アサド大統領はムハンマド・アーミル・マールティーニー氏を教育大臣に任命(2023年8月8日)

アサド大統領は2023年政令第206号を施行し、ムハンマド・アーミル・マールティーニー氏をダーリア・タッバーウ氏の後任の教育大臣に任命した。

SANA(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構のアリー・ブン・ターリブ旅団がイドリブ県東部でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺(2023年8月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するアリー・ブン・ターリブ旅団が県東部のアーフィス村近郊でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺した。

また、マアッラト・ムーハス村近郊でも、シャーム解放機構に所属するアムル・ブン・アース旅団がシリア軍兵士を狙撃、1人を負傷させた。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が県北部のアブー・アリー山一帯、カッバーナ村一帯で砲撃戦を行い、シリア軍兵士2人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区一帯で砲撃戦を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカスル村、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月8日付)が同県警察の話として伝えたところによると、ユースフ・アズマ郊外町で「テロリスト」が個人が所有する自動車に仕掛けた爆弾が爆発し、自動車が大破した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県マアダーン・アティーク村のシリア軍の陣地複数ヶ所、軍用車輛複数輌、プレハブ住居、検問所を襲撃し、一時制圧(2023年8月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の武装グループがラッカ県に近いマアダーン・アティーク村のシリア軍の陣地複数ヶ所、軍用車輛複数輌、プレハブ住居、検問所(カウス検問所)を襲撃、同地を一時制圧した。

武装グループは車やプレハブを焼き討ちにした後、同地から逃走した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県とアレッポ県を自爆型ドローンで攻撃(2023年8月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が自爆型の無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を攻撃した。

ハサカ県では、また、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍はシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のヒルバト・シャイール村、アサディーヤ村、ムシャイリファ村、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村の穀物サイロを砲撃した。

この砲撃により、ウンム・カイフ村で住民1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の自爆型の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村とシャワーリガ砦を2度にわたって攻撃した。

一方、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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シリア人権監視団:8月に入ってトルコ当局がバーブ・サラーマ国境通行所を通じて強制出国させたシリア難民が500人に達する(2023年8月8日)

シリア人権監視団は、8月に入ってトルコ当局がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所を通じてトルコ領内からトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に強制出国させたシリア難民の数が500人あまりに達していると発表した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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シリアのダンディー国連副代表は化学兵器使用にかかる国連安保理の月例会合がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えていると非難、米国が「新シリア軍」に化学兵器を供与していると指摘(2023年8月8日)

国連安保理でシリアでの化学兵器使用にかかる月例の会合が開催され、シリアのフクム・ダンディー国連副代表は、本件にかかるいかなる進捗もないなかで会合が続けられ、一部諸国がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えることにしか資していないことに疑義を呈するとともに、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、「新シリア軍」などと呼ばれてきたテロ・グループを化学兵器で増強し、シリアに嫌疑を向けるための新たな偽装事件を用意していると非難した。

SANA(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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シリア政府は国連および関連機関に対してバーブ・サラーマ国境通行所とラーイー村北の通行所の使用許可を3ヶ月延長し、2024年12月13日まで両通行所を通じて越境(クロスボーダー)で人道支援物資を搬入することを認める(2023年8月8日)

シリアのバッサーム・サッバーグ国連代表は、国連および関連機関に対して、アレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所とラーイー村北の通行所の使用許可を3ヶ月延長し、2024年12月13日まで両通行所を通じて越境(クロスボーダー)で人道支援物資を搬入することを認めると発表した。

サッバーグ国連代表によると、この決定は、すべてのシリア人の人道・生活状況の改善と安定のため、シリアのすべての地域の要支援者に人道支援を行き届かせたいというシリアの希求に基づくもの。

SANA(8月8日付)などが伝えた。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合のMQ-9がラッカ県アイン・イーサー市の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月8日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のMQ-9無人航空機(ドローン)が8日、ラッカ県アイン・イーサー市の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

MQ-9はロシア軍機に100メートル以下の距離まで接近したという。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に10件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機3機、F-35戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機3機、MC-12W偵察機1機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 8, 2023をもとに作成。

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