レバノンの動き:ダーイシュが身代金を受け取り人質を解放(2014年10月14日)

LBCI(10月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で拘束していたレバノン人タウフィーク・ワフビーさんを解放した。

LBCIによると、ダーイシュは、身代金5万ドルと引き替えにワフビーさんを解放したという。

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ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ベカーア県東部を最近になって訪問し、党員らに対して「イスラエルと戦う同盟者が勝利するのと同じように、勝利はタクフィール主義者、テロリストと戦うジハード戦士らの同盟のものとなるだろう…。レジスタンスは弱くはなく、弱体化もしていない」と述べた。

『サフィール』(10月14日付)などが伝えた。

AFP, October 14, 2014、AP, October 14, 2014、ARA News, October 14, 2014、Champress, October 14, 2014、al-Hayat, October 15, 2014、Kull-na Shuraka’, October 14, 2014、LBCI, October 14, 2014、al-Mada Press, October 14, 2014、Naharnet, October 14, 2014、NNA, October 14, 2014、Reuters, October 14, 2014、al-Safir, October 14, 2014、SANA, October 14, 2014、UPI, October 14, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ郊外を21回爆撃(2014年10月14日)

米中央軍によると、米国とサウジアラビアは、13日晩から14日未明にかけて、アイン・アラブ市一帯に21回、またイラク領内に1回空爆を行った。

この空爆でダーイシュ(イスラーム国)が使用している複数の施設・拠点が破壊されたという。

これに関して、ARA News(10月14日付)は、米・サウジ軍の空爆が、ムシュタ・ヌール高地、タッル・シャイール村のダーイシュ拠点に対して集中的に行われたと伝えた。

AFP, October 14, 2014、AP, October 14, 2014、ARA News, October 14, 2014、Champress, October 14, 2014、al-Hayat, October 15, 2014、Kull-na Shuraka’, October 14, 2014、al-Mada Press, October 14, 2014、Naharnet, October 14, 2014、NNA, October 14, 2014、Reuters, October 14, 2014、SANA, October 14, 2014、UPI, October 14, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:YPGがアイン・アラブ郊外の村と高地を奪還、シリア軍もダイル・ザウルでダーイシュに攻勢(2014年10月14日)

アレッポ県では、ARA News(10月14日付)によると、米・サウジアラビア軍の空爆が集中的に行われたタッル・シャイール村一帯に西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が攻勢をかけ、同村とその郊外の戦略的要衝とされる高地をダーイシュ(イスラーム国)から奪還した。

一方、SANA(10月14日付)によると、フライターン市、カフルカール村、ハンダラート・キャンプ一帯、ワディーヒー村、ハイヤーン町、タッル・ジーン村、マンスーラ村、サイファート村周辺、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、旧市街、カーディー・アスカル地区、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、カースティールー地区、ラームーサ地区、サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市と同航空基地の間に位置するフワイジャト・サクル地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)などからなる反体制武装集団と交戦した。

SANA(10月14日付)によると、この戦闘で、シリア軍はダーイシュ戦闘員多数を殺傷した。

またSANA(10月14日付)によると、シリア軍はダイル・ザウル市工業地区、ジュバイラ地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、シャイフ・ヤースィーン地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アイン・タルマー村をシリア軍が空爆し、子供3人、女性2人を含む12人が死亡した。

シリア軍はアルバイン市に対しても空爆を行い、5人が死亡したという。

一方、SANA(10月14日付)によると、ミスラバー村、ハラスター市、タッル・クルディー町郊外、アイン・タルマー村、ドゥーマー市、カースィミーヤ町郊外、バハーリーヤ村郊外、ザマーニーヤ村郊外、カーラ市・マシュラファ村間の無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月14日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月14日付)によると、ザーラ村郊外、カフルズィーター市、ラターミナ町、マアルカバ村、サルバ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月14日付)によると、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク一帯など、アトマーン村、ハーッラ市、サイダー町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(10月14日付)によると、タイハ村、マスハラ丘、ウンム・バーティナ村、ダウハ村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月14日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラッフーム村、ウンム・リーシュ村、アイン・フサイン村、ラスタン市、ジャッルーフ村、ジバーブ・ハマド村東部、ウンク・ハワー村周辺、ガズィーラ村周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月14日付)によると、ビンニシュ市、サラーキブ市、ワーディー・ダイフ周辺、マアッラト・ヌウマーン市、クーリーン村、マアッラト・ナアサーン村、サルミーン市、ジュダール・ビカフルーン村、ハーン・スブル村、アブー・ズフール航空基地周辺、ハーン・シャイフーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 14, 2014、AP, October 14, 2014、ARA News, October 14, 2014、Champress, October 14, 2014、al-Hayat, October 15, 2014、Kull-na Shuraka’, October 14, 2014、al-Mada Press, October 14, 2014、Naharnet, October 14, 2014、NNA, October 14, 2014、Reuters, October 14, 2014、SANA, October 14, 2014、UPI, October 14, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:ヒムスの治安当局幹部2人が解任(2014年10月14日)

シリア人権監視団などによると、シリア政府は、軍事情報局ヒムス支部長のアブドゥルカリーム・サッルーム准将と、ヒムス市治安委員会委員長のアフマド・ジャミール少将を解任した。

ヒムス市アクラマ地区で10月1日に発生した連続自爆テロに関わる引責辞任だと思われ、事件をめぐっては2日に住民らがダラール・バラーズィー県知事の辞任などを求めるデモを行っていた。

なお、サッルーム准将の後任の軍事情報局ヒムス支部長にはヤースィーン・ダーヒー准将が任命された。

またジャミール少将の後任のヒムス市治安委員会委員長には、フアード・ハンムード少将が任命された。

AFP, October 14, 2014、AP, October 14, 2014、ARA News, October 14, 2014、Champress, October 14, 2014、al-Hayat, October 15, 2014、Kull-na Shuraka’, October 14, 2014、al-Mada Press, October 14, 2014、Naharnet, October 14, 2014、NNA, October 14, 2014、Reuters, October 14, 2014、SANA, October 14, 2014、UPI, October 14, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:サウジ外相、イラン・バッシングに終始(2014年10月13日)

サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は、ジェッダでドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣と会談し、シリア、イラク情勢などについて協議した。

会談後の記者会見で、サウード・ファイサル外務大臣は「イラン軍はシリア占領軍だ。シリア紛争の部外者だ。問題の解決策の一部ではなく、問題そのものだ」と述べ、サウジアラビアの対シリア政策を自己批判するかのように、イランをバッシングした。

また「いかなる組織がその背後にいようとも、テロを撲滅するための包括的な戦略が不可欠だ。たとえ何年かかったとしてもだ。制度的な枠組みのなかでこの戦略は行われるべきで、限定的なミッションに限られるべきではい」と付言したが、「背後にいる組織」が何かについては明言を避けた。

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スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官は、トルコ政府が、米国など有志連合によるトルコ領内の基地使用に同意したと発表した。

基地使用は、イラク、シリアで活動するダーイシュ(イスラーム国)への攻撃や、シリアの「穏健な反体制派」教練のために使用されるという。

しかし、『ハヤート』(10月14日付)は、トルコのアフメト・ダウトオール首相府の複数の消息筋の話として、米国によるインジルリク空軍基地の使用をトルコ政府は認めておらず、いまだ協議中である、と報じた。

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ARA News(10月13日付)によると、アイン・アラブ市でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に参加するため、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に合流していたPKK民兵司令官が、戦闘で負傷しシャンウルファ市の国立病院に搬送された後、同地でトルコの治安当局に逮捕された。

AFP, October 13, 2014、AP, October 13, 2014、ARA News, October 13, 2014、Champress, October 13, 2014、al-Hayat, October 14, 2014、Kull-na Shuraka’, October 13, 2014、al-Mada Press, October 13, 2014、Naharnet, October 13, 2014、NNA, October 13, 2014、Reuters, October 13, 2014、SANA, October 13, 2014、UPI, October 13, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ジュンブラート党首が米国などの爆撃を「欺瞞」と批判(2014年10月13日)

進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は党機関紙『アンバー』(10月13日付)社説で、ダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とする米国など有志連合について「欺瞞」だと批判したうえで、「シリアで政治的解決がないままにすることは、内戦を煽って長引かせ、イスラエルを守るためにシリアを分断すること」を意味するとの見方を示した。

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NNA(10月13日付)によると、ジュバイル市(レバノン山地県)で、同市警察がシリア人2人をテロ容疑で逮捕した。

AFP, October 13, 2014、al-Anba’, October 13, 2014、AP, October 13, 2014、ARA News, October 13, 2014、Champress, October 13, 2014、al-Hayat, October 14, 2014、Kull-na Shuraka’, October 13, 2014、al-Mada Press, October 13, 2014、Naharnet, October 13, 2014、NNA, October 13, 2014、Reuters, October 13, 2014、SANA, October 13, 2014、UPI, October 13, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ、ラッカへの爆撃続く(2014年10月13日)

米中央軍によると、米国とサウジアラビアは、12日晩から13日未明にかけて、アイン・アラブ市近郊などに7回にわたり空爆を行った。

これにより、ダーイシュ(イスラーム国)の車輌4輌、拠点、施設などを破壊し、複数の戦闘員を死傷させたという。

米国など有志連合はまた、ラッカ県北西部に対しても1回空爆を行った。

AFP, October 13, 2014、AP, October 13, 2014、ARA News, October 13, 2014、Champress, October 13, 2014、al-Hayat, October 14, 2014、Kull-na Shuraka’, October 13, 2014、al-Mada Press, October 13, 2014、Naharnet, October 13, 2014、NNA, October 13, 2014、Reuters, October 13, 2014、SANA, October 13, 2014、UPI, October 13, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポでシリア軍、ダーイシュ、ヌスラ、YPGなどが混戦(2014年10月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンサール・ディーン旅団がシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員との交戦の末、ハンダラート・キャンプ内の戦略的拠点複数カ所を奪還し、同キャンプとアレッポ中央刑務所を結ぶシリア軍の兵站路の一つを寸断した。

アンサール・ディーン旅団は、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(外国人)、シャーム・イスラーム運動、シャームの暁イスラーム運動、ハドラー大隊からなるが、AMC(10月13日付)は「革命家」と評している。

一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とジハード主義武装集団が、実効支配下のアレッポ市アシュラフィーヤ地区でシリア軍、国防隊と交戦、シリア軍が砲撃を加えた。

他方、『ハヤート』(10月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が侵攻を続けるアイン・アラブ市で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦、同市南部で進軍を成功させる一方、治安厳戒地区でダーイシュを「数メートル」後退させた。

これに対し、ダーイシュは、アイン・アラブ市内の治安厳戒地区や同市北部ラシャード・モスク(トルコ国境から700メートル)近くで自動車による自爆テロを行い、人民防衛隊と交戦した。

また、両者の戦闘による流れ弾(迫撃砲弾)が対トルコ国境の通行所付近に着弾した。

シリア人権監視団によると、13日の戦闘では、ダーイシュ戦闘員14人、人民防衛隊戦闘員5人が死亡したという。

このほか、クッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、県北部でタウヒード旅団の戦闘員11人が、ダーイシュの検問所で拘束され、全員処刑された。

さらにクッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、アレッポ市カースティールー地区の検問所近くで、シャームの民のヌスラ戦線とバドル殉教者旅団が交戦した。

なお、SANA(10月13日付)によると、アルド・マッラーフ地区、カフル・ナーヤー村、ジュマイリーヤ村、精糖工場、サイファート村北部、ダイル・ハーフィル市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市各所をシリア軍が15回以上空爆、またカフルバースィーン村、カフルサジュナ村、バーブーリーン村、アームーディーヤ村、カッサービーヤ村農場、サラーキブ市、アルバイーン山周辺を空爆・砲撃した。

一方、SANA(10月13日付)によると、ビンニシュ市、カフルルーマー村、クマイナース村、カフルラーター村、サラーキブ市、クーリーン村、ナビー・アイユーブ丘、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシューリーン村、ハーン・シャイフーン市、バシーリーヤ村、アブー・ズフール航空基地周辺、アルマニヤーヤー村、アームーディーヤ村、ヒーシュ村、ジャルジャナーズ町、ザアラーナ村、カフルバースィール村、バーブーリーン村、ワーディー・ダイフ、ハーン・スブル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市、ラタミーン村をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(10月13日付)によると、ムーリク市、カフルズィーター市、ラタミーン村、ザカート村、サイヤード村、カッサービーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また反体制武装集団元メンバー64人が地元和解プロセスの一環で当局に投降、放免となり釈放された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市各所をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(10月13日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラスタン市、ザーラ村、ウンク・ハワー村、ウンム・トゥワイナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月13日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ファールーク旅団の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月13日付)によると、アイン・タルマー村旧市街、アルバイン市、ドゥーマー市南部および北東部、カースィミーヤ町郊外、ザマーニーヤ村郊外、バハーリーヤ村郊外、ジャルバー村郊外、カーラ市郊外無人地帯、ダーライヤー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ファールーク旅団の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月13日付)によると、ブルジュ・ハヤート村、ザーヒヤ山周辺、マフミヤト・ファルラク村、ドゥーリーン村、サルマー町、ドゥワリルカ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月13日付)によると、ダルアー市各所、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町、アトマーン村、ダイル・アダス村、インヒル市、サイダー町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(10月13日付)によると、ウンム・バーティナ村、西サムダーニーヤ村、ウーファーニヤー村、ジャバーター・ハシャブ村、タルジャナ村、ハミーディーヤ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、クッルナー・シュラカー(10月14日付)によると、タウヒード暁作戦司令室、第一軍団作戦司令室が、県内の戦略的要衝の解放を目的とした「公正なる処罰の戦い」を開始した。

AFP, October 13, 2014、AMC, October 13, 2014、AP, October 13, 2014、ARA News, October 13, 2014、October 14, 2014、Champress, October 13, 2014、al-Hayat, October 14, 2014、Kull-na Shuraka’, October 13, 2014、al-Mada Press, October 13, 2014、Naharnet, October 13, 2014、NNA, October 13, 2014、Reuters, October 13, 2014、SANA, October 13, 2014、UPI, October 13, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:独外相がアサド政権との協力の必要を示唆(2014年10月12日)

ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣は、『ハヤート』(10月12日付)に、ダーイシュ(イスラーム国)への対応に関して、「イスラーム国に対抗するための合同の政治行動について地域でコンセンサスに達しなければならない」と述べる一方、「アサドへの信頼がまったくないが、彼から目を反らしてはならないし、彼のことが忘れられてはならない」と付言、シリア政府との協力の必要を暗に認めた。

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『ハヤート』(10月13日付)は、クルディスタン労働者党(PKK)幹部がテレビのインタビューで、アイン・アラブ市でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘と、トルコ当局によるクルド人のデモ弾圧に対処するため、イラク国内に展開していた同党の民兵をトルコに撤収したと述べたと報じた。

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マーティン・デンプシー米統合参謀本部議長は、ワシントンDCで有志連合20カ国の軍司令官との会合後、ABC(10月12日付)のインタビューで、ダーイシュ(イスラーム国)への対応に関して「有志連合はシリアでさらなることを行い得る…。飛行禁止空域設置を求められたかというと、求められてはいない。飛行禁止空域を設置する可能性が生じるような状況が将来あるかと言えば、あるだろう」と述べた。

また、トルコの対応に関して、「米国はトルコにシリアへの地上部隊の投入を求めていない」と述べた。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、フランス24(10月12日付)のインタビューで、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の攻勢に関して、トルコから同市に武器や民兵を送り込むための回廊の設置が「非現実的だ」と述べた。

AFP, October 12, 2014、AP, October 12, 2014、ARA News, October 12, 2014、Champress, October 12, 2014、al-Hayat, October 13, 2014、Kull-na Shuraka’, October 12, 2014、al-Mada Press, October 12, 2014、Naharnet, October 12, 2014、NNA, October 12, 2014、Reuters, October 12, 2014、SANA, October 12, 2014、UPI, October 12, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ、ラッカを爆撃(2014年10月12日)

シリア人権監視団によると、米国など有志連合は、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するアイン・アラブ市(アレッポ県)東部を中心的に空爆し、ダーイシュ戦闘員を殺害、装備を破壊した。

ARA News(10月12日付)によると、有志連合はまたラッカ県の第17師団基地一帯を空爆したという。

AFP, October 12, 2014、AP, October 12, 2014、ARA News, October 12, 2014、Champress, October 12, 2014、al-Hayat, October 13, 2014、Kull-na Shuraka’, October 12, 2014、al-Mada Press, October 12, 2014、Naharnet, October 12, 2014、NNA, October 12, 2014、Reuters, October 12, 2014、SANA, October 12, 2014、UPI, October 12, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:シリア軍がダイル・ザウル、ヒムスでダーイシュと交戦(2014年10月12日)

ダイル・ザウル県では、Champress(10月12日付)によると、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ラサーファ地区、ウルフィー地区、カナーマート地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、Champress(10月12日付)によると、マスウーディーヤ村、ジュッブ・ジャッラーフ町で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ司令官の一人で米国人の「アブー・ムハンマド・アムリーキー」を殺害した。

また、ラスタン市、タッルドゥー、アイン・フサイン村、ワーディー・スマルミル、マスアダ村、ウンム・リーシュ村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、アイン・アラブ市の攻略をめざすダーイシュ(イスラーム国)が同市中心部に向けて少なくとも11発の迫撃砲を撃ち込む一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が同市北東部の治安厳戒地区に向けて進軍した。

またシリア人権監視団は、ダーイシュがアレッポ県各地およびラッカ県から増援部隊を派遣している、と発表した。

一方、Champress(10月12日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、ハナーヌー地区、ラーシディーン地区、ザバデーヤ地区、ラームーサ地区、旧市街、ジャービリーヤ地区、ライラムーン地区、クワイリス町周辺、アドナーニーヤ村、バーシュカウィー村、ラスム・イマーム村北部、アイン・ジャマージマ村、ハーン・アサル村西部、カフルウバイド村、サルジュ・ファーリア村、ディーマーン村、バッルーラ村、フライターン市、タッル・サワーン町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、Champress(10月12日付)によると、ハラスター市、アイン・タルマー村旧市街、タッル・クルディー町郊外、ドゥーマー市、アルバイン市、ナシャービーヤ町郊外、ダーライヤー市、カラムーン山地無人地帯、マシュラファ村無人地帯、カーラ市無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、Champress(10月12日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、Champress(10月12日付)によると、ジャムリーン村、タッル・マスィーフ西部、アトマーン村、ナーフタ町、タファス市・ダルアー市街道、ダルアー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、Champress(10月12日付)によると、マスハラ丘、マスハラ村、ウンム・バーティナ村、ナブア・サフル村、フッリーヤ村・ジャバーター村・アブー・シャッタ村街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、Champress(10月12日付)によると、サラーキブ市、ビンニシュ市、ナビー・アイユーブ丘、マアッラト・ヌウマーン市、カフルラーター村、ジャルジャナーズ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、Champress(10月12日付)によると、カフルズィーター市、ラタミーン村、ムーリク市、ラターミナ町、タッル・ファース村、スカイク村、カスル・イブン・ワルダーン村で、シ%

シリア反体制勢力の動き:シリア・クルド国民評議会が西クルディスタン移行期民政局による徴兵拒否者逮捕を非難(2014年10月12日)

シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュによる「民主的自治区自衛義務遂行法」(いわゆる兵役法)違反者数千人の逮捕に異議を唱えた。

AFP, October 12, 2014、AP, October 12, 2014、ARA News, October 12, 2014、Champress, October 12, 2014、al-Hayat, October 13, 2014、Kull-na Shuraka’, October 12, 2014、al-Mada Press, October 12, 2014、Naharnet, October 12, 2014、NNA, October 12, 2014、Reuters, October 12, 2014、SANA, October 12, 2014、UPI, October 12, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:シリア元首相がESCWA事務次長に昇進(2014年10月11日)

国連のリーマー・ハラフ事務次長兼ESCWA(Economic and Social Commisison for Western Asia)事務総長は、ESCWA-EDGE(Economic Development and Globalization Division)代表でシリアの元副首相アブドゥッラー・ダルダリー氏をESCWA事務次長に昇進させた。

またシリアの元運輸大臣のヤアリブ・バドル氏をESCWA運輸物流担当顧問に任命した。

クッルナー・シュラカー(10月11日付)が伝えた。

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イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、シリア情勢に関して「ダーイシュ(イスラーム国)の殲滅をめざす米国主導の有志連合がシリアの体制転換を望めば、イスラエルの安全は失われるだろう」と述べた。

IRNA(10月12日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、IRNA, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:アッカール郡にシリアから砲撃(2014年10月11日)

NNA(10月11日付)によると、北部県アッカール郡カビール川域にシリア領内から複数の迫撃砲弾が撃ち込まれた。

AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ一帯への爆撃続く(2014年10月11日)

米中央軍によると、米国など有志連合は10、11日にアレッポ県アイン・アラブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)の車輌・拠点に対して6回にわたり空爆を行った。

シリア人権監視団によると、米軍など有志連合が、アレッポ県アイン・アラブ市一帯やラッカ県ラッカ市一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員37人(うちアイン・アラブ市一帯での死者は21人)が死亡した。

AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アイン・アラブでの攻防続く(2014年10月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市中心の広場(自由広場)に向かって進軍する一方、同市南部に対して激しい攻撃を加え、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がこれを迎撃した。

また人民防衛隊は同市東部などで「特殊作戦」を行い、ダーイシュ戦闘員複数を殺害した。

ARA News(10月11日付)によると、アイン・アラブ市政府では、人民防衛隊がダーイシュによる自爆攻撃を2度にわたって阻止した。

またクルド人戦線旅団のアフマド・ハッスー報道官は、ユーフラテスの火山合同作戦司令室がアイン・アラブ市でのダーイシュとの戦闘でダーイシュ戦闘員4人を捕捉したと発表した。

ARA News(10月11日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が、アイン・アラブ市(アレッポ県)攻略が「ハッターブ・クルディスターニー」を名乗る男性に

シリア反体制勢力の動き:ヌスラ戦線離反者が親ダーイシュ武装集団を結成(2014年10月11日)

クッルナー・シュラカー(10月11日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方で、シャームの民のヌスラ戦線を離反したアミールの一人が「アンサール機構」を名乗る新たなジハード主義武装集団を結成したと報じた。

「アンサール機構」は、10月8日にサクバー市で市民を処刑した際に、正式に発足を発表した。

「アンサール機構」は約150人の戦闘員からなり、そのほとんどがダーイシュ(イスラーム国)への敵対的姿勢をとるヌスラ戦線に反対し、離反した元ヌスラ戦線メンバーだという。

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『ハヤート』(10月12日付)によると、ハマー県北部、イドリブ県南部などで活動するシャームの民のヌスラ戦線と自由シリア軍を名乗る武装集団の幹部が停戦合意を締結し、アサド政権と戦うために協力することで合意した。

停戦合意に締結したのは、ヌスラ戦線のアブー・アブドゥッラー・トゥウーム氏、シャイフ・アブー・ナスル氏、シャイフ・アブー・ワーリド氏と、自由シリア軍を名乗る武装集団のジャミール・ラアドゥーン中佐。

締結には、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム教ウラマー連盟などが証人として同席した。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)侵入に関して、AFP(10月11日付)に「我々はトルコの支援を火急に必要としている…。トルコが国境を早急に解放し、コバネ(アイン・アラブ市)を防衛する人々に武器がわたることが可能になるのがよい」と述べた。

しかしムスリム共同党首は、トルコ軍の直接の軍事介入は「占領」にあたると拒否した。

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ARA News(10月11日付)は、西クルディスタン移行期民政局が民主的自治区自衛義務遂行法(いわゆる兵役法)の適用を開始し、アサーイシュが各地で徴兵忌避者の逮捕を行っている、と報じた。

AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:トルコ首脳は、アサド政権打倒を強調し、論理すり替え(2014年10月10日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の攻勢に関連して「トルコはイスラーム国とアサドに反対している。アサドとイスラーム国にすべての惨状の責任がある」と述べた。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はトラブゾン市で支持者を前に演説し、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の攻勢に関連して、「国家テロを行う犯罪者アサドの手に彼ら(シリア人避難民)の運命をゆだねることはできない」と述べた。

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とパリで会談し、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議した。

会談後の共同記会見で、ファビウス外務大臣は、ダーイシュの進軍を止めるには「空爆だけでは不充分」としたうえで、「シリアの穏健な反体制派を強化しなければならない」と述べた。

またシリア・トルコ国境での緩衝地帯設置に改めて支持を表明した。

チャヴシュオール外務大臣も緩衝地帯設置の必要を強調した。

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イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、「飛行禁止空域設置(構想)に代表される米国などの誤った試みは、シリアの主権を脅かす。シリア領内への軍部隊の進入は困難をもたらすだろう」と述べた。

また「イランはコバネ/アイン・アラブ市のクルド人を支援するため必要な支援を行ってきた。これはシリア政府に支援を行うことを通じてであり、それはクルド人への支援につながる」と付言した。

IRNA(10月10日付)が伝えた。

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米国務省のマリー・ハーフ副報道官は、トルコ政府が、シリアの「穏健な反体制派」の教練プログラムへの支援に同意したと発表した。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はスイスでの記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市侵攻に関して、同市での「イスラーム国戦闘員による虐殺を回避するため、クルド人避難民の越境を認める」ようトルコに求めた。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、IRNA, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:ダーイシュ少年兵が死亡(2014年10月10日)

米中央軍によると、米国など有志連合は、アレッポ県アイン・アラブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)の車輌などに対して9回にわたって空爆を行った。

シリア人権監視団によると、このうち2回は、ダーイシュが制圧したというアイン・アラブ市内の治安厳戒地区に対して行われたという。

また有志連合はダイル・ザウル県ダイル・ザウル市、ハサカ県ハサカ市一帯に対しても2度にわたって空爆を行った。

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ロイター通信(10月10日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)支持者のツイッターの情報として、米国など有志連合によるシリア領内への空爆によって、UAE出身のダーイシュの少年戦闘員1人が父親とともに死亡した、と伝えた。

死亡したこの少年の名はムハンマド・アブスィー・アブー・ウバイダ氏。シブル・バグダーディーを名乗っていたという。

年齢は不明だが、9~13歳くらいだという。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダーイシュがアイン・アラブ市内の制圧地域拡大(2014年10月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)はアイン・アラブ市内の治安厳戒地区を制圧した。

同地域には、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊本部、アサーイシュ本部などがあったという。

制圧に際して、ダーイシュは治安厳戒地区西部で、車による自爆攻撃を行ったという。

『ハヤート』(10月11日付)によると、ダーイシュはアイン・アラブ市の約40%を制圧したという。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、防空工場機構に近いアドナーニーヤ村周辺で、シャーム自由人イスラーム運動がシリア軍と交戦した。

一方、Champress(10月10日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、シャッアール地区、ラーシディーン地区、ザイターン地区、タッル・カッラーフ村、アブティーン村、ターディフ市、バーブ市、バンーン・フッス村、ディーマーン村、カフルカール村、ズィラーア村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市各所をシリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃し、子供4人、女性1人を含む18人が死亡した。

一方、Champress(10月10日付)によると、ダルアー市ハマーディーン地区など、インヒル市、ズィムリーン村、ダイル・アダス村、ムザイリーブ町、ズィムリーン村・ブスラー・シャーム市街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アルバイン市などをシリア軍が空爆し、子供4人を含む25人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区をシリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ラターミナ町、ムーリク市、カフルズィーター市、ラタミーン村一帯をシリア軍が18回以上にわたって空爆した。

またムーリク市一帯では、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、Champress(10月10日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町近郊、タラス村・ラスタン市街道、ウンム・サフリージュ村、アブー・ハワーディード村、ラッフーム村、タラール・ラジュム・カスル村、アッブ・ガジャル村、タルビーサ市、アイン・フサイン村、イッズッディーン町、カフルラーハー市、タッル・ラスタン、タイバ村、タドムル市郊外、ヒムス市ワアル地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、Champress(10月10日付)によると、シュグル村、タイバート村、ワスィータ村、タッル・スルターン村、サラーキブ市、アブー・ズフール町、フマイマート・ダーイル村、タッル・サラムー村周辺、カフルルーマー村、ビンニシュ市、ハーン・スブル村、ダイル・サンバル村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、Champress(10月10日付)によると、ナブア・サフル村・ハーラ・スワイサ村・マスハラ村分岐点で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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シリアの反体制勢力の動き:シリア国民連合はトルコ政府に迎合(2014年10月10日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市侵攻を受けたシリア・トルコ国境での緩衝地帯設置をめぐる動きに関して、「アサド政権の「樽爆弾」から市民を保護するためにこれ以外に選択肢はない」と支持を表明した。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は声明を出し、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の侵攻に対する米国など有志連合の空爆に謝意を示し、「我らが人民(クルド人)と、民主主義と平和の防衛に努める諸国との友好関係強化に大きな影響を残すだろう」と述べた。

ARA News(10月11日付)が伝えた。

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西クルディスタン移行期民政局コバネ執行評議会は声明を出し、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)侵攻に関して、国際社会に対して同市住民の生活を保障するための人道回廊の設置と、米国など有志連合によるさらなる空爆を呼びかけた。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、October 11, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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最新論考「混乱を再生産するイスラーム国と欧米:その奇妙な親和性」(『世界』)

青山弘之「混乱を再生産するイスラーム国と欧米:その奇妙な親和性」
『世界』第862号、2014年11月、pp.145-153

米英仏が化学兵器使用疑惑を根拠にシリアへの限定的攻撃を画策してから1年が経った2014年9月、バラク・オバマ米大統領は、イスラーム国を殲滅するとしてシリア空爆の意思を再び表明した。イスラーム国を「ガン」と非難する米国の好戦的な姿勢は、反体制派を「細菌」と呼び、「テロとの戦い」の名のもとにその殲滅をめざしてきたバッシャール・アサド政権を彷彿とさせる一方、既存の国家枠組みを軽視する欧米諸国の支援策は、シリア、イラク両国国境の撤廃を主唱し、混乱を助長するイスラーム国との奇妙な親和性を感じさせる。混沌の中東を読み解く。・・・

諸外国の動き:米国、トルコ・シリア国境での緩衝地帯設置に消極的(2014年10月9日追記)

アントニー・ブリンケン米大統領次席補佐官(国家安全保障問題担当)は訪問先のロンドンで、シリア・トルコ国境での緩衝地帯設置について「関心事となっていない」と述べ、消極的な姿勢を示した。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:NATO、シリア・トルコ国境地帯の「緩衝地帯」設置検討せず(2014年10月9日)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、トルコ首都アンカラを訪問し、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と会談、ダーイシュ(イスラーム国)への対応について協議した。

会談後、ストルテンベルグ事務総長は記者団に対して、トルコ・シリア国境地帯での緩衝地帯の設置に関して意見を交わしたとしつつ、「NATOの議題にまだ上っていない。NATOで審議する問題ではない」と述べた。

一方、チャヴシュオール外務大臣も、ダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市侵攻に関して、トルコ単独でのシリアへの軍事介入は「非現実的」だと述べた。

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ハサカ県では、ARA News(10月9日付)によると、カーミシュリー市住民が、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)襲撃へのトルコ政府の対応に抗議するデモを対トルコ国境沿いで行ったが、トルコ国境警備隊の発砲を受け、1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃(2014年10月9日)

米中央軍司令部は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)が侵入したアレッポ県アイン・アラブ市に対して5度にわたって空爆を行ったと発表した。

8日晩から9日未明にかけての空爆では、ダーイシュの訓練センター、建物1棟、車輌2台を破壊した。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アイン・アラブでの攻防続く(2014年10月9日)

アレッポ県では、『ハヤート』(10月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はアイン・アラブ市の3分の1を制圧した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュは9日未明の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との戦闘でさらに前進、アサーイシュ本部を制圧したという(しかし、ARA News(10月9日付)によると、人民防衛隊はその後アサーイシュ本部を奪還した)。

両者の戦闘は、アサーイシュ本部など治安関連施設が隣接する地域一帯、シャリーア学校一帯、48通りなどで集中的に行われたという。

なお戦闘・空爆では、ダーイシュ戦闘員19人、人民防衛隊戦闘員15人を含む57人が死亡したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月9日付)は、クウェートの複数のメディア筋の話として、アイン・アラブ市内での戦闘で、ダーイシュ司令官でクウェート人のハーリド・ガーンズィー氏(ハーリド・ルースィー)が死亡したと報じた。

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アレッポ県では、シャーム自由人イスラーム運動によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らとの戦闘の末、防衛工場機構周辺のカーシュータ村、下ズィラーア村、上ズィラーア村、バザーニーヤ村、バーシュカウィー村、水利地区、シャジャル地区を制圧した。

これに関して、シリア人権監視団は、アドナーニーヤ村一帯で両者が激しく交戦したと発表した。

一方、シャームプレス(10月9日付)によると、バーシュカウィー村、カーシュータ村、ウカイルシュ村、ラスム・ウカイルシュ村、ウンム・ジャラン村、カフルカール村、サラジュ・バーリア村、バンーン・フッス村、ラスム・シャイフ村、カイカーン村、サギーラ村、サフィーラ市郊外のタッル・ダマーン村、ライターン村、アルド・ハムラー村、航空士官学校周辺、ハッダーディーン村、ワディーヒー村、自由貿易地区、ムスリミーヤ村、ズィラーア村、タッル・ジャビーン村、ディーマーン村、ハンダラート・キャンプ西部、アレッポ市ハナーヌー地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、アクラブ町をシリア軍が空爆、ムーリク市周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、シャームプレス(10月9日付)によると、ムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、トゥータフ村、ジャニー・アルバーウィー村、南カスタル村、アカシュ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区をシリア軍が空爆、またタダームン区でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・アサーフィール市、ハラスター市各所、アルバイン市・ハラスター市間をシリア軍が空爆・砲撃する一方、ザマルカー町で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、シャームプレス(10月9日付)によると、アッサール・ワルド町無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、タッル・ハーラ、ダルアー市ダム街道地区、ブスラー・シャーム市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

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イドリブ県では、AFP(10月9日付)によると、イドリブ県カニーヤ村で6日晩にシャームの民のヌスラ戦線に拉致されたシリア人牧師ハンナー・ジャッルーフ氏が釈放された。

一方、シャームプレス(10月9日付)によると、タマーニア町、ハーン・シャイフーン市、アトシャーン村、カフルサジュナ村、アブー・ズフール町、マアッラト・ヌウマーン市、ハフィーヤ村、ジャルジャナーズ町、ジスル・シュグール市、タッル・ファドル村、ダスーキー村、クーリーン村、アルバイーン山一帯、カフルラーター村、タッル・ジーニヤー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シャームプレス(10月9日付)によると、カフルラーハー市、タッルドゥー市、アクラブ町、アイン・フサイン村、カフルナーン村、サアン一帯、ムシュリファ村、ヒムス市ワアル地区、ワーディー・カフフ、ワーディー・スマルミル、ジバーブ・ハマド村、マヌーフ村、ウンム・ジャリース村、シャンダーヒーヤ村南部、ザーラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シャームプレス(10月9日付)によると、ダルアー市、ナイーマ、インヒル、ガバーギブで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シャームプレス(10月9日付)によると、ウンム・バーティナ村、ナブア・サフル村、ヒルバト・アフマド・シュバート村、ハミーディーヤ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:外務副大臣が仏大統領の姿勢を批判(2014年10月9日)

シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、フランス大統領府によるシリア・トルコ国境地帯での緩衝地帯設置支持声明に関して「もっとも激しい調子で非難する…。フランスによるこうしたトルコ支援は、シリアへの敵対行為だ」と非難した。

SANA(10月9日付)が伝えた。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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米国などによるシリア爆撃;米国防総省報道官、爆撃の限界を認める(2014年10月8日追記)

国防総省のジョン・カービー報道官は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた有志連合の軍事行動に関して、「空爆だけでこの都市(アイン・アラブ市)を救援することはできない。シリアでは共に戦える十分な地上部隊がいないのは事実だ」と語り、作戦遂行の上での限界を認めた。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:フランス二枚舌外交(2014年10月8日)

『ル・モンド』(10月8日付)は、フランス治安当局(DGSI)がシリアの治安機関に対して直接連絡をとり、シリア国内でダーイシュ(イスラーム国)などの反体制武装集団に参加しているフランス人に関する情報に努めていると報じた。

同報道によると、両国治安当局の接触は2014年第1四半期に開始されたという。

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フランス大統領府は声明を出し、フランソワ・オランド大統領が、シリア・トルコ国境地帯での「緩衝地帯」設置を支持すると発表した。

「緩衝地帯」は、ダーイシュ(イスラーム国)の北進を受けて、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が設置を主張してきた。

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ジョン・ケリー米国務長官は、ワシントンDCでフィリップ・ハモンド英外務大臣と会談し、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議した。

会談後の共同記者会見で、ケリー国務長官は、シリア・トルコ国境での「緩衝地帯」設置について、「検討に値する」と述べた。

またハモンド外務大臣も「同盟国や友好国とともに緩衝地帯が意図するものについて検討しなければならない…。必ずしもその設置を排除しない」と述べた。

これに関連して、米国防総省報道官は、トルコ・シリア国境地帯における「飛行禁止空域」の設定は提起されていないと発表した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、欧米諸国がトルコ・シリア国境に設置を示唆した「緩衝地帯」に関して、ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いが内政干渉や体制打倒の口実となってはならない」と批判した。

AFP, October 8, 2014、AP, October 8, 2014、ARA News, October 8, 2014、Champress, October 8, 2014、al-Hayat, October 9, 2014、Kull-na Shuraka’, October 8, 2014、al-Mada Press, October 8, 2014、Le Monde, October 8, 2014、Naharnet, October 8, 2014、NNA, October 8, 2014、Reuters, October 8, 2014、SANA, October 8, 2014、UPI, October 8, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ヒズブッラーがヌスラ戦線との戦闘の末「ウンム・フルジュ哨所」を制圧(2014年10月8日)

ベカーア県バアルベック郡では、ジャディード・チャンネル(10月8日付)などによると、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるシリアの反体制武装集団と交戦の末、ブリータール村郊外にある通称「ウンム・フルジュ哨所」(標高2,300メートル)を制圧した。

ウンム・フルジュ哨所は、ヌスラ戦線などが潜伏するシリアのダマスカス郊外県アッサール・ワルド町郊外の無人地帯などを見渡すことができる要衝。

なおこの戦闘で、ヒズブッラー戦闘員3人が戦死したという。

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NNA(10月8日付)によると、ナバティーヤ県ハースバイヤー郡で、武器を購入し、シャブアー農場(イスラエル占領下)を経由してシリアに持ち込もうとしていたというシリア人男性1人を内務治安軍総局が逮捕した。

シャブアー農場・カフルシューバーを含むいわゆるゴラン高原では、シャームの民のヌスラ戦線がイスラエルを背にするかたちで、クナイトラ県、ダルアー県での支配領域拡大をめざしている。

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NNA(10月8日付)によると、北部県ズガルター郡エフデン市で、軍情報局がシリア人の野営地に対して強制捜査を行い、シリア人不法滞在者11人を逮捕した。

AFP, October 8, 2014、AP, October 8, 2014、ARA News, October 8, 2014、Champress, October 8, 2014、al-Hayat, October 9, 2014、al-Jadid TV, October 8, 2014、Kull-na Shuraka’, October 8, 2014、al-Mada Press, October 8, 2014、Naharnet, October 8, 2014、NNA, October 8, 2014、Reuters, October 8, 2014、SANA, October 8, 2014、UPI, October 8, 2014などをもとに作成。

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