「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」が立ち上げられ、開会式でアスマー・アフラス大統領夫人が基調演説(2023年8月12日)

「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」がアスマー・アフラス大統領夫人の後援のもとに立ち上げられ、アスマー夫人が開会式で基調演説を行った。

アスマー夫人は演説のなかで以下の通り述べた。

今日私たちが立ち上げる「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」は、保健分野における重要な一歩です。また、シリアが加速的に採用を始めた公衆衛生政策を体現した生きた一例です。全国レベルでの課題は大きく、幾つもあります。しかし、これまでにも、そしてこれからもさまざまなレベル、さまざまな分野で前進すること、生産し成果を実現することを止める口実はありません。あるセクター、あるいはその一部が失敗しても、そのことはそれ以外のセクターが進歩しないことを意味しません。また、病気が適切な治療を必要としているのと同じように、さまざまな危機も…、どれほどそこからの脱却が複雑なものだとしても、適切な取り組み、適切なタイミング、そして懸命な努力によってのみ、そこから抜け出すことができます。

視覚障害を持つ児童は、言語障害も伴っており、コミュニケーションができず、周囲と交流することもできず、学ぶこと、そして成長することが妨げられてしまっています。しかし、何よりもまず、家族、コミュニティ、祖国の負担になっているように見えますが、実際には、私たち、家族、コミュニティ、そして国家の怠慢がその原因なのです。特に、この病気の早期発見は可能で、対応できるからです。適切なタイミングで適切な介入が行われれば、治療結果は非常に効果的です。つまり、家族から関係機関にいたる我々全員に、初期段階での症状の診断や専門的な治療を行うことの責任があります。

https://fb.watch/mp9x4FwSt4/

SANA(8月12日付)が伝えた。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.5~2.8の地震が6回発生したと発表(2023年8月12日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にトルコ南部、アレッポ県北部、レバノン沖、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)を震源とするマグニチュード2.5~2.8の地震が6回発生したと発表した。

SANA(8月12日付)が伝えた。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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外務在外居住者省はダーイシュが犯行声明を出した11日のダイル・ザウル県でのシリア軍軍用バス要撃に関して米国を非難(2023年8月12日)

外務在外居住者省は声明を出し、11日のダイル・ザウル県でのシリア軍軍用バス要撃に関して、「この犯罪テロ攻撃は米国がシリアへの主権、独立、領土の一体性への侵害、ダーイシュ(イスラーム国)、分離主義民兵をはじめとするテロ組織への支援を強めるなかで発生した」とし米国を非難した。

SANA(8月12日付)が伝えた。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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シリア政府支配下のダイル・ザウル市から米軍が違法に駐留するCONOCOガス田に向けて砲撃(2023年8月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市のハラービシュ地区にある航空基地から迫撃砲が発射され、米軍(有志連合)が違法に基地を設置し駐留するユーフラテス川東岸のCONOCOガス田(ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)支配下)に面するユーフラテス川西岸のフワイジャト・サクル地区に砲弾2発が着弾した。

迫撃砲が発射された地区は「イランの民兵」が活動する地域で、砲撃後米主導の有志連合の航空機複数が同地上空を低空で旋回、警戒態勢が敷かれた。

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これに関して、イランのファールス通信(8月12日付)は、ダイル・ザウル県のCONOCOガス田とウマル油田に設置されている米軍の基地がロケット弾攻撃を受けたと伝えた。

同通信社によると、CONOCOガス田一帯には5発、ウマル油田一帯に4発が着弾したという。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、FARS, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、ラタキア県、ハマー県各所を砲撃(2023年8月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカッバーナ村一帯、アイン・イーサー村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるバラカ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県、ハサカ県を砲撃(2023年8月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ANHA(8月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、シャワーリガ砦、タナブ村、イッビーン村を砲撃した。

これに対して、砲撃を行ったマリーミーン村のトルコ軍基地一帯に、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地から砲撃があった。

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ハサカ県では、ANHA(8月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タウィーラ村を砲撃した。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」への違反を14件、55キロ地帯への戦闘機の侵犯を18件確認したと発表(2023年8月12日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に14件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-35戦闘機4機、タイフーン戦闘機2機、ラファール戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を18件確認したと発表した。

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一方、クリット副センター長は、ラタキア県のシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)がシリア軍の防衛最前線を突破しようとし、シリア軍が迎撃、これを撃退したが、戦闘でシリア軍兵士2人が死亡したと発表した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 12, 2023をもとに作成。

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