アサド大統領はパキスタン元老院(上院)議長と会談(2015年2月24日)

アサド大統領は、シリア訪問中のパキスタン元老院(上院)のサイアド・ナイヤル・フセイン・ボカリ議長と会談し、国際社会におけるテロ対策のありようなどについて意見を交わした。

会談には、ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長が同席した。

ボカリ議長はまた、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談し、両国間関係の強化について意見を交わした。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アフマド・アルヌース次官、アイマン・ラアド・アジア局長が同席した。

SANA(2月24日付)が伝えた。

SANA, February 24, 2015
SANA, February 24, 2015

AFP, February 24, 2015、AP, February 24, 2015、ARA News, February 24, 2015、Champress, February 24, 2015、al-Hayat, February 25, 2015、Iraqi News, February 24, 2015、Kull-na Shuraka’, February 24, 2015、al-Mada Press, February 24, 2015、Naharnet, February 24, 2015、NNA, February 24, 2015、Reuters, February 24, 2015、SANA, February 24, 2015、UPI, February 24, 2015などをもとに作成。

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イランのクルド人組織「アララト革命家運動」は、米国による「穏健な反体制派」教練へのシリアのクルド人の参加を支持(2015年2月23日)

イランのクルド人組織「アララト革命家運動」(Tevgera Şoreşgern Ararat)は声明を出し、トルコ領内での米軍による「穏健な反体制派」教練に関して、「シリア・クルド国民評議会がこの教練に来る動員青年が参加する権利があると考え、また米国が彼らの教練を望むなら、我々は、イランのクルド人の大多数が居住する東クルディスタンのクルド人として、西クルディスタンの若者が教練に加わり、ダーイシュ(イスラーム国)およびシリア政府と戦うことを支持する」と発表した。

AFP, February 24, 2015、AP, February 24, 2015、ARA News, February 24, 2015、Champress, February 24, 2015、al-Hayat, February 25, 2015、Iraqi News, February 24, 2015、Kull-na Shuraka’, February 24, 2015、al-Mada Press, February 24, 2015、Naharnet, February 24, 2015、NNA, February 24, 2015、Reuters, February 24, 2015、SANA, February 24, 2015、UPI, February 24, 2015などをもとに作成。

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スライマーン・シャー廟破壊・棺持ち出し作戦をめぐるトルコ政府、シリア外務省の動き(2015年2月23日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は、21~22日にかけてのトルコ軍が行ったスライマーン・シャー廟の破壊と棺持ち出しのための越境作戦に関して、同廟の警備に当たっていた駐留部隊38人の「救出」に成功したと発表する一方、「トルコ軍によるシリアでの軍事作戦を通じて、政府は廟およびその警護のために駐留する部隊に対して行われるかもしれない攻撃の脅威を根絶した」と強調した。

スライマーン・シャー廟は、ダーイシュ(イスラーム国)による攻撃の脅威に曝されたとされているが、1月以降、同地を含むアレッポ県北部では西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が攻勢を強めており、ダーイシュの後退が続いている。

こうした実情を踏まえたで、記者の一人が行った「民政局を主導する民主統一党や米国との連携はあったか」との質問に対して、カルン報道官は、越境作戦が「トルコだけの決定」に基づくと強調したうえで、以下のように述べた。

「我々の同盟国(有志連合)には作戦を保証するため(事前)告知がなされた。シリア政府に対してもこれに関する覚書が送付された。しかし、あなたが言及した組織(民主統一党)に関して、いかなる連絡、調整、支援もない…。なぜなら民主統一党はトルコにとってテロ組織だからだ」。

アナトリア通信(2月23日付)が伝えた。

このほか、またカルン報道官は、トルコ当局が「テロリストだと思われる」1,400人を国外追放に処したことを明らかにした。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、21~22日にトルコ軍が行ったスライマーン・シャー廟破壊と棺持ち出しの越境作戦に関して、「これは撤退では決してない。我々の兵の命を守るための一時的な再配置だ」と述べた。

『ハヤート』(2月24日付)が伝えた。

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一方、シリアの外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長宛に書簡を提出、21~22日にかけてのトルコ軍によるスライマーン・シャー廟破壊・棺持ち出し作戦に関して、「シリアの領土に対する主権侵害」と非難、国連憲章と安保理決議に基づきトルコ政府に対して必要な措置を講じるよう要請した。

外務在外居住者省はまた書簡のなかで、トルコ政府がスライマーン・シャーの棺をトルコに持ち去ったことは、シリア領内における一切の領有権をトルコから喪失させるものだと明記した。

またトルコ政府がシリア政府の了解を得ず、一方的にシリア領内の別の地域に廟を移設することは、1921年のアンカラ合意に従った場合、正当化し得ず、同合意第9条への違反だとみなされる、とも指摘した。

SANA(2月23日付)が伝えた。

AFP, February 23, 2015、Anadolu Ajansı, February 23, 2015、AP, February 23, 2015、ARA News, February 23, 2015、Champress, February 23, 2015、al-Hayat, February 24, 2015、Iraqi News, February 23, 2015、Kull-na Shuraka’, February 23, 2015、al-Mada Press, February 23, 2015、Naharnet, February 23, 2015、NNA, February 23, 2015、Reuters, February 23, 2015、SANA, February 23, 2015、UPI, February 23, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)が外国人戦闘員の子息のための英語学校開設(2015年2月23日)

ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州の教育局(ディーワーン)は、ムハージリーン(外国人戦闘員)の子息の教育ため、ラッカ市内に英語での教育を行う学校2校を新設したと発表した。

新設されたのは、アブー・ムスアブ・ザルカーウィー学校(男子校)とアーイシャ学校(女子校)で、6歳から14歳までの外国人戦闘員の子息を対象としているという。

クッルナー・シュラカー(2月23日付)が伝えた。

ARA News, February 23, 2015
ARA News, February 23, 2015

AFP, February 23, 2015、AP, February 23, 2015、ARA News, February 23, 2015、Champress, February 23, 2015、al-Hayat, February 24, 2015、Iraqi News, February 23, 2015、Kull-na Shuraka’, February 23, 2015、al-Mada Press, February 23, 2015、Naharnet, February 23, 2015、NNA, February 23, 2015、Reuters, February 23, 2015、SANA, February 23, 2015、UPI, February 23, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市南部、ハサカ県イラク国境地帯で反転攻勢か(2015年2月23日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(2月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、タッル・タムル町郊外にあるアッシリア教徒の村落タッル・シャーミーラーン村、ギーブシュ村を襲撃、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との交戦の末、同地を制圧した。

なおARA News(2月23日付)によると、ダーイシュは、タッル・シャーミーラーン村、タッル・タルア村、タッル・タール村、タッル・ハルマズ村、カバル・シャーミヤ村を制圧したという。

ARA News, February 23, 2015
ARA News, February 23, 2015

一方、シリア人権監視団によると、ジャズア村南部のサリーマ村に対して、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガがイラク領内から越境砲撃し、子供5人を含む8人が死亡した。

サリーマ村はダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあったが、22日に激化した米国など有志連合の空爆、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の攻撃を受けダーイシュは撤退、人民防衛隊が同村を制圧した。

有志連合はまた、クバイバ油田地帯を空爆したという。

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アレッポ県では、ARA News(2月23日付)によると、アイン・アラブ市南部郊外のカラク村、ヌーラーリー村で未明、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が激しく交戦し、人民防衛隊が両村を放棄、撤退した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米国など有志連合がダイル・ザウル市ジスル・スィヤーサ一帯を2回、ウマル油田地帯を5回空爆した。

またダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区では、シリア軍がダーイシュと交戦した。

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ヒムス県では、SANA(2月23日付)によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米国など有志連合の合同司令部によると、有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して25回の空爆を行った。

このうちシリア領内では、アイン・アラブ市一帯で6回、ハサカ胃炎で11回の空爆が行われたという。

AFP, February 23, 2015、AP, February 23, 2015、ARA News, February 23, 2015、Champress, February 23, 2015、al-Hayat, February 24, 2015、Iraqi News, February 23, 2015、Kull-na Shuraka’, February 23, 2015、al-Mada Press, February 23, 2015、Naharnet, February 23, 2015、NNA, February 23, 2015、Reuters, February 23, 2015、SANA, February 23, 2015、UPI, February 23, 2015などをもとに作成。

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シリア政府首脳らがインド、パキスタンの要人と会談(2015年2月23日)

ワーイル・ハルキー首相とワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、シリアを訪問中のインド外務省西アジア・北アフリカ局長とそれぞれ会談、シリア・インド両国の経済、産業分野での協力、「テロとの戦い」への対応などについて意見を交換した。

SANA, February 23, 2015
SANA, February 23, 2015

ハルキー首相はまた、同じくシリア訪問中のパキスタン元老院(上院)のサイアド・ナイヤル・フセイン・ボカリ議長と会談、両国関係などについて意見を交わした。

ボカリ議長はまたムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長と会談し、「テロとの戦い」への対応について意見を交わした。

SANA(2月23日付)が伝えた。

SANA, February 23, 2015
SANA, February 23, 2015

 

AFP, February 23, 2015、AP, February 23, 2015、ARA News, February 23, 2015、Champress, February 23, 2015、al-Hayat, February 24, 2015、Iraqi News, February 23, 2015、Kull-na Shuraka’, February 23, 2015、al-Mada Press, February 23, 2015、Naharnet, February 23, 2015、NNA, February 23, 2015、Reuters, February 23, 2015、SANA, February 23, 2015、UPI, February 23, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合代表がサウジアラビアを公式訪問(2015年2月23日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表はサウジアラビアを公式訪問し、同国政府高官らと会談し、シリア情勢の進捗に関して意見を交わした。

会談に関して、ハウジャ代表は「高官らは我々に対して、シリア国民を支援すると述べた。イランによるシリア占領が明らかになった今、我々とサウジアラビアの間の門戸が開かれていた状態であることを望む」と述べた。

また、米国による「穏健な反体制派」への教練に関しては「今回の訪問でこの問題に立ち入ることはなかった。だが、我々はサウジ側に対して、米国防総省の監督下での反体制派教練に関する…我々と米国との対話の結果を知らせた…。次の段階は、政治的であれ、軍事的であれ、さらなる反体制派の支援がなされるだろう」と述べた。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)については「根源を絶たなければ、ダーイシュは殲滅できない…。その根源とは、ダーイシュを育むシリアの諜報機関だ」と持論を展開した。

AFP, February 23, 2015、AP, February 23, 2015、ARA News, February 23, 2015、Champress, February 23, 2015、al-Hayat, February 24, 2015、Iraqi News, February 23, 2015、Kull-na Shuraka’, February 23, 2015、al-Mada Press, February 23, 2015、Naharnet, February 23, 2015、NNA, February 23, 2015、Reuters, February 23, 2015、SANA, February 23, 2015、UPI, February 23, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合はスライマーン・シャー廟をめぐるトルコ軍の作戦が「連合と自由シリア軍に知らされていた」と発表(2015年2月22日)

トルコ軍によるスライマーン・シャー廟破壊と棺の持ち出しのための越境作戦に関して、トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表はフェイスブックを通じて声明を出し、「連立と自由シリア軍に知らされたうえで、実施された」としたうえで、その成功に「安堵する」と発表した。

AFP, February 22, 2015、AP, February 22, 2015、ARA News, February 22, 2015、Champress, February 22, 2015、al-Hayat, February 23, 2015、Iraqi News, February 22, 2015、Kull-na Shuraka’, February 22, 2015、al-Mada Press, February 22, 2015、Naharnet, February 22, 2015、NNA, February 22, 2015、Reuters, February 22, 2015、SANA, February 22, 2015、UPI, February 22, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省:トルコ軍によるスライマーン・シャー廟破壊と棺の持ち出しを「あからさまな敵対行為」と非難(2015年2月22日)

トルコ軍によるスライマーン・シャー廟破壊と棺の持ち出しのための越境作戦に関して、シリア外務在外居住者省公式筋は、SANA(2月22日付)に対して「あからさまな敵対行為」としたうえで、「その悪影響に対するすべての責任はトルコ政府にある」と非難した。

同消息筋は「トルコは、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線など、アル=カーイダとつながりのあるテロ組織にあらゆる支援を提供するだけでは飽き足らず、今日(22日)早朝、シリア領内に対してあからさまな敵対行為を行った」と述べた。

また「トルコ外務省は、この敵対行為の直前に、イスタンブールのシリア領事館に対して、スライマーン・シャー廟を別の場所に移動させる意思を伝えてきたが、1921年にトルコとフランス占領当局が締結した条約に従い、これまでと同じくシリア側の同意を得ることはなかった」と付言した。

そのうえで「スライマーン・シャー廟は、ラッカ県のテロ組織「ダーイシュ」(ダーイシュ)が活動する地域にあり、この組織はモスク、教会、廟を破壊してきたが、スライマーン・シャー廟だけは攻撃を受けなかった。このことは、トルコ政府とこのテロ集団の間に深い結びつきがあることを強く示すものだ…この敵対行為がもたらす影響の責任はトルコ当局にある」と批判した。

SANA, February 22, 2015をもとに作成。

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トルコ軍はシリア領内の飛び地スライマーン・シャー廟の駐留部隊救出と称して越境作戦を敢行、廟を破壊、棺を持ち出す(2015年2月22日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は記者会見で、シリア領内の飛び地スライマーン・シャー廟の警備に当たっていた駐留部隊40人を帰還させるための大規模軍事作戦を敢行したと発表した。

ダウトオール首相は、この作戦が、スライマーン・シャー廟を含むシリア北部の情勢悪化を受けて決定されたと述べた。

だが同地一帯では、アイン・アラブ市での攻防戦に勝利した西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の攻勢が続いており、ダーイシュ(イスラーム国)の脅威は低下していた。

トルコ軍本営で行われた記者会見にはイスメト・ユルマズ国防大臣も同席した。

ダウトオール首相によると、「ユーフラテスのシャー」と名づけられた作戦は、現地時間21日午後9時に開始され、トルコ軍兵士572人を載せた戦車約40輌、装甲車、兵員輸送車など数十輌が、ミュルシトプナルの国境通行所からシリア領内のアイン・アラブ市(アレッポ県)に侵入し、同市南西約35キロの地点にあるユーフラテス河畔のスライマーン・シャー廟に進軍、いかなる武装集団とも交戦せずに駐留部隊の帰還を成功させたという。

攻撃は、ダーイシュ掃討を進める有志連合にも事前に通告されたという。

また、トルコ軍は、スライマーン・シャー廟に安置されていた棺もトルコ領内に持ち去るとともに、軍事拠点となることを防ぐために廟を破壊され、跡地にトルコ国旗を掲揚して撤退した。

スライマーン・シャーの棺に関して、ダウトオール首相は、「トルコへの移送は一時的なもので、いずれシリア国内に安置される」と述べたうえで、アシュマ村(アレッポ県アイン・アラブ市郊外)の安全確保を確認したうえで、数日中に同地に棺を移送する意思を示した。

またシリア領内に侵入したことに関しては、「我々は国際法に関するいかなる違反もしていない…。我々の軍に対して行われ得るあらゆる攻撃に対して、もっとも強いかたちで報復する用意があった」と主張した。

スライマーン・シャー廟は1921年にシリアを委任統治(1920~46年)していたフランスとトルコが交わした条約でトルコ領と定められた。

その後、1973年、廟はダム建設のために北部に移設されたが、領有権はトルコのままとされた。

なお、スライマーン・シャー廟をめぐっては、2014年3月、ダーイシュによる攻撃の可能性に関して「我々にとってのチャンス」だと話すレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領(当時首相)の音声テープが公開されていた(https://syriaarabspring.info/wp/?p=5641)。

この会話で、国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン長官は「そうする(スライマーン・シャー廟を攻撃する)必要があるのなら、シリアから4人を送りましょう。トルコにミサイル攻撃を行うよう命令し、戦争の理由を作り出しましょう。必要なら、スライマーン・シャー廟への攻撃も準備できます」と応えていた。

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トルコの最大野党、共和民主党(CHP)のギュルセル・テキン書記長は、トルコ軍の越境作戦に関して「トルコ共和国史上初めて、我々は戦闘もせずに我々の領土を失った。これは受け入れられないことだ」と非難した。

また民族主義者行動党のスィナン・オーアン議員もツイッターで「これはスキャンダルだ…。あなた方(トルコ政府)は我々の国祖の廟の防衛に失敗し、我々の兵士たちは撤退を強いられた…。恥を知れ」と批判した。

ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015
ARA News, February 22, 2015

 

AFP, February 22, 2015、AP, February 22, 2015、ARA News, February 22, 2015、Champress, February 22, 2015、al-Hayat, February 23, 2015、Iraqi News, February 22, 2015、Kull-na Shuraka’, February 22, 2015、al-Mada Press, February 22, 2015、Naharnet, February 22, 2015、NNA, February 22, 2015、Reuters, February 22, 2015、SANA, February 22, 2015、UPI, February 22, 2015などをもとに作成。

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有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃で女性、子供を含む住民6人が死亡(2015年2月22日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(2月22日付)によると、米国など有志連合がジャズア村南部のサリーマ村を空爆し、女性、子供を含む住民6人が死亡した。

またARA News(2月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がイラク国境のヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町郊外で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

両者はカーミシュリー市南部郊外でも交戦、人民防衛隊が約20カ村を制圧したという。

一方、ARA News(2月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、イラク国境に位置するジャズア村郊外の3カ村を制圧した。

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アレッポ県では、ARA News(2月22日付)によると、米国など有志連合はダーイシュ(イスラーム国)が支配するトルコ国境の町ジャラーブルス市周辺一帯に対して空爆を行った。

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ハトワ通信(2015年2月21日付)は、「クルド・イスラーム国」を名のる集団がアレッポ市アフリーン市やジンディールス町のクルド人の村でビラを配布し、民主統一党を「背教者の党」と非難、その拠点などの破壊を唱導していると伝えた。

「クルド・イスラーム国」を名のる集団は、ダーイシュ(イスラーム国)への忠誠などについては一切触れていないという。

AFP, February 22, 2015、AP, February 22, 2015、ARA News, February 22, 2015、February 23, 2015、Champress, February 22, 2015、al-Hayat, February 23, 2015、Iraqi News, February 22, 2015、Wikarat Khatwa al-Ikhbariya, February 22, 2015、Kull-na Shuraka’, February 22, 2015、al-Mada Press, February 22, 2015、Naharnet, February 22, 2015、NNA, February 22, 2015、Reuters, February 22, 2015、SANA, February 22, 2015、UPI, February 22, 2015などをもとに作成。

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シリア治安当局がカーミシュリー市で拘束したスウェーデン人記者を釈放(2015年2月21日)

ARA News(2月22日付)は、2月15日にハサカ県カーミシュリー市内の検問所を「誤って通過」しようとしてシリアの治安当局に拘束されていたスウェーデン人のフリーランス記者のヨアキム・メディン(Joakim Medin)氏と自由報道連合のサブリー・ウマル氏が釈放され、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によって身柄を保護された、と伝えた。

AFP, February 22, 2015、AP, February 22, 2015、ARA News, February 22, 2015、Champress, February 22, 2015、al-Hayat, February 23, 2015、Iraqi News, February 22, 2015、Kull-na Shuraka’, February 22, 2015、al-Mada Press, February 22, 2015、Naharnet, February 22, 2015、NNA, February 22, 2015、Reuters, February 22, 2015、SANA, February 22, 2015、UPI, February 22, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)をめぐる動き(2015年2月21日)

アレッポ県では、ユーフラテスの火山合同作戦司令室の総司令部が、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているユーフラテス川にかかるカッラ・クーザーク橋一帯、スィッリーン町一帯を軍事地域に指定し、住民らに避難を勧告した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月21日付)によると、マリーイーヤ村、ハウィージャト・マリーイーヤ村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、ムハイミーダ村、ヒサーン村、アイヤーシュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 21, 2015、AP, February 21, 2015、ARA News, February 21, 2015、Champress, February 21, 2015、al-Hayat, February 22, 2015、Iraqi News, February 21, 2015、Kull-na Shuraka’, February 21, 2015、al-Mada Press, February 21, 2015、Naharnet, February 21, 2015、NNA, February 21, 2015、Reuters, February 21, 2015、SANA, February 21, 2015、UPI, February 21, 2015などをもとに作成。

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米CBSニュースがダーイシュ(イスラーム国)指導者バグダーディー氏の写真(2015年2月20日)

米CBSニュース(2月20日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者でカリフを名のるアブー・バクル・バグダーディー氏の写真数点を公開した。

公開された写真は、バグダーディー氏がイラクのブーカー刑務所に収監されていた2004年初めに撮影されたとされるもので、同氏は黄色の囚人服を着用している。

Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015

CBS, February 20, 2015などをもとに作成。

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潘国連事務総長、民間人包囲解除と「樽爆弾」使用停止を求める(2015年2月20日)

国連の潘基文事務総長は、安保理に提出したシリアでの紛争に関する報告書(12回目)のなかで、「この紛争は日常化した」としたうえで、シリア国内各都市で続く民間人への包囲の即時解除、「樽爆弾」の使用停止などの必要を改めて訴えた。

AFP(2月20日付)が伝えた。

AFP, February 20, 2015、AP, February 20, 2015、ARA News, February 20, 2015、Champress, February 20, 2015、al-Hayat, February 21, 2015、Iraqi News, February 20, 2015、Kull-na Shuraka’, February 20, 2015、al-Mada Press, February 20, 2015、Naharnet, February 20, 2015、NNA, February 20, 2015、Reuters, February 20, 2015、SANA, February 20, 2015、UPI, February 20, 2015などをもとに作成。

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YPGがユーフラテス河畔のダーイシュ(イスラーム国)の拠点の一つシュユーフ・タフターニー町に突入(2015年2月20日)

アレッポ県では、ARA News(2月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アイン・アラブ市郊外におけるダーイシュ(イスラーム国)最大の拠点の一つジュッブ・ファラジュ検問所を制圧した。

また人民防衛隊などからなる部隊は、ダーイシュが支配するシュユーフ・タフターニー町に突入した。

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ハサカ県では、ARA News(2月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、自らが支配下に置くタッル・ハミース市とシャッダーディー市の住民に対して、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が支配するハサカ市への訪問禁止令を出した。

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有志連合合同司令部によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して6回の空爆を行った。

シリア領内では、アイン・アラブ市郊外のダーイシュ拠点などが標的となったという。

AFP, February 20, 2015、AP, February 20, 2015、ARA News, February 20, 2015、February 21 ,2105、Champress, February 20, 2015、al-Hayat, February 21, 2015、Iraqi News, February 20, 2015、Kull-na Shuraka’, February 20, 2015、al-Mada Press, February 20, 2015、Naharnet, February 20, 2015、NNA, February 20, 2015、Reuters, February 20, 2015、SANA, February 20, 2015、UPI, February 20, 2015などをもとに作成。

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シリア情報相「砲撃の停止は戦闘中止の一部をなす。戦闘停止はアレッポにいるすべての武装集団が行うもの」(2015年2月19日)

マフムード・ズウビー情報大臣は、「シリア政府は我々に、アレッポ市各地区で、6週間、空爆・砲撃作戦を停止する用意がある」とのスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表の発言に関して、ロイター通信(2月19日付)に「砲撃の停止…は戦闘中止の一部をなす…。一方、戦闘停止は、アレッポにいるすべての武装集団が行うものだ。シリア政府はスタファン氏が安保理に提案したことも含めて、当初から同氏の発言を検討している」と述べた。

AFP, February 20, 2015、AP, February 20, 2015、ARA News, February 20, 2015、Champress, February 20, 2015、al-Hayat, February 21, 2015、Iraqi News, February 20, 2015、Kull-na Shuraka’, February 20, 2015、al-Mada Press, February 20, 2015、Naharnet, February 20, 2015、NNA, February 20, 2015、Reuters, February 20, 2015、SANA, February 20, 2015、UPI, February 20, 2015などをもとに作成。

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トルコ外相「穏健な反体制派はダーイシュ(イスラーム国)、シリア政府の双方と戦う」(2015年2月19日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は記者会見で、米国が教練するシリアの「穏健な反体制派」の任務に関して「ダーイシュとシリア政府双方と戦う…。我々と米国はこの点で合意している」と強調した。

チャヴシュオール外務大臣によると「米国とトルコは教練の調整をともに行い、ともに決定を下す。トルコの意思に反する決定はなされないだろう」と述べた。

チャヴシュオール外務大臣はまた「穏健な反体制派」教練に関する米国との合意に関して、米国がトルコ領内で毎年1,500~2,000人の戦闘員を教練することが取り決められていることを明らかにした。

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駐トルコ米大使報道官は、AFP(2月20日付)に対して、両国の合意文書が19日に署名されたと述べた。

文書への署名はトルコ外務省次官と米大使によって行われたという。

AFP, February 20, 2015、AP, February 20, 2015、ARA News, February 20, 2015、Champress, February 20, 2015、al-Hayat, February 21, 2015、Iraqi News, February 20, 2015、Kull-na Shuraka’, February 20, 2015、al-Mada Press, February 20, 2015、Naharnet, February 20, 2015、NNA, February 20, 2015、Reuters, February 20, 2015、SANA, February 20, 2015、UPI, February 20, 2015などをもとに作成。

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自爆テロ、暗殺などを指示したダーイシュ(イスラーム国)の手書きの命令書が流出(2015年2月19日)

アラビーヤ・チャンネル(2月19日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)を離反し、シャームの民のヌスラ戦線に加入した複数の戦闘員が所持していたとされるダーイシュの手書きの命令書がツイッター上で公開されていると伝えた。

「#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية」というハッシュタグをつけて公開されている命令書のなかには、シュハイル村(ダイル・ザウル県)で爆弾を仕掛けた車を用意し、戦闘員に自爆を指示したもの、シャームの民のヌスラ戦線の司令官の自爆攻撃での暗殺を命じたものなどがある。

#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
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#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية
#اختراق_الرسائل_السرية_للدولة_البغدادية

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を中心とする部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、県内の19カ村を制圧した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月19日付)によると、米国など有志連合が、ラッカ市郊外のジャラビーヤ村を10回以上空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(2月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市郊外のクッバト・シャイフ村でイスラーム教のシャイフ9人をむち打ち刑に処した。

シャイフ9人の息子たちがほかのジハード主義武装集団に所属していることが理由だという。

 

一方、ARA News(2月20日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県バーブ市にあるパン製造器を解体し、ラッカ県内に移設した、と報じた。

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ヒムス県では、SANA(2月19日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、シャーイル油田一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(2月20日付)によると、米国など有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているシャッダーディー市郊外のクバイバ油田地帯を空爆し、1人が死亡した。

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また有志連合合同司令部によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して15回の空爆を行った。

うちシリア領内(アイン・アラブ市一帯)への攻撃は5回。

ARA News(2月19日付)が伝えた。

AFP, February 19, 2015、AP, February 19, 2015、ARA News, February 19, 2015、February 20, 2015、Champress, February 19, 2015、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2015、al-Hayat, February 20, 2015、Iraqi News, February 19, 2015、Kull-na Shuraka’, February 19, 2015、al-Mada Press, February 19, 2015、Naharnet, February 19, 2015、NNA, February 19, 2015、Reuters, February 19, 2015、SANA, February 19, 2015、UPI, February 19, 2015などをもとに作成。

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米国防総省報道官「穏健な反体制派」教練には1,200人が参加するが、彼らが教練される場所について、今のところ情報を得ていない」(2015年2月18日)

米国防総省のジョン・カービー報道官は記者会見で、米国によるシリアの「穏健な反体制派」の教練に関して、「1,200人がこのプロセス、このプログラムに参加する(ないしは参加見込み)」としたうえで、「彼らが教練される場所に関して、私は今のところ情報を得ていない」と述べた。

米国は2015年末までに5,000人の「穏健な反体制派」戦闘員を教練することを目標としている。

カービー報道官は、有志連合による空爆地点を特定・連絡する任務が困難だとしたうえで、「穏健な反体制派」教練の第一段階となる今回の教練が、戦闘に関する基礎訓練を中心に行われると述べた。

一方、ロイター通信(2月18日付)は、米匿名高官筋の話として、「穏健な反体制派」の教練がヨルダンで行われる模様、と伝えた。

同報道によると、現在のところ、トルコ、サウジアラビア、カタールが既に「穏健な反体制派」教練を受け入れる意思を公けに示している。

AFP, February 19, 2015、AP, February 19, 2015、ARA News, February 19, 2015、Champress, February 19, 2015、al-Hayat, February 20, 2015、Iraqi News, February 19, 2015、Kull-na Shuraka’, February 19, 2015、al-Mada Press, February 19, 2015、Naharnet, February 19, 2015、NNA, February 19, 2015、Reuters, February 19, 2015、SANA, February 19, 2015、UPI, February 19, 2015などをもとに作成。

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シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表「シリア政府はアレッポ市で6週間、爆撃・砲撃作戦を停止する用意があると通達」(2015年2月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、シリア情勢に関する国連安保理の非公式会合後、記者団に対して、「シリア政府は我々に、アレッポ市各地区で、6週間、空爆・砲撃作戦を停止する用意があると伝えてきた」ことを明らかにした。

デミストゥラ共同特別代表によると、作戦の停止は「ダマスカスで停止が発表された日付から開始される」という。

デミストゥラ共同特別代表は、反体制武装集団がこの停戦を受諾するか否かについては言及せず、「反体制派と6週間にわたって戦闘中止を遵守させるための連絡がとられるだろう」と述べるにとどまった。

デミストゥラ共同特別代表によると、「シリア政府の支配下にない地区の住民の60%が戦闘中止を支持しているという。

ARA News, February 18, 2015
ARA News, February 18, 2015

AFP, February 18, 2015、AP, February 18, 2015、ARA News, February 18, 2015、Champress, February 18, 2015、al-Hayat, February 19, 2015、Iraqi News, February 18, 2015、Kull-na Shuraka’, February 18, 2015、al-Mada Press, February 18, 2015、Naharnet, February 18, 2015、NNA, February 18, 2015、Reuters, February 18, 2015、SANA, February 18, 2015、UPI, February 18, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県、ダイル・ザウル県などでシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年2月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(2月18日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市工業地区で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またダーイシュはムッラート村住民に対して、拳銃350丁を引き渡すよう要求した。

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アレッポ県では、ARA News(2月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を中心とする部隊は、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するジャラーブルス市、バイヤーダ村に対して砲撃を加えた。

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ハサカ県では、ARA News(2月19日付)によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠しているシャッダーディー市を砲撃した。

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『ハヤート』(2月19日付)によると、米国など有志連合は、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して14回、シリア領内に2回の空爆を行った。

AFP, February 18, 2015、AP, February 18, 2015、ARA News, February 18, 2015、February 18, 2015、Champress, February 18, 2015、al-Hayat, February 19, 2015、Iraqi News, February 18, 2015、Kull-na Shuraka’, February 18, 2015、al-Mada Press, February 18, 2015、Naharnet, February 18, 2015、NNA, February 18, 2015、Reuters, February 18, 2015、SANA, February 18, 2015、UPI, February 18, 2015などをもとに作成。

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米国による「穏健な反体制派」教練に向けた動き(2015年2月18日)

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2月18日付)は、「穏健な反体制派」は「新シリア軍」と名づけられ、6~8週間のトルコ領内での教練を経て、米政府がシリア国内での戦闘に投入するかどうかを決定する、と伝えた。

また「穏健な反体制派」(「新シリア軍」)には、米軍に空爆要請のための連絡が可能な通信機器や武器が装備されたトヨタの車輌が供与され、各車輌には4~6人の戦闘員が搭乗し、任務にあたるべく教練が施されるという。

教練を行う米軍技術者らは、3月にヨルダンに入国した後、トルコ入りする予定で、2015年末までに3,000人の教練を行うという。

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シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立所属)の高官筋はクッルナー・シュラカー(2月18日付)に、米国が教練を予定している「穏健な反体制派」のなかに、クルド人戦闘員400人以上が含まれることになると明かした。

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なおジェーン・サキ米国務省報道官は17日、トルコ領内で米軍がシリアの「穏健な反体制派」向けの訓練を行うこで、トルコ政府と合意したと発表した。

サキ報道官によると、両国政府は近く合意文書に署名し、教練は3月に開始されるという。

AFP, February 18, 2015、AP, February 18, 2015、ARA News, February 18, 2015、Champress, February 18, 2015、al-Hayat, February 19, 2015、Iraqi News, February 18, 2015、Kull-na Shuraka’, February 18, 2015、al-Mada Press, February 18, 2015、Naharnet, February 18, 2015、NNA, February 18, 2015、Reuters, February 18, 2015、SANA, February 18, 2015、UPI, February 18, 2015、The Wall Street Journal, February 18, 2015などをもとに作成。

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シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がアレッポ市の「戦闘中止」イニシアチブに関する報告書を安保理に提出(2015年2月17日)

『ハヤート』(2月18日付)などによると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、アレッポ市の「戦闘中止」イニシアチブに関する報告書を国連安保理に提出した。

AFP, February 17, 2015、AP, February 17, 2015、ARA News, February 17, 2015、Champress, February 17, 2015、al-Hayat, February 18, 2015、Iraqi News, February 17, 2015、Kull-na Shuraka’, February 17, 2015、al-Mada Press, February 17, 2015、Naharnet, February 17, 2015、NNA, February 17, 2015、Reuters, February 17, 2015、SANA, February 17, 2015、UPI, February 17, 2015などをもとに作成。

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YPGがラッカ、アレッポ、ハサカの各県でダーイシュ(イスラーム国)を追撃(2015年2月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ラッカ革命家戦線、クルド戦線旅団、北の太陽大隊が、アレッポ市とハサカ市を結ぶ国際幹線道路(通称ロドコ高速道路)一帯からダーイシュ(イスラーム国)を放逐、同地を制圧した。

人民防衛隊はまた、ダーイシュが占拠していた7ヵ村を奪還、戦闘員10人を殲滅した。

また、クッルナー・シュラカー(2月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はラッカ市で、表示量よりも少なく米を販売していたとして同市有数の業者であるマフムード・サフラーニー氏を100回の公開むち打ち刑に処した。

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ハサカ県では、ARA News(2月17日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がカーミシュリー市南部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、拠点複数カ所を破壊した。

一方、SANA(2月17日付)によると、ハサカ市西部のマフラク・サディーク村、ハーウーズ村、タッル・マジュダル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ県では、ARA News(2月17日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のシュユーフ・タフターニー区方面への進軍を受けるかたちで、米国など有志連合が同地一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して激しい空爆を行った。

また、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市で、モスクで礼拝中のシャイフ、イッズッディーン・ハサン氏ら多数を逮捕した。

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ヒムス県では、SANA(2月17日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 17, 2015、AP, February 17, 2015、ARA News, February 17, 2015、Champress, February 17, 2015、al-Hayat, February 18, 2015、Iraqi News, February 17, 2015、Kull-na Shuraka’, February 17, 2015、al-Mada Press, February 17, 2015、Naharnet, February 17, 2015、NNA, February 17, 2015、Reuters, February 17, 2015、SANA, February 17, 2015、UPI, February 17, 2015などをもとに作成。

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オランダ外相「シリア危機解決に至るため、すべての当事者と話すべき」(2015年2月17日)

オランダのベルト・クーンデルス外務大臣は『ハヤート』の取材に対して、「ダーイシュ(イスラーム国)か、シリア政府かという選択肢を強いられる」ことがないよう、「穏健な反体制派」とスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表を支援しつつ、シリア政府を含む「すべての当事者」と対話する必要があると述べた。

クーンデルス外務大臣は、オランダがダーイシュに対する有志連合の一員として、イラクの空爆にF16戦闘機を参加させ、バグダード、アルビールでの教練のために専門家を派遣しているとしたうえで、シリア情勢に関して「我々は非殺傷装備を穏健な反体制派に支援している。これは成功しているか、いないか? ダーイシュの殲滅には…長い時間がかかるということを理解しなければならない…。我々は解決策が軍事的なものではなく、イラクとシリアのスンナ派排除を終わらせるような政治的解決が不可欠だと考えている」と主張した。

また「シリア政府への放棄は…今や中東における宗派戦争の一部をなしている」との持論を展開したうえで、「我々は穏健な反体制派強化の可能性について議論した…。シリアでの軍事行動には関与せず、(反体制派支配地域)の復興、警察の強化…などに関与している」と述べた。

そのうえで「(シリアの)現状は、我々にダーイシュかアサド政権下という選択肢を迫っている。しかしこれは、偽りの選択だ。我々はオルターナティブをしっかりと作り出さねばならない」と述べ、穏健な反体制派の強化し、停戦に向けた「ボトムアップ」、「トップダウン」の動きを糾合すべきだと主張、「それゆえ、我々はデミストゥラ氏を支援する」と付言した。

「アサド大統領は暴力を軽減するための解決策の一部」とのデミストゥラ氏の発言については「シリア人の血でその手を染めた者がシリアの将来の一部を形成することは受け入れられない」としつつ、「解決に居たるため、すべての当事者と話してはいけないという意味ではない」と答えた。

『ハヤート』(2月18日付)が伝えた。

AFP, February 17, 2015、AP, February 17, 2015、ARA News, February 17, 2015、Champress, February 17, 2015、al-Hayat, February 18, 2015、Iraqi News, February 17, 2015、Kull-na Shuraka’, February 17, 2015、al-Mada Press, February 17, 2015、Naharnet, February 17, 2015、NNA, February 17, 2015、Reuters, February 17, 2015、SANA, February 17, 2015、UPI, February 17, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団発表:ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘での死者数は1,835人(2015年2月17日)

シリア人権監視団は、アイン・アラブ市(アレッポ県)での攻防戦が本格化した2014年9月16日以降、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊などとの戦闘での犠牲者数が1,835人に達すると発表した。

このうちクルド人(民間人)は、アイン・アラブ市一帯でダーイシュに処刑された住民17人を含めると39人(うち斬首は4人)にのぼっているという。

またダーイシュの戦闘員の死者は1,271人で、そのなかの49人がアイン・アラブ市一帯での自爆攻撃で死亡したという。

一方、人民防衛隊などクルド人戦闘員の死者は500人にのぼるという。

AFP, February 17, 2015、AP, February 17, 2015、ARA News, February 17, 2015、Champress, February 17, 2015、al-Hayat, February 18, 2015、Iraqi News, February 17, 2015、Kull-na Shuraka’, February 17, 2015、al-Mada Press, February 17, 2015、Naharnet, February 17, 2015、NNA, February 17, 2015、Reuters, February 17, 2015、SANA, February 17, 2015、UPI, February 17, 2015などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「ダーイシュ(イスラーム国)はイスラエル以外の地域および世界全体の安全保障にとっての脅威」(2015年2月16日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ベイルート郊外(ダーヒヤ)で開催された殉教司令官追悼祝典に合わせて、マナール・チャンネル(2月16日付)を通じてテレビ演説を行い、レバノン軍とシリア軍が「テロとの戦い」で協調すべきだと述べた。

ナスルッラー書記長は演説で、ダーイシュが行うことすべては、イスラエルと米国の国益と、地域と世界における両国の覇権に資するとしたうえで、「ダーイシュはイスラエル以外の地域および世界全体の安全保障にとっての脅威」だと主張した。

またイスラエルがシリア南部で活動するシャームの民のヌスラ戦線を支援していることに関して、「ダーイシュとヌスラを区別することで騙されてはならない。いずれも一つの本質、一つの思考、一つの文化をもっており、その目的も一つだ」と警鐘を鳴らした。

AFP, February 16, 2015、AP, February 16, 2015、ARA News, February 16, 2015、Champress, February 16, 2015、al-Hayat, February 17, 2015、Iraqi News, February 16, 2015、Kull-na Shuraka’, February 16, 2015、al-Mada Press, February 16, 2015、Naharnet, February 16, 2015、NNA, February 16, 2015、Reuters, February 16, 2015、Qanat al-Manar, February 16, 2015、SANA, February 16, 2015、UPI, February 16, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県油田地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年2月16日)

ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)がハフナ村にあるガス貯蔵施設を迫撃砲で攻撃、破壊した。

これに対して、ハフナ村に駐留するシリア軍は、同村に近いアーラーク・ガス採掘所一帯、ハイル油田一帯などを砲撃した。

一方、SANA(2月16日付)によると、アーラーク・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(2月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、北の太陽大隊、ラッカ革命家戦線の支援のもと、タッル・アブヤド市近郊のバグディーク村一帯のダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

 

またクッルナー・シュラカー(2月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県内各所に展開していた車輌多数をラッカ市内に撤退させた。

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『ハヤート』(2月17日付)によると、ヨルダンに配備されたUAE戦闘機部隊が、ダイル・ザウル県内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃した。

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ロイター通信(2月16日付)などによると、エジプト軍は、ダーイシュ(イスラーム国)バルカ州を名のるグループがリビア国内で誘拐したエジプト人(コプト教徒)21人を処刑したことへの報復として、リビア領内のダーイシュ拠点などを空爆したと発表した。

空爆はエジプト国境沿いのダーイシュの野営地、訓練所、武器保管施設などを標的とし、リビア軍も参加したという。

AFP, February 16, 2015、AP, February 16, 2015、ARA News, February 16, 2015、Champress, February 16, 2015、al-Hayat, February 17, 2015、Iraqi News, February 16, 2015、Kull-na Shuraka’, February 16, 2015、February 17, 2015、al-Mada Press, February 16, 2015、Naharnet, February 16, 2015、NNA, February 16, 2015、Reuters, February 16, 2015、SANA, February 16, 2015、UPI, February 16, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア外務省はダーイシュ(イスラーム国)バルカ州によるエジプト人21人の処刑を非難(2015年2月16日)

外務在外居住者省公式筋は、リビアでダーイシュ(イスラーム国)バルカ州を名のるグループがエジプト人21人を処刑したことに関して、SANA(2月16日付)に対し「こうしたグループの野蛮さ、そして地域、さらには世界の諸国民と国家の安全や運命に対する脅威であることを改めて示すもの」と批判、国際社会に「テロ、過激主義、タクフィール主義に立ち向かうシリア、エジプト両国民の「テロとの戦い」における協力」を呼びかけた。

AFP, February 16, 2015、AP, February 16, 2015、ARA News, February 16, 2015、Champress, February 16, 2015、al-Hayat, February 17, 2015、Iraqi News, February 16, 2015、Kull-na Shuraka’, February 16, 2015、al-Mada Press, February 16, 2015、Naharnet, February 16, 2015、NNA, February 16, 2015、Reuters, February 16, 2015、SANA, February 16, 2015、UPI, February 16, 2015などをもとに作成。

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