【トルコ・シリア大地震】ロシア、UNHCR、パキスタンからの支援物資の輸送・配給続く(2023年3月5日)

シリア駐留ロシア軍は、ハマー県ガーブ郡(スカイラビーヤ郡)のナフル・バーリド村にある避難所に食糧物資を届けた。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の支援物資40トンを積んだ貨物輸送機がアラブ首長国連邦(UAE)からダマスカス国際空港に到着した。

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パキスタンからの支援物資を積んだ航空機1機がダマスカス国際空港に到着した。

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SANA(3月5日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市の北西56キロの深さ16キロを震源とするマグニチュード3.8の地震が発生(2023年3月5日)

国立地震センターは声明を出し、午前9時25分にヒムス県タドムル市の北西56キロの深さ16キロを震源とするマグニチュード3.8の地震が発生したと発表した。

SANA(3月5日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ市内の住居32棟を接収(2023年3月5日)

ハサカ県では、SANA(3月5日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のジャブサ協会集合住宅(ズフール地区とグワイラーン地区の間に位置)の住居32棟を接収し、住民を立ち退かせた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ミクダード外務在外居住者大臣はギリシャのデンディアス外務大臣からの弔電を受け取(2023年3月5日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣はギリシャのニコス・デンディアス外務大臣からの弔電を受け取った。

SANA(3月5日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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外務在外居住者大臣はミリー米軍統合参謀本部議長のシリア北東部をシリアの主権や領土の一体性へのあからさまな侵害だと厳しく批判(2023年3月5日)

外務在外居住者大臣は声明を出し、4日の米軍統合参謀本部議長のマーク・ミリー陸軍大将への予告なしでのシリア北東部への訪問に関して、違法に設置されている米軍基地への訪問は、シリアの主権や領土の一体性へのあからさまな侵害だとして厳しく批判した。

声明ではまた、米軍がシリア駐留の根拠としているダーイシュ(イスラーム国)について、「米諜報機関が違法に作り出した産物」と断じる一方、米国が石油、小麦などを盗奪し続けていることについても非難した。

SANA(3月5日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア開発信託がフィンランド救援機構とともに、アレッポ市内に設置されている避難所に衣服、食料品、子供用ミルク、生理用品などを配給(2023年3月5日)

シリア開発信託は、アレッポ市で被災者支援を行っているイフサーン慈善協会に子供用ミルク4896パックを引き渡した。

シリア開発信託はまた、フィンランド救援機構とともに、アレッポ市内に設置されている避難所に衣服、食料品、子供用ミルク、生理用品などを配給した。

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キバールナー協会は、ラタキア県で被災者の居住先を借り受け、必需品を確保するためのキャンペーンを開始した。

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SANA(3月5日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ブサイラ市でシリア民主軍の検問所を襲撃、1人が重傷を負い、その後死亡(2023年3月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃、1人が重傷を負い、その後死亡した。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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米軍統合参謀本部議長のミリー陸軍大将が、米軍(有志連合)が違法に部隊を駐留させているシリア北東部を予告なしに訪問(2023年3月4日)

ロイター通信(3月4日付)は、米軍統合参謀本部議長のマーク・ミリー陸軍大将が、米軍(有志連合)が違法に部隊を駐留させているシリア北東部を予告なしに訪問し、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うことを名目とするシリアへの派兵は依然としてリスクに値すると述べた。

報道によると、ミリー陸軍大将はシリア北東部での訪問で、ダーイシュ(イスラーム国)の復活を阻止する米軍の取り組みを評価するとともに、「イランの民兵」による無人航空機(ドローン)などからの攻撃から米軍を保護するための対応策について検討した。

同行した記者から、約900人の米兵が危険に晒されていると思うかと問われると、ミリー陸軍大将は次のように答えた。

それが重要だと思うなら、答えはイエスだ。
今それが重要だと思うようになった。
だから、ダーイシュを永続的に打ち負かし、この地域の友人や同盟者を支援し続けることは…、でき得る重要な任務だと考えている。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動はトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域と北・東シリア自治局の支配地を隔てるハムラーン村(アレッポ県)の通行所の財政収入を暫定内閣国防省に移譲(2023年3月4日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動(東部地区)に所属するシャフバー連合は3日付で、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域と北・東シリア自治局の支配地を隔てるハムラーン村(アレッポ県)の通行所の財政収入を暫定内閣(シリア革命反体制勢力国民連立傘下組織)国防省に引き渡すことに合意した。

シャフバー連合のアリー・ハサン広報局長は、イナブ・バラディー(3月4日付)の取材に対して、財政収入は移譲されるものの、通行所そのものの管理は、引き続きシャーム自由人イスラーム運動が行うという。

シリア人権監視団によると、トルコの圧力によるものだという。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、‘Inab Baladi, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023、March 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に設置されているラーイー村北の通行所は保守作業による通行止めを解除したと発表(2023年3月4日)

トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のラーイー村北に設置されている通行所を管理するラーイー国境通行所はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/CobanbeySY/)を通じて、保守作業を完了し通行を再開すると発表した。

https://www.facebook.com/CobanbeySY/posts/pfbid02G4gVQ78ZR922eZFyjQuxkk5uJpcCaUC2K6QaZWafbY2ohSa4VXoMCGJmV54Uz6SFl?__cft__[0]=AZWiq4A8c3YaVkcq65c6INAuWIuCy-7ocwJomSWwiGevZV5S39unDn0q3j26V561MkSlG2-kQZHeRO9j-k0R79Zvzz0bCfZ4FVnRpu_qE4bBNHzIp0g9QA7OTOjF_WpZK1n3qLh2POVxjusfEI0YMiulIEuAbJuo2RXxbyomQgYIJnkeZCMxldINLRQsC4RSb-fvDMKy-N63IEwSZI6NwBry&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌26輌がバーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入(2023年3月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌26輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は474輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で782輌となった。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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ハマー県で反体制派がシリア軍の拠点をドローンで爆撃(2023年3月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「ジハード主義武闘諸派」に所属する武装した無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるシャトバ村一帯のシリア軍の拠点複数ヵ所を爆撃した。

爆撃による死傷者は今のところ確認されていない。

同監視団によると、「ジハード主義武闘諸派」は外国人やシリア人の教官の監督のもと、手製のドローンを開発し、操縦の訓練を受けているという。

なお、「ジハード主義武闘諸派」がシャーム解放機構なのか、「決戦」作戦司令室に所属するそれ以外の武装集団なのかは不明。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラトミスリーン市南で、シャーム解放機構のロケット弾製造工場で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

一方、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるマアッラト・ナアサーン村一帯を砲撃した。

このほか、シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ市で指名手配中の男性1人を射殺、1人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市東を砲撃(2023年3月4日)

アレッポ県では、ANHA(3月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東のバグディーク村を砲撃し、男性1人が負傷した。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】PYDに近いANHAは北・東シリア自治局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の被災者が依然困難に直面していると伝える(2023年3月4日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(3月4日付)は、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の被災者の避難生活が、必需品の不足ゆえに依然困難に直面していると伝えた。

同サイトによると、両地区には、2月20日にシリア政府の同意のもとに諸外国から受け取った支援物資がシリア・アラブ赤新月社によって搬入されたものの、燃料、医薬品、穀物、子供用ミルクの供給は依然として制限されているという。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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統一共産党、在アルジェリア・シリア大使館、シリア学生連合チュニジア支部が欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁と封鎖の解除を求めるデモ(2023年3月4日)

連立与党の一つシリア統一共産党とパレスチナ諸派がダマスカス県のアルヌース広場で、欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁と封鎖の解除を求めるデモを行った。

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在アルジェリア・シリア大使館は、アルジェリアに在住するシリア人とともに、欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁と封鎖の解除を求めるデモを行った。

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シリア学生連合チュニジア支部とチュニジア愛国調整がチュニジアの首都チュニスで欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁と封鎖の解除を求めるデモを行った。

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世界労働者連合は、キプロスの首都ニコシアで開催された年次大会で、各国政府に対して欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁と封鎖の解除を求めるよう呼びかけた。

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SANA(3月4日付)が伝えた。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAEからの支援物資を積んだ貨物輸送機4機がシリアに到着(2023年3月4日)

アラブ首長国連邦(UAE)からの支援物資を積んだ貨物輸送機1機がダマスカス国際空港に、2機が殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に、1機がアレッポ国際空港に到着した。

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駐シリア・ロシア軍が医薬品や医療機器などからなる救援物資1300キロをラタキア県の保健局に引き渡した。

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駐イラン・シリア大使館はイラン在住シリア人やイランの寄付者から寄せられた救援物資のシリアへの送付を続けた。

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クウェート在住シリア人などから寄せられた支援物資を積んだ貨物車輌の車列が、ナスィーブ国境通行所(ダルアー県)を経由してシリアに到着した。

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駐シリア・インド大使館のサテンダ・クマル・ヤダヴ臨時代理大使を代表とする使節団がラタキア県を訪れ、アーミル・ヒラール県知事と会談し、医療、民間防衛、救援分野での協力のありようについて意見を交わした。

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SANA(3月4日付)が伝えた。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アルヌース内閣は緊急閣議を開催し、地震の被害に対応するための国民行動計画の実施プログラムにかかる措置について審議(2023年3月4日)

フサイン・アルヌース内閣は緊急閣議を開催し、トルコ・シリア大地震の被害に対応するための国民行動計画の実施プログラムにかかる措置について審議した。

閣議は、救援・震災対応段階に移行し、各省および関連機関に必要な戦略範囲やプロジェクトの方向性を特定し、建設、工学、人道、経済といった側面における今後の被害を軽減することが目的。

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農業・農業改革省は、同省および関連機関のプロジェクト実施や投資計画にかかる会合を開催し、トルコ・シリア大地震で被災したアレッポ県、ラタキア県、イドリブ県、ハマー県における優先事項などについて決定した。

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SANA(3月4日付)が伝えた。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】社会問題労働省が運営するNGO国民プラットフォーム(協調プラットフォーム)にかかる二つのワークショップが開催される(2023年3月4日)

首都ダマスカスで、社会問題労働省が運営するNGO国民プラットフォーム(協調(タシャールク)プラットフォーム)にかかる二つのワークショップが開催された。


NGO国民プラットフォーム(協調プラットフォーム)は、NGOが自らの活動や能力を向上させる上で必要な情報やサービスを提供することを目的としたオンライン・プラットフォーム。

開催されたのは、ダマスカス慈善団体連合との共催によるワークショップと、ダマスカス郊外県で活動するシャームの民イニシアチブとの共催によるワークショップ。

いずれも商業専門学校修了者協会の会議場で開催された。

ワークショップでは、社会問題労働者省のNGO局長がNGO国民プラットフォーム(協調プラットフォーム)について説明し、NGOの活動を支援することの重要性が強調されるとともに、NGOのネットワークを活性化し、NGOどうしの経験や技術が交換される場を提供したいと述べた。

これを受けて、出席したNGO関係者との質疑応答が行われ、NGO側からさまざまな提案がなされた。

SANA(3月4日付)が伝えた。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー23輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年3月4日)

ハサカ県では、SANA(3月4日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー23輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団は地震による死者が6,795人、このうちシリア政府の支配地での死者は2,248人、シリア北西部での死者は4,547人に達していると発表(2023年3月4日)

シリア人権監視団は、2月6日のトルコ・シリア大地震と20日の余震による死者は3月4日の段階で6,795人、このうちシリア政府の支配地での死者は2,248人、シリア北西部での死者は4,547人に達していると発表した。

また、トルコで被災して死亡し、シリア領内に移送された犠牲者の数は1,793人に達しているという。

このうち、1,570人の遺体がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所から、166人がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所から、22人がラーイー村北の通行所から、20人がジャラーブルス国境通行所から、15人がハマーム村北の通行所からシリアに移送された。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】世界銀行はシリアでの直接的な物的被害が51億米ドル、シリアのGDPの約10%に達しているとの試算報告を発表(2023年3月3日)

世界銀行は、グローバル緊急災害後被害評価(GRADE)報告書を発表し、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震によるシリアでの直接的な物的被害が51億米ドル、シリアのGDPの約10%に達しているとの試算を示した。

この試算額には、生産や事業の中断、収入の損失、仮設住宅の建設や被害を受けた建物の解体にかかる費用など、シリア経済へのより広範な経済的影響や損失は含まれていない。

報告書によると、最大の被害を受けたのはアレッポ県で、その額は23億米ドル(全体の45%)に及び、次いでイドリブ県が10億米ドル(37%)、ラタキア県が5億490万米ドル(11%)と続ていいる。

また、2月20日の余震は、被災4県、とりわけイドリブ県、ラタキア県の被害を増大させた。

また、住居が受けた被害は25億米ドル(48.5%)、保健施設、学校、政府関連施設、民間のビルなどのそれ以外の建物が受けた被害は1.7億米ドル(33.5%)、インフラ被害は9億ドル(18%)に及ぶという。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】スイス政府はシリアへの人道的取り組みを促進するために、シリアに対する制裁を一部緩和する条例を施行(2023年3月3日)

スイス国家経済事務局(SECO)は声明を出し、スイス政府が、トルコ・シリア大地震によって甚大な被害を受けたシリアへの人道的取り組みを促進するために、シリアに対する制裁を一部緩和する条例を施行したと発表した。

スイス政府は2012年6月以降、シリア政府に関係する個人、団体への経済的資源の提供を禁止しているが、この措置によって、シリアでの人道活動を行うためにスイス政府から資金を得ている支援者や団体は、この規制を免除されることになる。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団はトルコ占領下の「平和の泉」地域の住民らが、シリア国民軍ハムザ師団による支援物資の横取りに抗議し、支援物資を廃棄したと発表(2023年3月3日)

シリア人権監視団は、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市であるハサカ県のラアス・アイン市で住民らが、シリア国民軍ハムザ師団による支援物資の横取りに抗議し、支援物資を廃棄したと発表し、その様子を撮影したビデオを公開した。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌16輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌16輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は448輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で756輌となった。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県、アレッポ県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2023年3月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村、ナイラブ村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャッラーダ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアイン・イーサー村を砲撃した。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とシリア国民軍がシリア政府の支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の境界に位置するターディフ市一帯で交戦(2023年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシリア国民軍がシリア政府の支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の境界に位置するターディフ市一帯で交戦した。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属する北の嵐旅団が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に潜入しようとしたパレスチナ人1人を拘束し、家族に身代金を要求(2023年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に潜入しようとしたパレスチナ人1人を拘束した。

このパレスチナ人はシリア軍に従軍する兵士。

北の嵐旅団は家族に対して釈放と引き換えに5000ユーロの身代金を要求しているという。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】「私たちの手」協会は、WHO、ラタキア県保健局と連携して、ラタキア県の被災者へのメンタルケアを継続(2023年3月2日)

「私たちの手」協会は、世界保健機関(WHO)、ラタキア県保健局と連携して、ラタキア県の被災者へのメンタルケアを継続した。

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ヒムス県の慈善団体やNGOが集めた救援物資がジャブラ市の被災者に届けられた。

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SANA(3月2日付)が伝えた。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ダマスカス商業会議所はラタキア県とアレッポ県への被災者への支援額が45億シリア・ポンドに達していると発表(2023年3月3日)

ダマスカス商業会議所は声明を出し、ラタキア県とアレッポ県への被災者への義援金などの支援が45億シリア・ポンドに達していると発表した。

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ダイル・ザウル県の住民から寄せられた支援物資がアレッポ県とラタキア県の被災地に届けられた。

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SANA(3月3日付)が伝えた。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは2月6日から3月3日にかけての1ヵ月弱の間に3867回の地震が確認されたと発表(2023年3月3日)

国立地震センターは声明を出し、2月6日から3月3日にかけての1ヵ月弱の間に3867回の地震が確認されたと発表した。

声明によると、このうちマグニチュード2~3の規模の揺れは1943回、マグニチュード3~4が1502回、マグニチュード4~5が378回、マグニチュード5~6が33回、マグニチュード6以上が、マグニチュード7.5と7.8の地震を含めて4回、それ以外はマグニチュード2以下。

SANA(3月3日付)が伝えた。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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