シャーム解放機構がイドリブ県で、若い男性が呪術を行ったとして処刑(2023年8月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がジャルジャナーズ町出身の若い男性を、呪術を行ったとして処刑した。

処刑は、マアッラトミスリーン郡で行われた。

AFP, August 19, 2023、ANHA, August 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2023、‘Inab Baladi, August 19, 2023、Reuters, August 19, 2023、SANA, August 19, 2023、SOHR, August 19, 2023などをもとに作成。

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スルターン・スライマーン・シャー師団のジャースィム司令官、暫定内閣の国防省が米財務省によるジャースィム司令官らの制裁リストへの追加を非難(2023年8月18日)

シリア国民軍に所属するスルターン・スライマーン・シャー師団のムハンマド・ジャースィム司令官(アブー・アムシャ)は、米財務省外国資産管理室(OFAC)が17日に自身らを人権侵害を理由にSDNリスト(特別指定国民および資格停止者リスト)に追加したことについて、Xのアカウント(https://twitter.com/abo33amsha/)を通じて、「米財務省が課した制裁にいかなる関心も示していない」と反論、米国側の嫌疑を否定した。

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一方、SDNリストに追加されたスルターン・スライマーン・シャー師団、ハムザ師団が所属するシリア国民軍を所轄する暫定内閣の国防省は声明を出し、米国の決定を、中立的ではなく、シリア国民軍のイメージを損ね、シリア国民の大義や諸目的に敵対する政治的な目的を持つものだと批判した。

AFP, August 18, 2023、ANHA, August 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2023、‘Inab Baladi, August 18, 2023、Reuters, August 18, 2023、SANA, August 18, 2023、SOHR, August 18, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍が多数のIDPsに対して「タンフ55法廷」と名付けた法廷への出頭を求める訴状を送る(2023年8月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍が、ルクバーン・キャンプに身を寄せている多数の国内避難民(IDPs)に対して「タンフ55法廷」と名付けた法廷への出頭を求める訴状を送った。

出頭を要請されているIDPsは「指名手配」を受けているとされるが、ルクバーン・キャンプの住民によると、55キロ地帯、そしてルクバーン・キャンプには法廷は存在しない。

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ロシア軍の使節団がジュブール部族と国防隊の対立収束に向けてハサカ市を訪問、同地の部族長、名士、シリア民主軍の司令官らと会談(2023年8月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、国防隊のアブドゥルカーディル・ハンムー司令官がジュブール部族のシャイフ、アブドゥルアズィーズ・ムスラト氏を罵倒し、暴行を加えたことに端を発する混乱を収束させるため、ロシア軍の使節団がハサカ市で同地の部族長、名士、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官らと会談し、部族側の要求を聴取した。

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ダルアー県各所、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市で劣悪な経済・治安状況に抗議するデモ(2023年8月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(8月18日付)などによると、ナワー市、フラーク市、ジャースィム市、ダルアー市で、困窮する生活状況や、劣悪な経済・治安状況に抗議するデモが行われ、参加者らは、「シリア革命旗」(フランス委任統治領シリアの国旗)、「出ていけ、我々は生きたい」、「国民は体制打倒を望む」、「逮捕者釈放」などと書かれたプラカードを掲げ抗議の意思を示した。

デモは3日連続で行われている。

一方、マハッジャ町では、大学生が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャルマーナー市で同様の抗議デモが発生した。

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トルコ軍のドローンがアレッポ県タッル・リフアト市近郊を走行中のシリア民主軍の車を爆撃、4人が死傷(2023年8月18日)

アレッポ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を走行中の車を爆撃した。

シリア人権監視団によると、爆撃は、シリア政府のヌッブル市とザフラー町に近い街道を走行中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輛に対して行われ、1人が死亡、3人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア国民軍の部隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配したにあるマンビジュ市東のサイヤーダ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点への潜入を試み、マンビジュ軍事評議会が迎撃、シリア国民軍の戦闘員1人を殺害、3人を負傷させた。

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ハサカ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村を砲撃した。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード1.5~3.8の地震が5回発生したと発表(2023年8月18日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、トルコ、ラタキア県北部、タルトゥース県南西を震源とするマグニチュード1.5~3.8の地震が5回発生したと発表した。

SANA(8月18日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン郡警察の警部補が勤務中にオートバイに乗った正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡(2023年8月18日)

内務省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/syrianmoi/)などを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県マヤーディーン郡警察のムハンマド・ヤースィーン・アウン警部補が勤務中にオートバイに乗った正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡したと発表した。

SANA(8月18日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、警部補が殺害されたのはマヤーディーン市内のジャイシュ街道。

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