリアで行ってきたことだ。武装集団に直接対処し、我々は多くの和解を実現することに成功した」。

「ISIS(ダーイシュ(イスラーム国)の台頭に関して、過去4年間に及ぶシリアでの出来事を踏まえると、ISISは突如として台頭したのではない…。ISISの「台頭」という言い方がは、突如として生じたのではないがゆえに、実は不正確だ。それは、我々が当初から何度も述べてきたにもかかわらず、西側の誰もが耳を傾けなかった紛争当初からの出来事の結果だ」。

「対話に関するケリーの発言について触れるのであれば…、シリアでの我々の現状、問題、紛争に対する米国の政治的アプローチは具体的でなく…、新たな現実も伴っていないと言えよう。しかし、原則として、我々はシリアにおいて、全ての対話は肯定的だと言うことができる。我々は米国を含むいかなる者であっても、あらゆる対話に対して開放的である。原則として、シリアだけでなく、すべての者とあらゆる問題について対話するという米国の新たなアプローチは肯定的なものだと言いたい。しかし、我々は現実を待たねばならない」。

(シリア政府と米政府の間で何らかの意思疎通はあるかとの問いに対して)「直接の意思疎通はない…。それは米国が理由だ…。もちろん、前述した通り、いかなる対話も肯定的なものだ。とりわけ、テロとの戦いにおいて、シリアの主権を侵害しないのなら。どのようにテロを敗北させるのか、我々にとって今、それが重要な問題だ」。

「シリア内政に関するいかなる問題もシリア国民が関わるべきであり、それ以外の誰も関わるべきではない。我々は米国などと我々の政治システム、憲法、法律、手続きなどについて議論するつもりはない。ただし、我々は、テロとの戦いに関して彼ら(米国)と協力して、トルコ、サウジアラビア、カタール、そしてテロリストを政治的、財政的、さらには軍事的手段で支援する一部の西欧諸国に圧力をかけることはできる」。

「あらゆる紛争は、たとえそれが戦争であっても、政治的解決をもって終わらせられるべきだ」。

「(政治的解決には)さまざまなレベルがある。国内レベル、地域レベル、そして国際レベルで、それぞれに異なった手法がある。もっとも重要なのは国内レベルだ。それは二つに分けられるべきだ。あらゆる問題についてのシリア人どうしの対話…と、武装集団との直接対話だ…。そのなかにはテロリストもいるし、さまざまな理由で事件に関与してしまった者もいる。つまり、銃を持ち、公共インフラを破壊し、人々を攻撃し、シリアの法律を違反しようとする者は誰であっても武装集団だ」。

「国外のいかなる当事者もシリアの未来とは無関係だ…。我々は彼らとこれに関して議論するつもりはない。これはシリアの問題だ。シリア国民が大統領を変えたいと望むならいつでも、その日にでもただちに変えられるべきだ…。政治プロセス、立憲プロセスを通じてなされるべきだ。我々はこのようにして大統領を交替させるのであって、テロや外国の干渉を通じて交替させることはない」。

「オバマ大統領はあるインタビューで、シリアの穏健な反体制派は幻想だ、と述べた…。

我々は常に、穏健な反体制派など存在しないと言ってきた。ISISの台頭は突然起きたのではない…。犠牲者の目をくり抜いたり、体を切断したり、心臓を食べたりといった事例は当初から起きていた…。彼らが言うところの穏健な反体制派がそれを始め、その後ヌスラ戦線、そしてISISが行うようになった…。なのになぜISISの台頭が私やシリア政府にとってもっとも良い出来事だというのか? それは非論理的で、非現実的で、不快ですらある」。

「欧米諸国はISIS台頭以降、自らの計算を変更したが、このことは彼らがシリア、イラクなど地域の紛争へのアプローチを変更したことを意味しない…。彼らの優先事項はISISと戦うことに変わったが、そのことは彼らがISISの排除を優先事項にしていることを意味しない」。

(ISISとの戦いに関して米国はどのようにシリアと協力できるかとの問いに対して)「直接の協力は行われていない。将来、テロと戦うため直接対話しなければならない。なぜなら、テロは我々の国土において行われており…、我々の協力なしに、そして我々からの情報なしにそれを負かすことはできない。なぜなら、我々はこのテロのもとで暮らし、その現実、さらにはどのように打ち負かすかを知っているからだ」。

(米国と非公式に協力がなされているとされることに関して)「第3者を通じてなされているが、イラクだけではない。複数の国がこの作戦を始めると我々に言ってきた…。彼ら(米国)の目的はシリア軍ではなく、ISISを攻撃するということはきわめて明白だった…。ロシアの高官…、イラクの高官(が米国とシリアの意思疎通を仲介している)…。(交わされている情報は)詳細ではなく、ヘッドラインだけだ。彼らがシリアとイラクのISISを数日中に攻撃するという大筋。我々が耳にしてきたのはそれだけだ」。

(イドリブ県上空で米軍の無人戦闘機をシリア軍が撃墜したことに関して)「いかなる無人戦闘機も、航空機も「私はアメリカ軍だ」とは言わない。だから外国の航空機が来たら、撃ち落とす。これが規則であり、軍規だ」。

「(米国による空爆は)ローカルなレベルで戦果をもたらすことはある。だがISISについて総じて言うのであれば、ISISは実際には空爆開始以降にも拡張している…。実際には、彼らによるリクルートは増大している」。

「ISISに苦しめられている大多数の人々は政府を支持している。もちろんそれ以外のシリア国民もISISを恐れている。彼ら(ISIS)が人々の心を捉えられるとは思わない。彼らは多くの人心を失っていると思う」。

(国外避難民に関して)「(周辺諸国の)キャンプはシリアで実際に紛争が起こる前から建設され始めた。シリアに軍事介入を行う口実として利用するために…前もって(その建設が)計画されたのだ…。そのうえで彼ら(欧米諸国)は人々がそこに非難するようインセンティブを与えていった。今、彼ら(避難民)の大多数はテロを恐れて避難している。一つ例を挙げよう。大統領選挙では、レバノンの避難民のほとんどが、そしてヨルダンでも避難民が大統領に反対するのではなく、大統領を支持して投票を行った…。つまり彼らはシリア軍から逃げたのではない」。

(シリア軍の弾圧を逃れてきたという避難民に取材したとのコメントを受けて)「もちろん、すべての人がテロリストから逃げてきたのではない。シリア軍でも、テロリストでもなく、より安全な場所を求めて逃げてきた人もいる。避難民にはさまざまな理由がある」。

(シリア軍が塩素ガス、「樽爆弾」を使用しているとのコメントを受けて)「きちんと答えさせてください。これは非常に重要なことです。これはシリアに対する悪意に満ちたプロパガンダの一環をなしている。まず、塩素ガスは軍用のガスではない。どこでも買える…。それは効果的ではないために、軍用のガスとしては使用されていない。それは自明のことだ。伝統的兵器の方が塩素よりも重要だ。もしそれ(塩素ガス)が効果的なら、テロリストはより大規模に使用しているはずだ…。「樽爆弾」と言うが、「樽爆弾」とは何なのか? 彼らは「樽爆弾」とは人々を無差別に殺害する爆弾で、標的を定めずに使用されると言う…。しかしこうした言説は一つの理由において非現実的だ。なぜなら標的を定めずに爆弾を使用する軍隊などないからだ…。ここで私が論証したいのは、爆弾のかたちで「樽爆弾」とか「筒型爆弾」とかと呼ぶことではない。最新鋭の米国の無人戦闘機は、パキスタン、アフガニスタン、イエメンで、最新鋭の精巧なミサイルで、テロリスト以上に民間人や無実の人々を殺してきた。標的を定めず、無差別に人を殺す爆弾が問題なのではない…。「樽爆弾」などと呼ばれているものはない。爆弾は持っているが、どんな爆弾も殺戮するためのもので、人々をワクワクさせるものではない…。我々は大変優れた軍事産業を擁している。原始的な爆弾、悪意に満ちた爆弾を持つ必要などない。この爆弾、つまり「樽爆弾」と呼ばれるものは、シリア軍を悪者扱いするためのみに使用されてきた。つまり、プロパガンダの一環だ…。私は常に、爆弾、ミサイル、そしてあらゆるものを使用していると言ってきた。しかし、我々が使用しているものをそのかたち、つまり樽型なのか、球体なのかとか、筒型なのかといった風に言い表すころとはない。武器を使用して犠牲者が出たとしても、そうしたことはあらゆる戦争において起こる間違いなのだ。しかし目標は常にテロリストを殺すことで、国民を殺すことではない。なぜなら、国民から支持を受けているのに、彼らを殺すことなどできないからだ…。我々は「樽爆弾」と呼ばれている爆弾を保有していない。メディアがそう言っているだけだ…。我々は無差別殺戮を行う「樽爆弾」などと呼ばれるものは持っていない」。

「サウジアラビアは、ワッハーブ主義という暗黒のイデオロギーに基づく、古びた専制国家、中世的システムだ…。(ワッハーブ主義とISISは)同じイデオロギー、同じバックグランドを持っている。彼ら(ISIS)のイデオロギーはサウジアラビアのワッハーブ主義の書物に基づいている…。ISISだけではなく、アル=カーイダ、ヌスラ戦線もだ。それは我々が発見したものでもなければ、奨励しているものでもない」。

「トルコというより、エルドアンの問題だ。彼はムスリム同胞団の狂信者だ。彼がそのメンバーだということではないが、彼は狂信者だ…。彼は政治的誇大妄想に囚われている。彼は21世紀というこの新しい時代にスルターンになろうとしている…。彼はテロリストがシリアに入ってくることを黙認している。彼は日々、テロリストを兵站面、軍事面で直接支援している」。

「(アイン・アラブ市と)同じ面積、規模の町であれば、数週間で解放してきた。空爆を行わずにだ…。しかし我々はアレッポ市を(解放するために)攻撃してはいない。我々はあらゆる場所でテロリストを排除しようとしている…。アレッポにも…、シリアにも穏健な武装集団などいない…。銃を持ち、人を殺し、公共の建物を破壊し、個人の財産を破壊するのがテロだ…。反体制派という言葉は、あなたの国を含む世界のどこでも、政治的な反体制派を指している。米国に武装した反体制派はいるのか? それを受け入れるのか? あなたはそれを認めないだろうし、我々も認めない。誰も武装した反体制派は認めない…。武装した反体制運動はテロだ…。しかし彼らが武器を放棄すれば、彼らはテロリストではない…。しかしISISはそうはしないだろう…。ISISにとって武器を放棄することは本質にかかわる。なぜなら、彼らのイデオロギーは戦い、殺され、天国に行くことを求めているからだ…。彼らはどのようなことがあっても交渉はしないだろう…。これに対して、多くの武装集団が武器を放棄し、シリア政府と行動を共にしている。これが現実だ。それが今起きていることであり、和解の一部をなしている」。

「イラン人は紛争が起きてから来たのでは決してない…。彼(イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官)は何十年もここ(シリア)にいる。専門家を派遣すること…は軍を派遣することとは違う…。あなたの言っていること(アサド大統領はヒズブッラーを指揮しているのかとの質問)は、イラン人がシリアで戦闘しているということをほのめかしている。しかしそれは完全に誤っている。イラン人がここに来ているのなら、我々はそのことに問題はないと発表する。なぜなら、我々には同盟国とともに戦う権利があるからだ。また我々はヒズブッラーがシリアにいると発表してきた。我々はこのことについては否定していない。イランを拒否して、なぜヒズブッラーを拒否しないのか?」。

「我々は彼ら(ヒズブッラー)を必要としていた。そうした同盟が必要だ。彼らは重要な役割を果たしている。しかし、ヒズブッラーの戦闘員数千人が(軍事的な)バランスを変化させたのではない。バランスを変化させたのは、シリアという「保育器」(シリア国民のこと)だ」。

「我々は、シリア国民が欲するものなら何でも欲する。大統領として、とどまるか、とどまらないかもだ…。こうした状況において、我々は二つのものを求めている。一つは対話、もう一つは、シリア国民を代表するあらゆる政治主体との権力の分有だ。しかし、米国、CIA、フランス、カタールなどによって作り出された政治主体とではない。シリア人を代表する愛国的な反体制派とだ…。もし憲法上の手続きに立ち返ることを望むのであれば、彼ら(反体制派)は選挙に参加すべきであって、国会、地方議会、政府などにポストを得て、政府の決定の一部をなすことができる」。

(ハーフィズ・アサド前大統領とアサド大統領の二代にわたる統治が何年続いているのかとの問いに対して「二人の大統領が…父と子だったとして何が問題なのか? 我々はジョージ・W・ブッシュがジョージ・ブッシュの息子だなどとは言わない。別問題だ。彼(ハーフィズ・アサド)は一人の大統領で、私も大統領だ。彼は当時の世代の人々の支持を得ていたし、私は今の世代の人々の支持を得ている…。あなたが示唆しているような家族支配ではない…。私が大統領になることとは無関係だ。父が死んだ時、私は何でもなかった。私は軍にいただけだ。幹部士官でもなかった…。父は私に医師を続けるため、ロンドンに戻って欲しいと考えていたが、私がそれを拒んだ。彼は私が政治に身を投じることを望んでいなかった…。父はテロリストが権力を掌握することを許さなかったろうし、外国の干渉に従属することもなかっただろう…。(今日と)同じようなことは…1970年代末から80年代初めにかけても発生し、ムスリム同胞団が暗殺、殺戮、破壊、爆破を行ったが、父は彼らと戦った。それが大統領しての彼の任務だった。それがしなければならないことだ。テロリストが国民を殺すのを放置することが任務か?… しかし(そうした考え方で)手段を正当化するだけではマキャベリズムだ。価値観や原則を持たねばらならい。憲法、国益を担わねばならない。価値観に従い、国民、シリアの市民を守り、国を防衛する。国益のために、テロリストを排除する。我々はマキャベル的にだけでなく、このように考えている」。

「ロシアは世界における均衡を作り出そうとしている。それはシリアだけに関するものではなく…、それ以外の場所においてもだ。つまり世界の未来に関わる問題だ…。彼ら(ロシア)はシリアに安定と政治的解決を欲している…。イランも同じだ。シリアとイランとロシアはこの紛争を真摯に捉えている…。彼らは何も求めてきていない…。なぜなら彼らはシリアのために行動していないからだ。彼らは地域、世界のために行動している。なぜなら、安定は彼らにとって重要だからだ。ここで紛争が起きることで、それ以外の場所の誰かにも飛び火するからだ…。ロシア、イラン、そしてシリアを支援するそれ以外の国々は国益を共有している。これらの国が大統領、政府を支持しているからではなく、地域の安定を欲しているからだ」。

「すべてをスンナ派とシーア派の対立に結びつけることは、イランにとって有害だ…。イランはそう考えているし、我々もそう見ている…。彼ら(イラン)は常に和解、イスラーム教徒どうしの一体化を望んでいる。なぜならそれがイランにとって良いことだからだ…。彼らはサウジアラビア、ワッハーブ主義者たちが、イスラーム教徒を味方にづけようとしてこの紛争を煽っていることを知っている…。(中東の紛争をスンナ派とシーア派の宗派対立として捉えることは)正確ではない。その理由は、イランがスンナ派を、サウジアラビアがシーア派を攻撃しようとしているに見えてしまうからだ…。イランは決して他国の内政には干渉しない。シリアに対してもだ…。スンナ派とシーア派という対立をめぐるすべての問題は、サウジアラビアのイニシアチブとプロパガンダによるものだ…。それは、サウジアラビア、ISIS、ヌスラ戦線が奨励しようとしているものだ。彼らは、その政治的言説において、いつも宗派主義的な論点に言及する」。

「シリアで起きていることは内戦ではない…。シリアにあるのは、テロリストが浸透した地域で、人々はこうしたテロリストのテロの被害を受けている…。社会のなかに分裂など生じていない。宗派主義的な論争もない…。国民は…、宗派、宗教などの統合をめぐってこれまで以上に結束するようになっている…。社会は人道的な問題に苦しんでいるが、決して分断されていない」。

(欧米諸国がシリア政府の正統性を否定することに関して)「これはシリアの内政への干渉だ…。シリア国民の支持がある限り、気にはしない。それが私の正統性だからだ。正統性は国内から生じるものだ。しかしなぜ(欧米諸国は正統性を否定するの)か…? なぜなら欧米諸国は、他国において…操り人形を利用しているからだ」。

「私が大衆の支持を得られなくなり、シリアの国益や価値観を代表できなくなれば(大統領を辞任するだろう)…。(国民の支持を得られているか否かは)私が決めるのではない。私は彼らと接触することで感じとることしかできない。私は人間だ。国民すべてと直接県警を築くことなど一人の人間には不可能だ…。もし彼らが私を支持していないのなら、彼らは他の陣営のもとに行って、支持することができるはずだ。しかし、彼らはそうはしなかった。なぜだ? 答えは明白で、きわめて具体的なはずだ」。

「国際社会における当事者、まずは米国…、そして我々の隣国であるにもかかわらず消極的な役割を演じているトルコ、さらにはサウジアラビア、カタールといった地域の当事者について言及しなければならない。我々はテロとの戦いにおいてこれらの国が結束するのを見たいと考えている…。これらの国が現実、そして未来をはっきりと見通すことができるのであれば、シリアを含むすべての国と対話をするだろう」。

(「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」とのケリー国務長官の発言に関して)「我々はこの発言で、米政権がこれまでの孤立化政策を放棄しようしていると感じることができた…。この政策は彼らにとっても我々にとっても有害だ。なぜならある国を孤立化させると、米国自身も孤立化を余儀なくされ、情勢に影響を及ぼせなくなるからだ…。だから我々の印象はというと、我々は楽観的、これまで以上に楽観的になったというものだ…。「対話」という言葉を米国が口にするのを、グローバル・レベルにおいて長らく耳にすることはなかった」。

「米国は話し合いの準備はできているだろうか? 我々はいつも開放的だ。決して門戸を閉ざすことはなかった。彼らは対話の準備をすべきだ、彼らは交渉の準備をすべきだ。我々は米国に制裁を科したことなどない。我々は米国民を攻撃したこともない。我々は米国内で活動するテロリストも支援したことはない。しかし米国はそうしたことをやってきた。我々は常に米国と良い関係を築きたいと考えている…。超大国だからだ」。

CBS, March 29, 2015、March 30, 2015、SANA, March 31, 2015をもとに作成。

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カナダ議会はカナダ軍のシリア爆撃への参加を承認(2015年3月31日)

カナダ議会は、ステファン・ハーバー首相によって提出されたシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合への空爆参加などを骨子とする法案を賛成142、反対129で承認した。

同法案は、シリア空爆への参加の他、カナダの有志連合への参加期間を2016年3月30日まで延長することを定めている。

AFP(3月31日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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サウジ外相「シリアにおける軍事的均衡の実現をめざす」(2015年3月31日)

サウジアラビアのサウード・サイファル外務大臣は、シューラー議会(上院に相当)特別会で、シリア情勢に関して「現地における軍事的均衡の実現をめざし、国を破壊するような軍事的決着に固執するダマスカスの「と殺人たち」に平和的解決に向けた対応を行わせる」と証言し、シリアへの内政干渉を継続する意思を改めて強調した。

SPA(3月31日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、SPA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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クウェートでシリア支援国会議(第3回)が開催(2015年3月31日)

クウェートで、国連主催のもとシリア支援国会議(第3回)が開催され、潘基文事務総長のほか、78カ国の代表が参加し、国外避難民などへの支援策などについて協議し、各国が総額38億米ドル相当の支援を行うと誓約した。

この額は、UNHCRが、避難民を1年間支援し続けるのに必要だとして提示していた84億米ドルの半分にも満たない額。

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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トルコ領内での米国によるシリアの「穏健な反体制派」への軍事教練開始は5月に延期(2015年3月31日)

イスメト・ユルマズ国防大臣は記者団に対して、トルコ領内での米国によるシリアの「穏健な反体制派」の軍事教練が5月に開始される予定だと述べた。

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は27日に、米政府が、3月に開始予定だったシリアの「穏健な反体制派」教練を延期したと述べていた。

アナトリア通信(3月31日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2015、Anadolu Ajansı, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハマー県マブウージャ村の住民40人あまりを焼き殺す(2015年3月31日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派、イスマーイーリー派、スンナ派が共生するマブウージャ村をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃、数時間にわたって占拠し、女性、子供を含む住民40人あまりを焼き討ち、殺害した。

これに関して、SANA(3月31日付)は、軍部隊が、国防隊や住民の支援を受け、マブウージャ村に対するテロリストの攻撃を撃退したと伝えた。

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アレッポ県では、ARA News(3月31日付)によると、ジャラーブルス市でダーイシュ(イスラーム国)メンバーがモスク前で9歳の子供2人に暴行を加えた。

2人が礼拝せず、モスクの外で遊んでいたために暴行したという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ミールビーヤ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などをシリア軍が砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地に近いジャフラ村近郊でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またクッルナー・シュラカー(3月31日付)は、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)が自発的に戦闘員として参加した住民に対して、8米ドルの手当を支給するとの新たな方針を決定したと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(3月31日付)によると、ラッフーム村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル村東部、アブー・キッラダム北部で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イラクのハイダル・アバーディー首相は、イラク軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末にティクリート市内の行政庁舎が建ち並ぶ中心部を制圧し、同市をほぼ完全に制圧した、と発表した。

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団「イドリブ市を暫定政府の首都にする意思はない」(2015年3月31日)

シリア革命反体制勢力国民連立とシリア国民評議会を主導するシリア・ムスリム同胞団のファールーク・タイフール氏(シリア国民評議会副議長)は、サウジアラビア日刊紙『ウカーズ』(3月31日付)に対して、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市を暫定政府の主都とする意思はないと述べた。

タイフール氏は「バッシャールの体制は慈悲というものを知らない。毎日甚大な被害をもたらし、我々は塩素ガス、樽爆弾による攻撃を目の当たりにしてきた。(現政権は)最後の呼吸をしていること、イドリブの戦いで敗北したこと、自らの敵対的行為が撤退宣言を前にした負け犬の行為でしかないことさえ認めようとしない」と批判した。

そのうえで、ファトフ軍を「自由シリア軍」、「革命家」と評し、「自由シリア軍はアリーハー市、ジスル・シュグール市への道を進むだろう。それによってイドリブ県は完全に革命家によって掌握される」と主張するとともに、サウジアラビアの主導のもと、イエメンで開始された「ハズムの嵐作戦」を肯定的な政治的雰囲気をもたらしたと高く評価した。

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、‘Ukaz, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合は、アル=カーイダ系武装集団が制圧したイドリブ市上空に飛行禁止空域を設定するよう有志連合に要請(2015年3月31日)

シリア革命反体制勢力国民連立のサーリム・ムスラト報道官は声明を出し、米国など有志連合に対して、アル=カーイダ系武装集団からなるファトフ軍によって制圧されたイドリブ市上空を飛行禁止空域に設定し、シリア軍による空爆を阻止するよう呼びかけた。

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系武装集団に制圧されたイドリブ市をめぐる動き(2015年3月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市各所をシリア軍が地対地ミサイル、空爆などで攻撃、過去48時間での死者数が女性、子供を含めて32人となった。

クッルナー・シュラカー(3月31日付)などによると、空爆は、イドリブ市北部のアブドゥッラフマーン・ガーフィキー学校一帯など、市内のキリスト教地区、治安厳戒地区などに対して行われた。

これに関して、反体制活動家らは「シリア軍戦闘機が住宅地を空爆し…、新たな虐殺がなされた」と批判している。

また、クッルナー・シュラカー(3月31日付)によると、反体制武装集団がジスル・シュグール市南東に位置するミンタール村でシリア軍と交戦、同村の検問所を制圧した。

一方、SANA(3月31日付)によると、トルコ国境からイドリブ市に至る兵站路、ビンニシュ市、カフル・ジャーリス村、サラーキブ市、サルミーン市、ファイルーンで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またイドリブ市では、シリア軍は、シャームの民のヌスラ戦線が主導する「タクフィール主義組織」を「正確に捕捉し重点的攻撃」を加え、住民を攻撃するサウジ人戦闘員らテロリスト多数を死傷させたという。

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アッシリア人権監視団は、イドリブ市制圧に参加しているシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員がキリスト教徒2人(83歳の老人と44歳になるその娘)を連行し、殺害した、と発表した。

殺害の理由に関して、同監視団は、「政権に内通していたためで、宗教的な理由ではない」としている。

また、AKI(3月31日付)は、武装集団がイドリブ市内にある聖マリア教会のイブラーヒーム・ファラフ神父(57歳)を一時拘束したが、その後危害を加えずに解放したと報じた。

ARA News(3月31日付)によると、ファラフ神父を拘束したのはシャームの民のヌスラ戦線戦闘員だという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月31日付)は、シャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団がキリスト教徒住民の安全を確保し、彼らをイドリブ県外に「避難させている」と伝えた。

同報道によると、キリスト教徒住民20世帯以上が13台の車に分乗し、シャーム自由人イスラーム運動の保護のもと、ハマー県各所に避難していったのだという。

なお、同監視団によると、イドリブ市には1,000人から1,500人のキリスト教徒が暮らしているという。

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『ハヤート』(4月1日付)などによると、イドリブ市内で、ファトフ軍の戦闘員が、フランス委任統治に対する抵抗運動の指導者の一人イブラーヒーム・ハナーヌーの像を破壊するビデオ映像、画像がインターネット上に公開された。

ハナーヌー像は30日に破壊されたと思われる。

Kull-na Shuraka', March 31, 2015
Kull-na Shuraka’, March 31, 2015

AFP, March 31, 2015、AP, March 31, 2015、ARA News, March 31, 2015、Champress, March 31, 2015、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2015、al-Hayat, April 1, 2015、Iraqi News, March 31, 2015、Kull-na Shuraka’, March 31, 2015、al-Mada Press, March 31, 2015、Naharnet, March 31, 2015、NNA, March 31, 2015、Reuters, March 31, 2015、SANA, March 31, 2015、UPI, March 31, 2015などをもとに作成。

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シリア人権ネットワークが、国連にシリア軍によるクラスター爆弾使用を禁止する決議採択を要求(2015年3月30日)

反体制組織のシリア人権ネットワークは、シリア軍が「クラスター爆弾」を使用していると指摘、国連に対してその廃棄を求める決議の採択を求めた。

同ネットワークによると、シリア軍は2012年7月にイドリブ県マアッルシューリーン村で初めて「クラスター爆弾」を戦闘機から投下、それ以降、200回以上におよぶ「クラスター爆弾」での攻撃で420人(そのほとんどが民間人)が死亡しているという。

AFP, March 30, 2015、AP, March 30, 2015、ARA News, March 30, 2015、Champress, March 30, 2015、al-Hayat, March 31, 2015、Iraqi News, March 30, 2015、Kull-na Shuraka’, March 30, 2015、al-Mada Press, March 30, 2015、Naharnet, March 30, 2015、NNA, March 30, 2015、Reuters, March 30, 2015、SANA, March 30, 2015、UPI, March 30, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)が離反戦闘員7人を処刑(2015年3月30日)

ダーイシュ(イスラーム国)は、アレッポ県マンビジュ市東部郊外で、チュニジア人戦闘員ら7人が離反しようとしたとして、処刑した。

ARA News(3月30日付)が伝えた。

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ハサカ県では、ARA News(3月30日付)によると、イスラーム軍に所属するというハイズーム中退が、シャッダーディー市で郊外でダーイシュ(イスラーム国)宗教警察(ヒスバ)司令官のアブー・バッラー・リービー氏を殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(3月30日付)によると、ウンク・ハワー村、ラッフーム村などで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地近くのサルダ山一帯でシリア軍、親政権民兵がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員23人(ほとんどが外国人)を殲滅した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月30日付)は、ダイル・ザウル市ジャウラ地区では、シリア軍と同地区の部族からなる「シャッビーハ」が、シリア赤新月社が搬入した物資の配分をめぐって対立、武力衝突したと伝えた。

ARA News(3月31日付)によると、この衝突で民間人3人が巻き添えとなって死亡した。

AFP, March 30, 2015、AP, March 30, 2015、ARA News, March 30, 2015、March 31, 2015、Champress, March 30, 2015、al-Hayat, March 31, 2015、Iraqi News, March 30, 2015、Kull-na Shuraka’, March 30, 2015、al-Mada Press, March 30, 2015、Naharnet, March 30, 2015、NNA, March 30, 2015、Reuters, March 30, 2015、SANA, March 30, 2015、UPI, March 30, 2015などをもとに作成。

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イドリブ市制圧に関する続報:アル=カーイダ系武装集団7,000人がトルコ経由で300万米ドル相当の「大量の最新兵器、装備」を入手し同市を制圧(2015年3月30日)

『ハヤート』(3月30日付)は、複数の消息筋の話として、29日にイドリブ市を完全制圧した「ファトフ軍」が約7,000人の戦闘員を擁していたと伝えた。

同紙によると、戦闘員の内訳は以下の通り:

シャームの民のヌスラ戦線1,000人
シャームの鷹旅団(アフマド・イーサー・シャイフ氏が指導)1,000人
シャーム自由人イスラーム運動(ハーシム・シャイフ氏が指導)900人
そのほかの武装集団300人

また『ハヤート』は同消息筋からの情報として、イドリブ市制圧は、数ヶ月前にトルコから300万米ドル相当の「大量の最新兵器、装備」が、シャーム自由人イスラーム運動などに届けられたことで可能になったと指摘した。

これに対して、イドリブ市の防衛にあたっていたシリア軍は3,000人、国防隊は1,500人に過ぎなかったという。

戦闘では、双方合わせて170人の兵士、戦闘員が死亡した。

なお、人口40万人のイドリブ市からは、大量の避難民が市外に脱出している一方、トルコやイドリブ県各地に避難していた住民がイドリブ市への帰路についているという。

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『ハヤート』はまた、イドリブ市を制圧した武装集団が、ラッカ市での「失敗」を教訓とするかたちで、文民と武装集団による合同の統治評議会の設置を模索していると伝えた。

これに関して、シャーム自由人イスラーム運動広報局長のアブー・ヤズィードを名乗る人物は、「イドリブ市の行政は軍の管理のもとに置かれる」と述べた。

一方、サウジアラビア人説教師でジハード布教者センター代表のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ヌスラ戦線)はツイッターで、「戦闘に参加した武装集団が、作戦の開始時刻、計画などのすべてを合意し憲章に記していた」としたうえで、「(イドリブ市)解放後の協議も開始され、シャリーア委員会の人選もなされた。また捕獲品、拠点の分配、さらにはすべての武装集団からなるイドリブ行政評議会の設置のしくみについても合意がなされた」とつぶやいた。

ムハイスィニー氏によると、この合意は、ファトフ軍に参加した戦闘員250人に1人の割合でイドリブ行政評議会に議席を与えられ、この配分に従いヌスラ戦線は4議席、シャーム自由人イスラーム運動(完全合併したシャームの鷹旅団を含む)が9議席を確保するのだという。

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イドリブ県では、シャーム軍団広報局によると、イドリブ市で、軍事情報局の拘置所に拘留されていたとされる男性15人の遺体が発見された。

同広報局によると、「軍事情報局がイドリブ市から放逐される前に彼らを処刑した」のだという。

またツイッターなどでも、イドリブ中央刑務所の懲罰房でも遺体9体が発見されたとの書き込みがあり、その画像が公開された。

一方、シャーム自由人イスラーム運動に所属するアッバース旅団は声明を出し、イドリブ市の政治治安部の拘置所で拘束されていた若者らを解放したと発表、約10名の氏名を発表した。

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SANA(3月29日付)は、「ファトフ軍」によって奪われたイドリブ市に関して、シリア軍がイドリブ市から撤退し、トルコから侵入する武装集団に対峙するための再配備を行ったと伝えた。

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シャーム自由人イスラーム運動のハーシム・シャイフ総司令官は、イドリブ市制圧に合わせて声明を出し、イドリブ市内の民間人に対してシリア軍が砲撃を加えれば、フーア市、カファルヤー町に対して報復攻撃を行うと脅迫した。

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クッルナー・シュラカー(3月29日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動は、イドリブ市でのシリア軍との戦闘で死亡した司令官4人(アブー・バッラー・ミスリー氏ら)の葬儀を執り行った。

AFP, March 29, 2015、AP, March 29, 2015、ARA News, March 29, 2015、Champress, March 29, 2015、al-Hayat, March 30, 2015、Iraqi News, March 29, 2015、Kull-na Shuraka’, March 29, 2015、al-Mada Press, March 29, 2015、Naharnet, March 29, 2015、NNA, March 29, 2015、Reuters, March 29, 2015、SANA, March 29, 2015、UPI, March 29, 2015などをもとに作成。

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サウジ外相がアラブ連盟首脳会議でロシアのプーチン大統領を批判(2015年3月29日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はアラブ連盟首脳会議(28~29日、エジプト、シャルフ・シャイフ)に宛てて書簡を送り、そのなかで「外国の内政干渉なしに、平和的な方法で…(アラブ諸国のあらゆる)問題の正常化を支持する」としたうえで、「多くのアラブ諸国の治安状況がテロ活動によって脅威にさらされている」ことへの懸念を表明した。

アフマド・ベン・フッリー事務副長が代読したこの書簡に対して、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は「アサド政権に武器を供与しながら、どうして政治的解決について語ることができるのか?… ロシアはシリア国民の苦しみの一部をなしており、シリア政府は正統性を失っている」と批判した。

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一方、シリア革命反体制勢力国民連立は、エジプトのシャルフ・シャイフで開催されていたアラブ連盟首脳会議(28~29日)への出席が求められたなかったことに関して、遺憾の意を表明した。

AFP, March 29, 2015、AP, March 29, 2015、ARA News, March 29, 2015、Champress, March 29, 2015、al-Hayat, March 30, 2015、Iraqi News, March 29, 2015、Kull-na Shuraka’, March 29, 2015、al-Mada Press, March 29, 2015、Naharnet, March 29, 2015、NNA, March 29, 2015、Reuters, March 29, 2015、SANA, March 29, 2015、UPI, March 29, 2015などをもとに作成。

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ラスク米国務省報道官「アサド大統領には暴力、殺戮、爆撃を停止し、真摯に交渉を始める能力がある」(2015年3月29日)

米国務省のジェフ・ラスク報道官は記者会見で「バッシャール・アサド大統領は、現在シリア国内で行われている紛争を食い止めることができる。それは、彼の政権がシリアの反体制派との真摯な対話に入り、ジュネーブ合意に沿った真の政治的正常化にいたる用意があることを示すことを通じてなされる」と述べた。

ラスク報道官は「アサドには、暴力、殺戮、空爆を停止し、真摯に交渉を始める能力がある…。ジュネーブ合意に従って再び交渉を行う必要がある」と述べた。

また「ジュネーブ・プロセスの枠組みのなかで行われる交渉にシリア政府の代表がいる必要がある。しかし、アサドの発言のなかには、ジュネーブ合意の原則に基づいて政府が参加の用意があることを示すものがない」と批判した。

ARA News(3月29日付)が伝えた。

AFP, March 29, 2015、AP, March 29, 2015、ARA News, March 29, 2015、Champress, March 29, 2015、al-Hayat, March 30, 2015、Iraqi News, March 29, 2015、Kull-na Shuraka’, March 29, 2015、al-Mada Press, March 29, 2015、Naharnet, March 29, 2015、NNA, March 29, 2015、Reuters, March 29, 2015、SANA, March 29, 2015、UPI, March 29, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県、ハサカ県で、シリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年3月29日)

アレッポ県では、ARA News(3月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、アイン・アラブ市東部の5カ村を制圧した。

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ハサカ県では、SANA(3月29日付)によると、ハサカ市西部郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、クッルナー・シュラカー(3月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・タムル町に侵攻しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

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有志連合合同司令部は、28日夜から29日朝にかけて、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回の空爆を行ったと発表した。

ARA News(3月29日付)が伝えた。

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ARA News(3月30日付)は、ダーイシュがハマー県某所で「ヌサイリー派」(アラウィー派)とされる7人にオレンジ色の囚人服を着せて殺害したとされる映像(29日付)が公開された、と伝えた。

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ARA News(3月30日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル県ブーカマール市の戦闘員をイラク領内に移動させた、と伝えた。

AFP, March 29, 2015、AP, March 29, 2015、ARA News, March 29, 2015、March 30, 2015、Champress, March 29, 2015、al-Hayat, March 30, 2015、Iraqi News, March 29, 2015、Kull-na Shuraka’, March 29, 2015、al-Mada Press, March 29, 2015、Naharnet, March 29, 2015、NNA, March 29, 2015、Reuters, March 29, 2015、SANA, March 29, 2015、UPI, March 29, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合はアラブ首脳会議への出席を要求(2015年3月28日)

シリア革命反体制勢力国民連立は、アラブ連盟首脳会議(28~29日)開催に合わせて声明を出し、「ウマイヤ朝の首都ダマスカスが、サファヴィー朝ペルシャの占領のもとにある」と主張、連立を「シリア国民の唯一の正統な代表」として承認した2013年3月のアラブ連盟外相会議の決定に従い、連立の代表を首脳会議に出席させるよう求めた。

AFP, March 28, 2015、AP, March 28, 2015、ARA News, March 28, 2015、Champress, March 28, 2015、al-Hayat, March 29, 2015、Iraqi News, March 28, 2015、Kull-na Shuraka’, March 28, 2015、al-Mada Press, March 28, 2015、Naharnet, March 28, 2015、NNA, March 28, 2015、Reuters, March 28, 2015、SANA, March 28, 2015、UPI, March 28, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県、ダイル・ザウル県でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦(2015年3月28日)

ヒムス県では、SANA(3月28日付)によると、スフナ市一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月28日付)によると、サルダ山で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(3月28日付)によると、バーブ市でダーイシュ(イスラーム国)が、拘置所から脱走したというクルド人2人を拘束し、処刑した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン山地一帯郊外(スィース地方)に、ジハード主義武装集団が進軍、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、ARA News(3月29日付)によると、ハサカ市南部郊外のサブア・サクール村近郊で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, March 28, 2015、AP, March 28, 2015、ARA News, March 28, 2015、March 29, 2015、Champress, March 28, 2015、al-Hayat, March 29, 2015、Iraqi News, March 28, 2015、Kull-na Shuraka’, March 28, 2015、al-Mada Press, March 28, 2015、Naharnet, March 28, 2015、NNA, March 28, 2015、Reuters, March 28, 2015、SANA, March 28, 2015、UPI, March 28, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領、ロシアのメディア8社の合同インタビューに応じる:「テロを支援している国から構成されている有志連合がテロに対抗することなどできない」(2015年3月27日)

アサド大統領はシリアを訪問しているロシアのメディア8社との合同インタビューに応じた。

合同インタビューを行ったのは、『ロシースカヤ・ガゼタ』紙、タス通信、ロシア・セヴォードニャ、スプートニク・ラジオ、ズヴェズダ・チャンネル、ロシア24チャンネル、RTチャンネル(アラビア語放送)、スプートニクの8社。

インタビューはアラビア語で行われ、その全文はSANA(3月27日付)で映像(https://youtu.be/tbTmcuyLdx4)とともに公開された。

SANA, March 27, 2015
SANA, March 27, 2015

合同記者会見でのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「(政府と反体制派の和解交渉に向けた)イニシアチブは必要だと言える…。欧米諸国の多くは、シリアと我々の地域で、「テロとの戦い」の名のもとにで戦争を始める方向に進もうとしてきた…。(和解交渉に向けた)ロシアのイニシアチブは必要だ。なぜならそれは政治的解決を確かなものとし、米国、フランス、英国といった欧米諸国における主戦論者の道を閉ざしてきたからだ…。主題はシリア人どうしの対話である。成功させるにはこの対話がシリアだけのものでなければならず、対話を行う当事者に外国の影響が及んではならない。ここで問題になっているのは、対話に参加しようとする多くの当事者が欧米諸国は地域諸国の支援を受けているということで、それが彼らの決定に影響を及ぼしてしまっている…。このイニシアチブを成功させるには、外国は干渉しないことが求められている…。シリア人の対話でなければならず、現在ロシアが果たしている役割は、シリア人どうしの対話プロセスを促すものであって、シリア人に考え方を押しつけるものではない」。

「スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表のイニシアチブ(アレッポ市での戦闘中止イニシアチブ)は、多くの当事者によって左右されている…。このイニシアチブは…アレッポの各所にいるテロリストや武装集団の要求によっても左右される。こうした問題はまた、シリア人どうしの対話にもある。武装集団の一部は、外国に従属している。アレッポ市の問題に限定すると、同地のテロ集団はトルコから直接支援を受けている。だからこれらの勢力は当初からデミストゥラ氏のイニシアチブを拒否した…。デミストゥラ氏のイニシアチブはその内容において重要であり、我々はそれがきわめて現実的な内容だと考えている。武装集団に資金援助を行うトルコなどの外国が干渉を止めれば、その成功の機械は大きなものになる」。

「いかなる問題も政治的解決をもって終わるものだと私は言ってきた。だが、政治的解決はつねに時間がかかり、ゆっくり行われれるものだ…。シリアにおける国民和解は、大きな成功を収めている。これにより、さまざまな地域においてシリア国民の治安状況は改善されてきた」。

「これらの発言(アサド政権の退陣を求める欧米諸国の発言)は、危機の当初から耳にしてきたもので、欧米のメンタリティを表している。植民地主義的メンタリティをだ…。ある国のことが気に入らない場合、欧米諸国はその国、さらには大統領を交替させようとする…。この論理のもとで彼らが話すとき、彼らはこうした国の国民を見てはいない…。しかし各国国民は今日、自らの未来、運命、統治者を外国によって決められることを受け入れない…。欧米諸国や地域における同盟国が行ってきたすべての発言に、我々は感心などなかった。大統領は退任するとかとどまるなどと彼らが言おうが関係ない。彼らが、大統領は正統だと言おうが言うまいが我々には関係ない。正統性は国民から生じるのであり、シリアにおいて国家が持ちこたえている理由があるとすれば、それは国民の支持があるからだ。我々は西欧の発言に時間を割く必要などない。彼らは毎日矛盾した発言をする用意をしているだけだ」。

「もちろん、宗派をめぐる問題が社会に亀裂を生み出すかたちで存在すれば、外国がこの問題(宗派対立)をもてあそび、混乱を作り出すことは簡単だろう…。しかし、さまざまなメディア、とりわけ宗教機関を通じて、我々はこうした問題を克服してきた。そして、問題が宗派や宗教とは関係がなく、外国の支援を受けたテロが問題なだけだということを明らかにしてきた。かくして我々は成功を収め、きわめて危険な問題を克服できたのだ」。

「欧米諸国はパートナーを受け入れない。従属する国が欲しいだけだ。米国は欧米諸国のパートナーを受け入れようとさえしていない」。

(ジョン・ケリー米国務長官が「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」と述べたことに関して、「(世界は米国高官が日によって矛盾したことを言うのに慣れてしまっていると思う…。このことは米政権内に対立があるということを表している…。シリアやウクライナをめぐって起きている最も重要な対立とは、二つの陣営による対立だ。第1の陣営は、シリアやイラクに戦争や軍事的介入をしたいと考え、ウクライナに派兵したいと考える陣営…。第2の陣営はこれまでの戦争を教訓として介入に反対する陣営だ…。今日もなお、我々は米政権内に真の政策転換が生じたとは考えていない。我々は過激な陣営が依然として世界のほとんどの地域における政策を決定していると見ている」。

「有志連合の空爆は1日平均で10回前後しか行われていない…。我々は、先進国や豊かな国など60カ国かなる有志連合について話している。一方、シリア空軍はこの有志連合に比べると小さなものだが、1日だけで60カ国が行う倍以上の空爆を行っている…。このことは、有志連合が真剣さを欠いていることを示している。ダーイシュ(イスラーム国)がシリアやイラクで…これ以上拡大することを望んでいない国もおそらくあるのだが、同時に、ダーイシュを根絶することも望んでいないようだ。これらの国々はテロのインフラが維持され、それを利用して他の国を脅迫し、揺さぶろうとしている。率直に言うと、今のところ、テロとの戦いにおいて真剣さを見出すことができないのだ…。しかし別の側面もある。すなわち、政治的観点から見ると、テロを支援している国から構成されている有志連合がテロに対抗することなどできない」。

(中東地域に平和維持軍の展開を求めるかとの問いに関して)「平和維持軍は交戦国で兵力を引き離すために展開する。ダーイシュのために平和維持郡を展開するということは、ダーイシュを国家として承認することを意味する。これは受け入れられるものではなく、危険でもある…。ダーイシュだけでなく、シャームの民のヌスラ戦線についても言及したい。これらの組織はアル=カーイダとつながりがある組織で、こうした組織が社会に入り込んでいるのだ」。

「ムスリム同胞団はイスラーム世界におけるアル=カーイダの実質的、そして真の序曲をなしていた…。当時(1980年代)、我々はムスリム同胞団に対するイデオロギー闘争を…正しいイスラームを普及することを通じて行った。しかし現在は事情が異なっている。当時はインターネットもSNSもなかったし、衛星メディアもなかった。当時は文化の問題を掌握することは容易だった。今日我々が立ち向かっている問題は、あなた方の国であなた方が立ち向かっている問題でもあり、多くのイスラーム諸国が立ち向かっている問題でもある」。

「東地中海、そしてシリアのタルトゥース港を含む世界各所におけるロシアのプレゼンスは、ソ連崩壊によって失われたある種のバランスを作り出すうえできわめて重要だ…。我々にとって、我々の地域においてロシアのプレゼンスが強まることは、この地域が安定するうえでよりよいことだと考えている。なぜなら、ロシアは世界の安定に重要な役割を担っているからだ…。それゆえ、私は、東地中海、とりわけシリアの海岸そして港湾にロシアのプレゼンスが広がることを歓迎すると明言したい」。

「テロリストを支えるプロパガンダは、分離主義、宗派主義、人種主義といった言葉が利用されている。その目的はシリア社会を構成するさまざまな集団を国外に逃げ出させようとすることになった…。しかし実際のところ、テロリストはマイノリティを攻撃しているのではない。彼らはシリア全体を攻撃しているのだ。マイノリティだけが標的なのではない。だが、こうしたプロパガンダは彼らがシリア国内に亀裂を作り出そうとする際に必要だったのだ」。

「我々は、シリアとエジプトが近く接近することを願っている。なぜなら、シリア・エジプト関係はアラブ情勢全体にとって重要だからだ」。

(2月にフランス国会議員使節団がシリアを訪問したことに関して)「シリアを最近したこうした使節団のなかには、この地域で起きていることを伝える欧米諸国のメディアが信用を欠いていると述べるものもあった」。

SANA, March 27, 2015をもとに作成。

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ロシア海軍はタルトゥース港の軍備増強を決定(2015年3月27日)

SANA(3月27日付)は、ロシア海軍参謀本部筋の話として、タルトゥース港のロシア海軍の兵站技術センターのインフラを最新化する決定がなされたと伝えた。

同消息筋によると、この最新化は、地中海地域におけるロシアの政治的・軍事的な地位の維持強化を目的としてロシア政治指導部によって決定され、シリア側との調整のもと、地対空防衛システムの増強、駆逐艦ゼヴェロモルスクの配備などが行われるという。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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シリアの反体制派はこぞってサウジアラビア主導のイエメン爆撃を支持(2015年3月27日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、サウジアラビアが主導するイエメンのフースィー派拠点などへの空爆(「ハズムの嵐」作戦)に関して、「地域諸国に対してイランが宣戦布告した戦いを停止させるための論理的な選択」と述べ、支持を表明した。

Kull-na Shuraka', March 27, 2015
Kull-na Shuraka’, March 27, 2015

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イスラーム軍総司令部は声明を出し、サウジアラビアが主導するイエメンのフースィー派拠点などへの空爆(「ハズムの嵐」作戦)に関して、「イランの占領とそれを支える国内の民兵の拠点に打撃を与えるため、シリアに活動を拡大」するよう空爆参加諸国に求めた。

またイスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官はツイッターで、「サウジアラビアの要請を受け、イスラーム軍戦闘員5,000人をイエメンに派遣した」とつぶやいた。

Kull-na Shuraka', March 27, 2015
Kull-na Shuraka’, March 27, 2015

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シャーム軍団は26日付で声明を出し、サウジアラビアが主導するイエメンのフースィー派拠点などへの空爆(「ハズムの嵐」作戦)に関して「イランの占領拡大の脅威から地域の安全を維持する」ものだとして支持を表明した。

Kull-na Shuraka', March 27, 2015
Kull-na Shuraka’, March 27, 2015

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自由シリア軍南部戦線第1軍は声明を出し、サウジアラビアが主導するイエメンのフースィー派拠点などへの空爆(「ハズムの嵐」作戦)に関して、「イランのあからさまな介入の結果」だと位置づけ、支持を表明した。

Kull-na Shuraka', March 27, 2015
Kull-na Shuraka’, March 27, 2015

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を爆撃(2015年3月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるジュダイダ・アカイダート村を空爆し、子供4人と女性1人の合わせて5人が死亡した。

また、クッルナー・シュラカー(3月27日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市からマヤーディーン市にいたる砂漠地帯に堀を掘削していると伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がタイフール航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シリア軍兵士5人が死亡した。

この戦闘でダーイシュはシリア軍の戦車などを捕獲したほか、兵士4人を斬首した。

またダーイシュのシャリーア法廷はハーヌータ村で、「イスラーム国と戦うためにトルコから武器を搬入」したとの罪で離反士官(少佐)1人を、また「体制に内通し、武器を所持していた」との罪で2人を処刑した。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうち6回がシリア領内(アイン・アラブ市一帯)に対して行われたという。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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トルコ軍参謀総長がスライマーン・シャー廟跡を訪問、ヌスラ戦線戦闘員を収容するための病院を指定(2015年3月27日)

トルコ軍のネジュデト・オゼル参謀長は軍司令官らとともにシリア領内のアシマ村(アレッポ県)に不法入国し、トルコ領の飛び地スライマーン・シャー廟跡地(アレッポ県)を訪問した。

スライマーン・シャー廟は、2月21~22日にトルコ軍が侵入、棺を持ち出した後に破壊していた。

『ハヤート』(3月28日付)が伝えた。

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トルコの『ハキトイェト』(3月27日付)は、トルコ政府が、ガズィアンテップ県内にある国立イェルミ・ベシュ病院を、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を受け入れるための専門病院に指定したと報じた。

ARA News(3月27日付)が伝えた。

ARA News, March 27, 2015
ARA News, March 27, 2015

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ARA News(3月27日付)は、ハサカ県ダルバースィーヤ市でトルコ領内に越境しようとしたクルド人青年1人をトルコの国境警備隊が射殺したと伝えた。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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国内の反体制政治組織が「モスクワ2」ヘの参加の意思を表明(2015年3月27日)

シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表は、ロシアが開催を準備しているシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」に関して「代表とメンバー2人が会議に参加するだろう」と述べるとともに、自身に科されている渡航禁止措置の解除を求めた。

また民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム報道官も「委員会は、総合調整役(ハサン・アブドゥルアズィーム氏)とメンバー2人を参加させるだろう…。委員会が前回の会議を欠席したのは、政治勢力としての委員会にではなく、そのメンバー個々人に招待状が送られてきたからだ」と述べた。

『ハヤート』(3月28日付)が伝えた。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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ダルアー県にイラン製無人偵察機が墜落(2015年3月26日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月26日付)は、イラン製の無人偵察機がダルアー県サナマイン市南部の民家の屋上に墜落したと報じ、その写真を掲載した。

Kull-na Shuraka', March 27, 2015
Kull-na Shuraka’, March 27, 2015

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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エルドアン・トルコ大統領は地域諸国の主権尊重と独立の必要を強調し、イランにイエメン、シリア、イラクからすべての戦闘部隊の撤退を求める(2015年3月26日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はアンカラでのコートジボワール大統領との共同記者会見で、イランに対して、イエメン、シリア、イラクからすべての戦闘部隊を撤退させるよう求め、地域諸国における主権尊重と独立の必要を強調した。

ARA News(3月27日付)が伝えた。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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国連アモス事務次長「人道支援物資の配給を受けられない44万人のうち、40%以上がシリア軍の包囲を受けている」(2015年3月26日)

国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、シリア国内で反体制武装集団や政府軍などによって包囲され、人道支援物資の配給を受けられない民間人の数が21万2,000人から44万人へと倍増していると警鐘を鳴らした。

アモス事務次長によると、このうちの「40%以上」がシリア政府の包囲を受けているという。

『ハヤート』(3月28日付)が伝えた。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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英国防相は、シリアの「穏健な反体制派」への軍事教練への参加の意向を示す(2015年3月26日)

マイケル・ファロン英国防大臣は議会で、英国軍がトルコなどの中東諸国で、ダーイシュ(イスラーム国)に対抗するため、シリアの「穏健な反体制派」の軍事教練を行うだろうと発言した。

教練を行う場合、75人の教官を派遣し、軽火器の使用訓練、歩兵部隊の戦術教練、医療技術の教示などが、米軍の指揮下でなされるという。

ロイター通信、AFPが伝えた。

AFP, March 26, 2015、AP, March 26, 2015、ARA News, March 26, 2015、Champress, March 26, 2015、al-Hayat, March 27, 2015、Iraqi News, March 26, 2015、Kull-na Shuraka’, March 26, 2015、al-Mada Press, March 26, 2015、Naharnet, March 26, 2015、NNA, March 26, 2015、Reuters, March 26, 2015、SANA, March 26, 2015、UPI, March 26, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合は、サウジなどによるイエメン・フーシー派拠点爆撃を支持、シリアへの軍事介入も求める、シリア政府は対話による政治解決を主唱(2015年3月26日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、サウジアラビアの主導のもとに開始されたイエメンのフースィー派拠点などへの空爆(「ハズムの嵐」作戦)に関して、「この行動は、イエメンとその国民をイランとフースィー派民兵の占領から守るための…正しい措置」だと発表し、全面支持の意思を示した。

「アラブ諸国および友好国に、イエメン危機だけでなく、シリアのバッシャール・アサド大統領の体制を終わらせ、イランの拡大と占領を食い止めるための行動」を呼びかけた。

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一方シリア外務在外居住者省の公式筋は、SANA(3月26日付)に対して、シリアはイエメンの主権、独立、そして領土と国民の統合を尊重し、イエメンの各当事者に、政治的解決に向けた対話を呼びかける一方、国際社会に対してはイエメン国民の意思を尊重するよう求めている、と述べた。

AFP, March 26, 2015、AP, March 26, 2015、ARA News, March 26, 2015、Champress, March 26, 2015、al-Hayat, March 27, 2015、Iraqi News, March 26, 2015、Kull-na Shuraka’, March 26, 2015、al-Mada Press, March 26, 2015、Naharnet, March 26, 2015、NNA, March 26, 2015、Reuters, March 26, 2015、SANA, March 26, 2015、UPI, March 26, 2015などをもとに作成。

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有志連合はダーイシュ(イスラーム国)を批判するビラをラッカ市に散布(2015年3月26日)

ラッカ県では、Raqq-sl(3月26日付)が、米国など有志連合戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)が、勧誘した若者を挽肉機で殺害するさまを描いた漫画のビラをラッカ市に散布したと伝え、その画像を公開した。

Raqqa-sl, March 26, 2015
Raqqa-sl, March 26, 2015

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アレッポ県では、ARA News(3月26日付)によると、スィッリーン町一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(3月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダドムル市郊外のタイフール航空基地近くに展開するシリア軍の戦車大隊を襲撃し、戦車多数を捕獲した。

一方、SANA(3月26日付)によると、ラッフーム村、ジバーブ・ハマド村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 26, 2015、AP, March 26, 2015、ARA News, March 26, 2015、Champress, March 26, 2015、al-Hayat, March 27, 2015、Iraqi News, March 26, 2015、Kull-na Shuraka’, March 26, 2015、al-Mada Press, March 26, 2015、Naharnet, March 26, 2015、NNA, March 26, 2015、Raqqa-sl, March 26, 2015、Reuters, March 26, 2015、SANA, March 26, 2015、UPI, March 26, 2015などをもとに作成。

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