米主導の有志連合がイドリブ県に対する爆撃でシャーム解放機構のエジプト人幹部を殺害(2017年3月21日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月21日付)によると、米主導の有志連合所属の無人航空機がトルコ国境に近いダルクーシュ町の公立病院近くの路上で車1台を爆撃し、乗っていたシャーム解放機構の幹部でエジプト人のアブー・イスラーム・ミスリー氏(本名アブー・アッバース・ダリール)を殺害した。

Kull-na Shuraka’, March 21, 2017

AFP, March 21, 2017、AP, March 21, 2017、ARA News, March 21, 2017、Champress, March 21, 2017、al-Hayat, March 22, 2017、Iraqi News, March 21, 2017、Kull-na Shuraka’, March 21, 2017、al-Mada Press, March 21, 2017、Naharnet, March 21, 2017、NNA, March 21, 2017、Reuters, March 21, 2017、SANA, March 21, 2017、UPI, March 21, 2017などをもとに作成。

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首都ダマスカス東部でシャーム解放機構、ラフマーン軍団などからなる反体制武装集団が攻撃を再び激化、ジャウバル区北部でシリア軍と激しく交戦(2017年3月21日)

ダマスカス県では、シャーム解放機構とともに県東部で戦闘を続けるラフマーン軍団は声明を出し、県東部(ジャウバル区、カーブーン区一帯)での「アッラーの僕たちよ、しっかりとせよ」作戦第2段階を開始し、20日に喪失したすべての拠点を奪還したと発表した。

Kull-na Shuraka’, March 21, 2017

また、ラフマーン軍団のワーイル・アルワーン報道官は声明を出し、宗教宗派を問わず民間人を攻撃対象としないと宣言した。

Kull-na Shuraka’, March 21, 2017

シリア人権監視団によると、ジャウバル区北部、カーブーン区南部一帯(工業地区)で、シリア軍、親政権武装勢力が、シャーム解放機構、ラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動などと激しい戦闘を続け、反体制武装集団側は、ジャウバル区北の紡績工場一帯、テレビ工場一帯、お菓子工場を制圧、ファーリス・フーリー通りを射程圏内に収めた。

これに対して、シリア軍はジャウバル区一帯に空爆・砲撃を加え、20日以降の空爆回数は140回以上、砲撃回数は約500回に達しているという。

しかし、SANA(3月21日付)によると、シリア軍は県東部のジャウバル区北部に位置する紡績工場一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

武装集団は同地一帯に潜入を試みたが、シリア軍がこれを撃退し、追撃、戦闘員多数を殺傷、拘束したという。

シリア軍はまた、ジャウバル区北部の電力会社、工業地区に侵攻を試みたシャーム解放機構などからなる反体制武装集団も撃退するとともに、カーブーン区からアッバースィーイーン地区に対して狙撃を続ける武装集団の拠点に対して砲撃を加えた。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、ダマスカス県内のシリア政府支配地域を砲撃、マサーキン・バルザ地区、ティシュリーン地区、シャーグール地区、カイマリーヤ地区に迫撃砲弾が着弾し、19人が負傷した。

SANA, March 21, 2017

また、ダマスカス県ジャウバル区で抵抗を続ける反体制武装集団は、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市の民家を砲撃した。

AFP, March 21, 2017、AP, March 21, 2017、ARA News, March 21, 2017、Champress, March 21, 2017、al-Hayat, March 22, 2017、Iraqi News, March 21, 2017、Kull-na Shuraka’, March 21, 2017、al-Mada Press, March 21, 2017、Naharnet, March 21, 2017、NNA, March 21, 2017、Reuters, March 21, 2017、SANA, March 21, 2017、UPI, March 21, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県などでシリア軍と反体制武装集団が交戦(2017年3月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフル・ウワイド村を砲撃し、女性2人子供2人を含む6人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、シリア政府支配下のフーア市一帯を砲撃し、人民諸委員会メンバー2人が死亡した。

一方、サラーキブ市東部では、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の車に仕掛けられた爆弾が爆発し、戦闘員複数が負傷した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(3月21日付)によると、反体制武装集団がスーラーン市に対して攻撃を強化した。

シリア人権監視団によると、シリア軍がタイバト・イマーム市、ムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市、ラハーヤー村、ズーワール村、アンカーウィー村、スーラーン市一帯を空爆した。

一方、SANA(3月21日付)によると、シリア軍がスーラーン市一帯でシャーム解放機構と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(3月21日付)によると、シリア軍がマガル・ミール村一帯のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(3月21日付)によると、シリア軍がウンム・シャルシューフ村、アブー・サナースィル丘、バーイカ村、フーシュ・ザバーディー村、ダブール村、アブー・アナズ農場、ティールマアッラ村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(3月21日付)によると、シリア軍がダルアー市郊外のガラズ刑務所・キャンプ街道間の街道で、シャーム解放機構と交戦した。

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シャーム解放機構は声明を出し、ハーフィズ・アサド前大統領の出身地であるラタキア県カルダーハ市を長距離ミサイルで攻撃したと発表した。

AFP, March 21, 2017、AP, March 21, 2017、ARA News, March 21, 2017、Champress, March 21, 2017、al-Hayat, March 22, 2017、Iraqi News, March 21, 2017、Kull-na Shuraka’, March 21, 2017、al-Mada Press, March 21, 2017、Naharnet, March 21, 2017、NNA, March 21, 2017、Reuters, March 21, 2017、SANA, March 21, 2017、UPI, March 21, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月20日、ラッカ市近郊などに対して22回の爆撃を実施(2017年3月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月20日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は22回で、ラッカ市近郊(19回)、ブーカマール市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

また米空軍はイドリブ県内でアル=カーイダに対して空爆を実施し、テロリスト数人を殺害した。

AFP, March 21, 2017、AP, March 21, 2017、ARA News, March 21, 2017、Champress, March 21, 2017、al-Hayat, March 22, 2017、Iraqi News, March 21, 2017、Kull-na Shuraka’, March 21, 2017、al-Mada Press, March 21, 2017、Naharnet, March 21, 2017、NNA, March 21, 2017、Reuters, March 21, 2017、SANA, March 21, 2017、UPI, March 21, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県東部のアッバースィーイーン・バス・ターミナル、ジャウバル区北部工業地区からシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を放逐(2017年3月20日)

ダマスカス県では、SANA(3月20日付)によると、シリア軍が県東部のアッバースィーイーン・バス・ターミナル、ジャウバル区北部工業地区から反体制武装集団を排除、同地を奪還した。

シリア人権監視団によると、戦闘はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が拠点とするカーブーン区、バルザ区一帯、イスラーム軍が拠点とするダマスカス郊外県東グータ地方一帯で激しく行われた。

またシリア軍戦闘機がジャウバル区、カーブーン区一帯を100回以上にわたり重点的に空爆した。

県東部のアッバースィーイーン・バス・ターミナル、工業地区一帯は、19日にシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、ラフマーン軍、第1旅団が侵攻し、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、2日間の戦闘で、シリア軍は士官19人を失った。

SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017
SANA, March 20, 2017

一方、SANA(3月20日付)によると、マズラア地区にあるロシア大使館の施設に対して反体制武装集団が砲撃を行い、施設のガラスが割れるなどの被害を受けた。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアと欧州諸国の合同議員使節団と会談(2017年3月20日)

アサド大統領は、シリアを訪問したロシアと欧州諸国の合同議員使節団(ロシア連邦議会下院のヴラジミール・ワスィーリエフ副議長が団長)と首都ダマスカスで会談した。

会談では、シリア情勢の進捗について意見を交わし、アサド大統領は、現下の紛争に関して、国際法を遵守するロシア、中国などと、テロ組織支援と内政干渉を通じて国際法に違反する諸外国の紛争だとしたうえで、「テロとの戦い」と政治的対話を通じて事態収拾をめざすとの意思を示した。

また、ロシアと欧州諸国の合同議員使節団のシリア訪問が、欧州諸国の対シリア政策の見直しの機会になることに期待を寄せた。

使節団はまた、ハディヤ・アッバース人民議会議長とも個別に会談した。

SANA(3月20日付)が伝えた。

SANA, March 20, 2017

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アサド大統領は、ロシア・欧州諸国議員合同使節団との会談後、同行した記者団のインタビューに応じた。

インタビューは英語で行われ、その映像は大統領府がSANA(3月20日付)を通じて配信した(https://www.youtube.com/watch?v=ed5xaOePux0&feature=youtu.be)。

またインタビューの英語全文(http://sana.sy/en/?p=102574)はSANAが配信した。

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, March 20, 2017

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「国連シリア代表のジャアファリー氏が発表した通り、我々はロシアの(新憲法起草に向けた)イニシアチブを支持するし、それ以外のイニシアチブも支持しており、現在ロシア側と詳細について議論している。問題は…武装集団の代表団がその会合(アスタナ3会議)に出席しなかったことだ。我々みなが、トルコの消極的な影響力行使があったと信じている。相手がいないでどのように具体的なことを始めることができるというのか?」

「シリア国内でシリア政府の同意を得ていないいかなる軍事作戦も…侵略だ。ラッカを解放するためのものであれ、他の場所を解放するためのものであってもだ。また、我々はみな(米主導の)有志連合がダーイシュやテロリストと真剣に戦ってこなかったことを知っている。だから、ラッカ解放の計画があるという場合において、我々はその意図を考えなければならない。誰から解放して…誰にそれを与えるか、ということをだ。それはシリア政府を助けるためでもなければ、シリアの統一、主権をめざすものでもなく、何か別の要因に基づいているはずだ」。

「テロリストを打ち負かすために、ロシア・シリア両国の高官・軍幹部がさらなる支援を必要としていると感じているはずだ」。

「我々は(再解放された)パルミラ遺跡群の破壊状況を再評価し、何ができるかを把握しなければならない。しかし、私は、それはシリアとロシアだけでなく、UNESCOなどの機関、国々の問題でもあると思う」。

(イスラエル軍による度重なる越境空爆に関して)「国境防衛は我々の権利であり、義務だ。それができるのにしなければ、我々はシリア国民によって非難されるべきだ…。私はこの点に関してロシアが重要な役割を果たすことができると考えている。ロシアの政策は国際法、国連憲章、安保理決議に基づいている。それゆえにロシアはイスラエル側とこの基準に基づいて協議でき、イスラエルが今後再びシリアを攻撃しないようにするために役割を果たすことができると考えている」。

「米国の政策はさまざまな基準に基づいていて、ダウル・スタンダードどころではない。米国の政策は価値観や国際法ではなく…、自分たちの見解、利害、そして米国内のさまざまなロビーや勢力のバランスに基づいている…。ホワイト・ヘルメットはアル=カーイダだ」。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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ロジャヴァ・アフリーン地区にトルコ軍とYPGの衝突とYPG教練を任務とするロシア軍部隊が進駐(2017年3月20日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官が声明を出し、ロシア軍と人民防衛隊の合意に基づき、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区のジンディールス町近郊にロシア軍が進駐したと発表した。

進駐は人民防衛隊の教練を目的とするものだという。

シリア人権監視団によると、アフリーン市郊外のカフル・ジャンナ村に、シリア駐留ロシア軍の車輌、装甲車約100輌が進駐、ARA News(3月20日付)によると、ロシア軍は同地にシリア駐留ロシア軍当事者和解調整センター分所を設置したという。

シリア人権監視団によると、駐留部隊の任務は、①アフリーン市一帯地域での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とトルコ軍の衝突回避と②人民防衛隊の教練の二つだという。

これに関して、ロシア国防省はシリア領内に新たな駐留基地を建設する計画はないと発表した。

一方、トルコのニマン・クルトゥルムシュ副首相(内閣報道官)は、シリア北部に「テロ地域」が設けられることを受け入れることはできないと述べた。

Kull-na Shuraka’, March 20, 2017
Kull-na Shuraka’, March 20, 2017

 

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県南東部のダーイシュの拠点都市ダイル・ハーフィル市への包囲を強化(2017年3月20日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー精鋭部隊、ロシア軍機甲大隊が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市ダイル・ハーフィル市近郊のシャリーマ村、クサイル村を制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 20, 2017

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市北部墓地地区、工業地区、ハミーディーヤ地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ティーム砂漠、ワーディー・ザルダ、ブガイリーヤ村、シューラー村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジッリーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市郊外一帯に対して60回以上の爆撃を実施(2017年3月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市西部郊外、北西部郊外、南部郊外、北部郊外一帯の反体制武装集団支配地域を空爆した。

空爆は、ダーラト・イッザ市、ウワイジル村、カフル・カルミーン村、マアーッラト・アターリブ村、ICARDA、ハーン・アサル村、アウラム・クブラー町、アウラム・スグラー村、カフルハムラー村、アナダーン市、英国人墓地地区、タッル・ハディーヤ村、ハーン・トゥーマーン村、カラースィー村、ハルサ村、フール村、ジャファル・マンスール村、アレッポ市ラーシディーン地区郊外に対して60回以上にわたり行われ、女性1人、子供1人を含む多数が死傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラーがマダーヤー町を砲撃し、4人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市を3回にわたり空爆し、女性2人が死亡、8人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市郊外のガラズ刑務所近くの街道で、ホワイト・メルメットの幹部が乗っていた車を攻撃、殺害した。

殺害されたのはアブドゥッラー・スィルハーン氏(アブー・ヤースィーン)で、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、空爆を行ったのはロシア軍だという。

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ハマー県では、SANA(3月20日付)によると、シリア軍が県北部のタイバト・イマーム市、カフルズィーター市、ラターミナ町、ラハーヤー村、カルアト・マディーク町などでシャーム解放機構の拠点を空爆した。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区で反体制武装集団戦闘員200人以上が投降し恩赦を受ける(2017年3月20日)

ヒムス県では、SANA(3月20日付)によると、反体制武装集団とその家族約2,000人が退去したヒムス市ワアル地区で戦闘員200人以上が地元和解プロセスの一環で武器を棄てて当局に投降し、2016年政令第15号に従い恩赦を受け、放免となった。

SANA, March 20, 2017

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市南東部のダーイシュ拠点複数カ所を制圧(2017年3月20日)

ラッカ県では、ARA News(3月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ラッカ市南東部の鉄道駅、揚水施設などを制圧した。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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EUは化学兵器使用に関与したとしてシリア軍の高官4人を制裁対象に(2017年3月20日)

欧州連合は声明を出し、シリア国内での化学兵器使用に関与したとしてシリア軍の高官4人に対して渡航禁止、資産凍結などの制裁を科したと発表した。

制裁対処となった4人の氏名については公表されなかった。

これにより、欧州連合による対シリア制裁の対象者数は239人、67法人となった。

ロイター通信(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月17~19日の3日間で、ダーイシュの中心都市ラッカ県を重点的に爆撃(2017年3月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月17~19日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

3月17日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ラッカ市近郊(5回)、タドムル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

3月18日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、シャダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(11回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、タドムル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

3月19日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(18回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 20, 2017、AP, March 20, 2017、ARA News, March 20, 2017、Champress, March 20, 2017、al-Hayat, March 21, 2017、Iraqi News, March 20, 2017、Kull-na Shuraka’, March 20, 2017、al-Mada Press, March 20, 2017、Naharnet, March 20, 2017、NNA, March 20, 2017、Reuters, March 20, 2017、SANA, March 20, 2017、UPI, March 20, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍が再びシリア領内(クナイトラ県)を越境爆撃し、親政権民兵組織司令官を殺害(2017年3月19日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機がハーン・アルナバ市と首都ダマスカスを結ぶ街道を走行中の自動車を空爆した。

この空爆で、自動車が大破し、乗っていた男性1人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、この空爆で親政権民兵組織「ゴラン連隊」の司令官が死亡した。

Kull-na Shuraka’, March 19, 2017

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区から退去した戦闘員がジャラーブルス市に到着する一方、150人が投降し恩赦を受ける(2017年3月19日)

ヒムス県では、SANA(3月19日付)によると、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員150人が、武器を棄て当局に投降、2016年政令第15号に基づき恩赦を受け、放免となった。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団の戦闘員約300人とその家族約400世帯の合わせて約2,000人を乗せた旅客バスの車列が、トルコ軍およびその支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の実効支配下にあるジャラーブルス市に到着した。

Kull-na Shuraka’, March 19, 2017
ARA News, March 19, 2017

 

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)などからなる反体制武装集団が首都ダマスカス東部で攻撃を激化、アッバースィーイーン・バス・ターミナルの大部分を制圧(2017年3月19日)

ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)、シリア人権監視団などによると、県東部のジャウバル区、カーブーン区、バルザ区を拠点とするシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍などの反体制武装集団が「アッラーの僕たちよ、しっかとせよ」作戦を開始、数千人の戦闘員を動員して、シリア軍拠点に対する攻撃を激化させた。

攻撃は、シャーム解放機構、ラフマーン軍団がジャウバル区で、第1旅団とウンマの曉旅団がカーブーン区およびバルザ区一帯で開始され、反体制武装集団はカーブーン区の工業地区、ジャウバル区内の複数の建物群を制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 19, 2017
Kull-na Shuraka’, March 19, 2017
Kull-na Shuraka’, March 19, 2017
Kull-na Shuraka’, March 19, 2017

アッバースィーイーン・バス・ターミナルへの侵攻と前後して、バルザ区などダマスカス県東部一帯でシリア軍との戦闘を続けるシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍は大規模作戦に向けて、動員を強化、戦闘員数千人が同地に集結していたという。

戦闘により、シリア軍兵士20人以上が死亡したという。

また、シャーム解放機構メンバーなどからなる特攻自爆戦闘員(インギマースィー)が特攻攻撃を繰り返し、アッバースィーイーン・バス・ターミナルの大部分を制圧した。

さらに、反体制武装集団は、アレッポ街道、カッサーア地区、アッバースィーイーン病院一帯、ジョルジュ・フーリー広場、ルクン・ディーン区各所、クスール地区、ムハージリーン区、アダウィー地区、アッバースィーイーン地区、ファーリス・フーリー通り、ティジャーラ地区、バーブ・トゥーマー地区を砲撃した。

これに対して、シリア軍はアッバースィーイーン・バス・ターミナル一帯奪還のために攻撃を強めるとともに、カーブーン区およびダマスカス郊外県東グータ地方一帯(ハラスター市、アルバイン市など)に対して35回以上の空爆を実施した。

ハラスター市ではこの空爆で女性や子供を含む8人が死亡したという。

一方、SANA(3月19日付)は、シリア軍がジャウバル区北部(カーブーン区)の工業地区でシャーム解放機構に対する包囲を強め、戦闘員数十人を殲滅したと伝えた。

また、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアッバースィーイーン・バス・ターミナルを制圧したとの報道が「噂」、「嘘」で正しくないと否定した。

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点イドリブ市、ハーン・シャイフーン市を爆撃し、女性や子供ら11人が死亡(2017年3月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がイドリブ県に対しても空爆を行い、子供2人と女性3人を含む6人が死亡した。

戦闘機はまたハーン・シャイフーン市各所を空爆し、女性1人と子供2人を含む5人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、カフルラーハー市、アクラブ町でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(3月19日付)によると、カッラーバー農場一帯でシャーム解放機構の車輌を攻撃した。

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ハーフィル市近郊でダーイシュと交戦を続ける(2017年3月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県東部のダイル・ハーフィル市一帯でシリア軍、ヒズブッラー精鋭部隊、ロシア機甲大隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同市南部のシャリーマ村、アフマディーヤ村などを制圧した。

ARA News, March 19, 2017

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ヒムス県では、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がタドムル市北部郊外のマザール山地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハマー県では、SANA(3月19日付)によると、サラミーヤ市郊外のワーディー・アズィーブでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団などからなる反体制武装集団がヒムス県カルヤタイン市郊外の砂漠地帯にあるダーイシュの拠点複数カ所を制圧、ロシア軍と思われる戦闘機が爆撃支援(2017年3月19日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月19日付)、シリア人権監視団によると、県南東部の砂漠地帯(カルヤタイン市郊外)で、東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団、部族自由人軍団、カルヤタイン殉教者、革命特殊任務軍、部族自由人軍からなる反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦を開始し、ダーイシュの拠点複数カ所(科学研究中隊基地、サブア・ビヤール検問所、マクフール検問所、スィーン丘、リーシャ・ダム)を制圧した。

シリア人権監視団によると、反体制武装集団の進軍に合わせて、ロシア軍と思われる戦闘機が同地やダマスカス郊外県東カラムーン地方のダーイシュ支配地域を空爆した。

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反体制武装集団が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)掃討とダイル・ザウル県の解放を目的とする「ダイル・ザウル統合軍事評議会」を発足したと発表した。

ダイル・ザウル統合軍事評議会への参加を表明したのは、北部戦線、スルターン・ムラード師団、ダイル・ザウル子息連合、カアカーア連合、グラバー旅団、殉教者アリー・マタル旅団、ユーフラテス殉教者旅団、ムハーリジーン・イラー・アッラー旅団、ファールーク大隊。

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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ロシアのボグダノフ外務大臣は17日のイスラエル軍戦闘機によるシリアでの越境爆撃について、駐ロシア・イスラエル大使に説明を求める(2017年3月19日)

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は、駐ロシア・イスラエル大使をモスクワの外務省に呼び、17日のイスラエル空軍戦闘機によるヒムス県タドムル市近郊での越境空爆についての説明を求めた。

RT(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末、ラッカ市北東部のカラーマ村の80%を制圧(2017年3月19日)

ラッカ県では、ARA News(3月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市北東部のカラーマ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地の約80%を制圧した。

AFP, March 19, 2017、AP, March 19, 2017、ARA News, March 19, 2017、Champress, March 19, 2017、al-Hayat, March 20, 2017、Iraqi News, March 19, 2017、Kull-na Shuraka’, March 19, 2017、al-Mada Press, March 19, 2017、Naharnet, March 19, 2017、NNA, March 19, 2017、Reuters, March 19, 2017、SANA, March 19, 2017、UPI, March 19, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県南西部でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍と反体制武装集団と交戦(2017年3月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク川河畔一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 18, 2017、AP, March 18, 2017、ARA News, March 18, 2017、Champress, March 18, 2017、al-Hayat, March 19, 2017、Iraqi News, March 18, 2017、Kull-na Shuraka’, March 18, 2017、al-Mada Press, March 18, 2017、Naharnet, March 18, 2017、NNA, March 18, 2017、Reuters, March 18, 2017、SANA, March 18, 2017、UPI, March 18, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市東部でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュが交戦(2017年3月18日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市東部のハッス・アジール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がウルーワ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 18, 2017、AP, March 18, 2017、ARA News, March 18, 2017、Champress, March 18, 2017、al-Hayat, March 19, 2017、Iraqi News, March 18, 2017、Kull-na Shuraka’, March 18, 2017、al-Mada Press, March 18, 2017、Naharnet, March 18, 2017、NNA, March 18, 2017、Reuters, March 18, 2017、SANA, March 18, 2017、UPI, March 18, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区の戦闘員および家族1,400人がトルコ軍とハワール・キリス作戦司令室支配下のジャラーブルス市に退去(2017年3月18日)

ヒムス県では、SANA(3月18日付)によると、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員とその家族1,400人が、ロシアの仲介によるシリア政府との停戦合意に従い、同地を退去した。

退去したのは、戦闘員423人とその家族1,053人で、タラール・バラーズィー県知事によると、シリア赤新月社、ロシア軍憲兵隊、シリア軍治安部隊の監視のもと退去、これによりヒムス市全土はシリア政府の支配に復帰した。

戦闘員とその家族を乗せたバス第1陣は、トルコ軍と同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるアレッポ市ジャラーブルス市に向かったという。

SANA, March 18, 2017

AFP, March 18, 2017、AP, March 18, 2017、ARA News, March 18, 2017、Champress, March 18, 2017、al-Hayat, March 19, 2017、Iraqi News, March 18, 2017、Kull-na Shuraka’, March 18, 2017、al-Mada Press, March 18, 2017、Naharnet, March 18, 2017、NNA, March 18, 2017、Reuters, March 18, 2017、SANA, March 18, 2017、UPI, March 18, 2017などをもとに作成。

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ダルアー市でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦(2017年3月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

一方、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がダルアー市内各所、ハマド丘、ナワー市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 18, 2017、AP, March 18, 2017、ARA News, March 18, 2017、Champress, March 18, 2017、al-Hayat, March 19, 2017、Iraqi News, March 18, 2017、Kull-na Shuraka’, March 18, 2017、al-Mada Press, March 18, 2017、Naharnet, March 18, 2017、NNA, March 18, 2017、Reuters, March 18, 2017、SANA, March 18, 2017、UPI, March 18, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東のダーイシュの拠点都市ダイル・ハーフィル市一帯の複数の村を制圧(2017年3月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラーの精鋭部隊、ロシア機甲大隊が、バーブ市南東に位置するダイル・ハーフィル市近郊でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ウンム・ムラー村および同地近郊の丘陵地帯、マブウージャ村を制圧、ダイル・ハーフィル市1キロの地点にまで接近した。

一方、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、11カ村を新たに制圧し、治安と安定を回復した。

シリア軍が新たに制圧したのは、ラスム・カッルーム村、大フマイマ村、小フマイマ村、西ウンム・ザリーラ村、東ウンム・ザリーラ村、ハザーザ村、アースィミーヤ村、カリーン村、ズバイダ村、ハッサーフ村、マブウージャ村。

シリア軍はまた、アレッポ市とラッカ市を結ぶ国際高速道路、アイユーブ丘、アフマル丘一帯でダーイシュと交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル南部工場地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 18, 2017、AP, March 18, 2017、ARA News, March 18, 2017、Champress, March 18, 2017、al-Hayat, March 19, 2017、Iraqi News, March 18, 2017、Kull-na Shuraka’, March 18, 2017、al-Mada Press, March 18, 2017、Naharnet, March 18, 2017、NNA, March 18, 2017、Reuters, March 18, 2017、SANA, March 18, 2017、UPI, March 18, 2017などをもとに作成。

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シリア外務省は国連にイスラエル軍の領空侵犯を報告「イスラエルの口実はその都度、違法な占領継続正当化に失敗している」(2017年3月17日)

外務在外居住者省は国連事務総長および安保理議長に書簡を送り、イスラエル軍戦闘機によるヒムス県内への領空侵犯・空爆、シリア軍による迎撃と戦闘機1機の撃墜を報告した。

報告のなかで、外務在外居住者省は、イスラエル軍による敵対行為を、テロリストを直接、間接に支援し、シリアを弱体化、消耗させようとしていると批判した。

また、イスラエルが自らの攻撃に関して行う自己正当化や口実によっても、ゴラン高原、パレスチナに対する違法な占領継続の正当化はその都度失敗していると指弾、国連に対して、イスラエルによるテロ支援を停止させるとともに、占領地から撤退させるよう改めて要請した。

AFP, March 17, 2017、AP, March 17, 2017、ARA News, March 17, 2017、Champress, March 17, 2017、al-Hayat, March 18, 2017、Iraqi News, March 17, 2017、Kull-na Shuraka’, March 17, 2017、al-Mada Press, March 17, 2017、Naharnet, March 17, 2017、NNA, March 17, 2017、Reuters, March 17, 2017、SANA, March 17, 2017、UPI, March 17, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍は声明でシリア軍による戦闘機撃墜を否定、弾道ミサイル防衛システムでシリア軍が発射したミサイルを撃破したと発表(2017年3月17日)

イスラエル軍は声明を出し、シリア軍がヒムス県に領空侵犯したイスラエル軍戦闘機4機のうち1機を撃墜したとのシリア側の主張を否定し、シリア軍がイスラエル軍戦闘機に対して地対空ミサイル複数発を発射したが、イスラエル軍はこれを弾道ミサイル防衛システム「アロー2」で、ミサイル1基を破壊したと発表した。

イスラエルの国営ラジオによると、シリア軍が発射した地対空ミサイルは旧ソ連製のSA5地対空ミサイルで、アロー2はこれをヨルダン領空(エルサレム北方)で撃墜したという。

AFP, March 17, 2017、AP, March 17, 2017、ARA News, March 17, 2017、Champress, March 17, 2017、al-Hayat, March 18, 2017、Iraqi News, March 17, 2017、Kull-na Shuraka’, March 17, 2017、al-Mada Press, March 17, 2017、Naharnet, March 17, 2017、NNA, March 17, 2017、Reuters, March 17, 2017、SANA, March 17, 2017、UPI, March 17, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は声明でヒムス県に領空侵犯したイスラエル軍戦闘機を撃墜したと発表(2017年3月17日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、イスラエル軍戦闘機4機が、レバノン領空を経由してヒムス県ブライジュ村上空を侵犯、UNESCO世界文化遺産を擁するパルミラ遺跡群を擁するタドムル市方面のシリア軍拠点を爆撃したと発表した。

総司令部によると、シリア軍が防空兵器によってイスラエル軍戦闘機を迎撃、4機のうちの1機を撃墜した。

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クッルナー・シュラカー(3月17日付)は、イスラエル軍戦闘機によるシリア領内への越境空爆の約4時間後、ヒズブッラーは、武装部隊の司令官の一人バディーア・ジャミール・ハミーヤ氏が死亡したと発表した。

死因をめぐっては、イスラエル軍の空爆によるとの情報が流れたが、マヤーディーン・チャンネルなどはこれを否定している。

AFP, March 17, 2017、AP, March 17, 2017、ARA News, March 17, 2017、Champress, March 17, 2017、al-Hayat, March 18, 2017、Iraqi News, March 17, 2017、Kull-na Shuraka’, March 17, 2017、al-Mada Press, March 17, 2017、Qanat al-Mayadin, March 17, 2017、Naharnet, March 17, 2017、NNA, March 17, 2017、Reuters, March 17, 2017、SANA, March 17, 2017、UPI, March 17, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年3月17日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、電気保全旅団基地一帯、第137歩兵連隊基地でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌を攻撃した。

シリア軍はまた、ブガイリーヤ村のユーフラテス川でダーイシュの戦闘員を乗せた船舶を攻撃、破壊した。

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ムンズィル・ムンズィル国連シリア副代表は、国連のアントニオ・グテーレス新事務総長に対し、米軍主導の有志連合によるユーフラテス・ダムとティシュリーン・ダムおよびその一帯への空爆を阻止するよう求めた。

ロイター通信(3月17日付)が伝えた。

AFP, March 17, 2017、AP, March 17, 2017、ARA News, March 17, 2017、Champress, March 17, 2017、al-Hayat, March 18, 2017、Iraqi News, March 17, 2017、Kull-na Shuraka’, March 17, 2017、al-Mada Press, March 17, 2017、Naharnet, March 17, 2017、NNA, March 17, 2017、Reuters, March 17, 2017、SANA, March 17, 2017、UPI, March 17, 2017などをもとに作成。

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