アサド大統領はシリアを公式訪問中のイランのアブドゥッラフヤーン外務大臣と会談:シリアとトルコが関係正常化するうえで必然的且つ不可避な条件としてのトルコ軍のシリア領内からの撤退などについて意見を交わす(2023年8月31日)

アサド大統領はシリアを公式訪問中のイランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談した。

会談において、アサド大統領は以下の通り述べた。

今日世界が目の当たりにしている状況は、我々が擁護し、代償を払った大義が正しいもので、我々の政策が健全なものだったことを立証している。
国際社会のイメージは、世界で起こっている進展や変化のなかでより明確なものになってきた。それは、我々が推し進めている方針に対する我々の信頼を強めている。
イランとアラブ諸国の良好な関係は地域の安定と発展に資するものである。

会談において、アサド大統領とアブドゥッラフヤーン外務大臣は、二国間関係、中東地域情勢、シリア難民帰還に向けた取り組み、シリアとトルコが関係正常化するうえで必然的且つ不可避な条件としてのトルコ軍のシリア領内からの撤退などについて意見を交した。



SANA(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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「イランの民兵」の支援を受けているとされるバッカーラ部族の部族長のナウワーフ・バシール氏がアラブ系部族に対してアカイダート部族と連帯して、シリア民主軍に対する蜂起に加わるよう呼びかける(2023年8月31日)

バッカーラ部族の部族長で、民兵組織「部族の獅子」を指導し、「イランの民兵」の支援を受けているとされるナウワーフ・バシール氏がビデオ声明を発表し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に従軍しているアラブ人を「裏切者」と指弾、アラブ系部族に対してアカイダート部族と連帯して、シリア民主軍に対する蜂起に加わるよう呼びかけた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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アラブ・ジュブール部族評議会の議長を務めるファウワーズ・ズーバア氏は、外国勢力が内乱を誘発しようとしているとしたうえで、シリア民主軍支持を表明(2023年8月31日)

アラブ・ジュブール部族評議会の議長を務めるファウワーズ・ズーバア氏はANHA(8月31日付)の取材に対して、外国勢力が内乱を誘発し、ダイル・ザウル県を内戦に陥れようとしていると主張、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支持し、同軍への攻撃をシリア北・東部の部族全体に対する攻撃とみなすと表明した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍は蜂起が続くダイル・ザウル県東部に政府支配下のユーフラテス川西岸から武装集団が潜入したと発表(2023年8月31日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル県で実施している「治安強化」作戦の近況について、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸から潜入した武装集団を追跡するための措置を講じていると発表した。

声明によると、この武装集団は、ダイル・ザウル県東部の農村地帯に展開するシリア民主軍を攻撃するための動員を開始しており、30日には、内乱を誘発するため、シリアの治安当局から入手した武器や装備が持ち込まれたという。

その後、シリア民主軍はファルハード・シャーミー広報センター長は声明を発表し、「ジュダイド・アカイダート村に潜入した傭兵は再びユーフラテス川西岸の体制(シリア政府)支配地に逃走し、現在シュハイル村で残党を追跡中である」と発表した。

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これに関連して、シリア人権監視団は、シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸からジュダイド・アカイダート村近くに武器を運び込もうとしていた船2隻と交戦したと発表した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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覆面姿の武装集団が、米軍が違法駐留を続けるダイル・ザウル県CONOCOガス田にロケット弾を発射(2023年8月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、覆面姿の武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍(有志連合)が違法に基地を設置し、駐留を続けるCONOCOガス田に対して複数のロケット弾を発射し、ガス田で火災が発生した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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アカイダート部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏はアラブ系部族に戦列を一つにするよう呼ぶかけるとともに、「戦争局」の設置を提唱(2023年8月31日)

イブラーヒーム・ハフル氏らアカイダート部族の部族長数十人からなる使節団がダイル・ザウル県ズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対峙する民兵を視察、アカイダート部族による「戦争局(ディーワーン)」の設置を提唱した。

バッカーラ部族もヒサーン村、ムハイミーダ村で道路を封鎖し、シリア民主軍に対峙し、アカイダート部族に対して「我々はあなた方とともにある、あなた方を放ってはおかない」とのメッセージを伝えた。

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イブラーヒーム・ハフル氏はまた音声声明を発表し、すべてのアラブ系部族に、アカイダート部族とともに戦列を一つにして、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対抗すると呼びかけた。

https://www.youtube.com/watch?v=U_6jqhafgjs

ハフル氏は、蜂起について、シリア民主軍が主張するようなテロ細胞(ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル)によるものではなく、純粋に部族的な運動だと主張、部族の女性や子供たちの拘束や殺害などといった体系的な政策を停止させ、すべての逮捕者を釈放し、ダイル・ザウル県に対する軍事作戦を中止させると強調した。

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オリエント・ニュース(8月31日付)、ザマーン・ワスル(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Orient News, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023、Zaman al-Wasl, August 31, 2023などをもとに作成。

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アカイダート部族の部族長の1人マスアブ・ハフル氏は米主導の有志連合に対して対立を収束させるため姿勢を示すよう要請(2023年8月31日)

アカイダート部族の部族長の1人マスアブ・ハフル氏は音声声明を発表し、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族民兵による蜂起を支持する一方、米主導の有志連合に対して対立を収束させるため姿勢を示すよう要請した。

また、ダイル・ザウル県のアラブ系住民による自治を主唱、ダイル・ザウル軍事評議会が衝突を激化させ、アラブ系部族と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍へと発展させようとしており、一部部族が今後さらに戦闘に参加する可能性があると表明した。

オリエント・ニュース(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Orient News, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸で、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の攻勢が続き、シリア民主軍が一部町村から撤退(2023年8月31日)

ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸では、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘が続いた。

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オリエント・ニュース(8月31日付)によると、シリア民主軍は30日深夜、ドゥマーン村で、ウマル油田で働く28歳の男性を殺害した。

またブサイラ市では、シリア民主軍が子供1人とその父親を殺害した。

さらに同市では、28日にシリア民主軍によって殺害されたと見られるダイル・ザウル軍事評議会メンバーの遺体が発見された。

遺体には拷問を受けた跡があったという。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の攻勢を受け、シリア民主軍はタヤーナ村の検問所から撤退、部族民兵がこれを制圧した。

また、ハジーン軍事評議会の将兵多数がシリア民主軍から離反し、ハジーン市やバフラ村での任務を放棄し、帰宅した。

ラッカ県などから派遣されていたアラブ系部族の兵士約70人もブサイラ市一帯およびハジーン市方面でシリア民主軍から離反し、任務を放棄した。

シャンナーン村、スワイダーン村、ガラーニージュ市では、アカイダート部族とバッカーラ部族の若者が同地の戦闘に新たに加わるなか、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族がシリア民主軍の指揮所や拠点を制圧、シリア民主軍の部隊は撤退した。

スワル町、スワイダーン村、ジャルズィー村、アブー・ハルドゥーブ村、バフラ村、シャアファ村に展開していたシリア民主軍もシャッダーディー市方面への撤退を開始、ズィーバーン町では、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の包囲を受けていた指揮所に立て籠もっていたシリア民主軍部隊が投降した。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は、シュハイル村とズィーバーン町に駐留するシリア民主軍の部隊に対して、24時間以内に投降し、武器を引き渡すよう最後通告を出した。

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ザマーン・ワスル(8月31日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は30日深夜から31日未明にかけて、シリア民主軍と激しく交戦し、ジュダイド・バッカーラ村、ジュダイド・アカイダート村、シュハイル村を制圧した。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族はまた、シャンナーン村、タヤーナ村にあるシリア民主軍の司令部を制圧した。

さらに、カスラ村でも、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族がシリア民主軍の基地を襲撃した。

一方、シリア民主軍はスワル町方面から装甲車や車輌をハサカ県方面に撤退させた。

また、シリア民主軍の包囲を受けているアズバ村の住民らが村近くの油田(アズバ油田)に放火した。

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シリア人権監視団によると、シリア民主軍はズィーバーン町、ジュダイド・バッカーラ村、ハリージーヤ村、シュハイル村でダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族に対する掃討戦と逃走した戦闘員らの追跡を継続し、ジュダイド・アカイダート村での掃討戦を完了した。

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シリア人権監視団によると、27日以降の戦闘による死者は40人、負傷者は15人に達した。

死者の内訳は、民間人が5人(うち子供2人、女性1人)、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が20人、シリア民主軍が11人、ドゥマーン村でシリア民主軍のパトロール部隊に殺害されたのが4人。

負傷者の内訳は、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が8人、シリア民主軍が7人。

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アラビー・ジャディード(8月31日付)によると、各所で道路・幹線道路が寸断され、村々が孤立していることで、パンの製造と配給が滞り、停電、断水が続いているという。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-‘Arabi al-Jadid, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Orient News, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023、Zaman al-Wasl, August 31, 2023などをもとに作成。

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UNICEFの車列がロシア軍装甲車の護衛を受け、シリアの電力公社、水道公社の技術者とともに、揚水所があるトルコ占領下のハサカ県アルーク村を訪問(2023年8月31日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、UNICEFの車列がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からアサディーヤ村の通行所を経由して、トルコ占領下の「平和の泉」地域に入り、揚水所があるアルーク村を訪れた。

車列はジープ4台からなり、ロシア軍の装甲車3輌がこれを護衛、シリアの電力公社、水道公社の技術者も同行し、シリア国民軍に所属する武装集団による送電網や水道への攻撃や破壊が行われていないかを確認した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2023年8月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西のブーラーズ村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団、ANHA(8月31日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所やダルダーラ村を砲撃した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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トルコのフェダン外務大臣がロシアでラヴロフ外務大臣と会談、シリアとトルコの関係正常化などを協議(2023年8月31日)

トルコのハカン・フェダン外務大臣がロシアを訪問し、モスクワでセルゲイ・ラヴロフ外務大臣と会談した。

会談後の記者会見でフェダン外務大臣は、シリアとトルコの関係正常化にかかる諸問題などについて意見を交わしたことを明らかにした。

イナブ・バラディー(8月31日付)などが伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県、アレッポ県での戦闘でシリア軍兵士3人が死亡、ダマスカス郊外県ザーキヤ町でも戦闘でシリア軍兵士を含む5人が死亡(2023年8月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室も、シリア政府の支配下にあるミラージャ村、カルサア村、ジャバーラー村、ダール・カビーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この砲撃により、ミラージャ村でシリア軍の士官(中尉)を含む兵士2人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍の下士官1人が死亡した。

またバスラトゥーン村一帯では、シャーム解放機構に所属するアブドゥッラフマーン・ブン・アウフ旅団の狙撃によりシリア軍兵士1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザーキヤ町で30日深夜から31日未明にかけて、シリア軍第4師団が、住民からなると見られる正体不明の武装集団と激しく交戦し、兵士3人と武装集団のメンバー2人が死亡、武装集団のメンバー4人が負傷、兵士3人が拉致された。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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ヨルダン軍と見られる戦闘機がスワイダー県南部の国境地帯を爆撃、密輸業者が標的か?(2023年8月31日)

ヨルダン軍と見られる戦闘機がスワイダー県南部の国境地帯を爆撃した。

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これに関して、イスラエルのアルマー研究教育センターはX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/Israel_Alma_org/)を通じて、午前3時ごろ、ヨルダン軍が「Kfar al-‘Aria」南部の農地で麻薬密輸業者を狙って爆撃を行ったと発表した。

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一方、シャームFM(8月31日付)が住民の話として伝えたところによると、爆撃はウンム・ルンマーン村にあるサファディー農場にも及び、建物や車が被害を受けた。

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また、スワイダー24(8月31日付)によると、爆撃はガーリヤ村南の農園を狙ったもので、工作機械などが被害を受けた。

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シリア人権監視団は、爆撃がサファディー農場内にある麻薬製造施設を狙って行われたと発表した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、Sham FM, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023、Suwayda 24, August 31, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続くなか、オートバイに乗った2人組がスワイダー裁判所検事総長の自宅に向けて銃を発砲(2023年8月31日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善などを訴えた。

また、スワイダー市の地元武装集団の司令官や名士らが、マズラア町にある反体制組織「カラーマの男たち」の創設者のワヒード・バアルース師(2025年9月にスワイダー市での爆破テロで死亡)の廟を訪れ、抗議運動の継続を確認した。

一方、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組がスワイダー裁判所のフアード・サッルーム検事総長の自宅に向けて銃を発砲した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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国防省はシリア軍がロシア軍と連携してハマー県とイドリブ県の農村地帯を爆撃・砲撃し、指揮所を破壊、テロリスト数十人を殺傷したと発表(2023年8月31日)

国防省は声明を出し、ハマー県とイドリブ県の農村地帯で活動する軍の陣地に対するテロ組織の最近の攻撃に対する対抗措置として、シリア軍が同地のテロ組織の活動を正確に捕捉、ロシア軍と連携して、その指揮所複数ヵ所に対して爆撃とミサイル攻撃を行い、これらを武器、装備とともに完全に破壊、テロリスト数十人を殺傷したと発表し、攻撃時に映像を公開した。

殺害したテロリストのなかには、アブドゥッラフマーン・アイヤーシュ・アブー・ウサーマ、ジャマールッディーン・アブー・ワッスーフ、ウサーマ・アッタール・アブー・ヌール、スブヒー・シャイフ・ハーッラ、マフムード・ムーサー・アブー・ターハーらが含まれていたという。

SANA(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=10,600シリア・ポンド、1ユーロ=11,574.14シリア・ポンドに引き上げたと発表(2023年8月31日)

シリア中央銀行は、30日付の送金為替速報で、1米ドル=10,600シリア・ポンド、1ユーロ=11,574.14シリア・ポンドに引き上げたと発表した。

SANA(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ県ジスル・シュグール市で住民を逮捕(2023年8月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、ジスル・シュグール市で30日に行われた、国内各所でのデモへの支持を訴えるデモで同機構のメンバーともみ合いとなった住民を逮捕した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を8件確認したと発表(2023年8月31日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に8件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月31日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 31, 2023をもとに作成。

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