ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍が米占領下のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)からヒムス県とダイル・ザウル県の奥地に潜入していた武装勢力の基地2ヵ所を攻撃したと発表(2024年6月1日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、ロシア空軍が米軍(有志連合)の占領下にあるヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)から同県とダイル・ザウル県の奥地に潜入していた武装勢力の基地2ヵ所を攻撃したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(6月1日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 1, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

トルコのギュレル国防大臣は「トルコ国境が安全であれば、シリアから軍隊を撤退させることを検討する可能性はある」(2024年6月1日)

トルコのヤサル・ギュレル国防大臣は、トルコ国境が安全であれば、トルコはシリアから軍隊を撤退させることを検討する可能性があると語った。

ギュレル国防大臣は、「我々は、包括的な憲法の採択、自由選挙の実施、本格的な正常化、そして国境地帯において安全な環境を確保することに関して、あらゆる支援を提供する用意がある。撤退は、これが完了し、国境が完全に安全になった後でのみだ」と述べた。

RIAノーヴォスチ通信(6月1日付)などが伝えた。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、RIA Novosti, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)は、フーシー派が紅海やアデン湾に向けて無人航空機(UAS)と対艦弾道ミサイル(ASBM)で攻撃を行う一方、CENTCOMが無人機4機を撃墜することに成功したと発表(2024年6月1日)

米中央軍(CENTCOM)は午前1時53分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間31日午前1時30分頃、フーシー派がイエメン領内の支配地域から紅海に向けて無人航空機(UAS)1機を発射、UASは紅海に墜落、また午前2時53分から午後10時59分にかけて、CENTCOMが、フーシ派支配地域からアデン湾上空に発射された無人航空機1機と紅海上空の無人航空機3機を撃墜することに成功、午後9時31分頃にはフーシ派が支配地域からアデン湾に向けて対艦弾道ミサイル(ASBM)2発を発射したと発表した。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は紅海で米海軍の航空母艦ドワイト・D・アイゼンハワーを再び攻撃するとともに、別の艦船1隻を攻撃、さらに船舶複数隻に対して4回の攻撃を実施したと発表(2024年6月1日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前1時40分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、紅海で米海軍の航空母艦ドワイト・D・アイゼンハワーを再び攻撃するとともに、別の艦船1隻を攻撃、さらに船舶複数隻に対して4回の攻撃を実施したと発表した。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーがレバノン領空に侵入したヘルメス900無人航空機1機を要撃し、これを撃墜(2024年6月1日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、6月1日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前7時45分、バグダーディー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)マジュダル・スィルム町でのオートバイに対する攻撃への報復として、イスラエル軍将兵が配置されたエフタ入植地の複数ヵ所を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、確実な損害を与える。

(時刻明示せず)アイン・カーナー村への攻撃によって民間人に負傷者が出たことへの報復として、キリヤット・シュモナ入植地の第769旅団司令本部を攻撃し、火災を発生させ、一部を破壊。

(時刻明示せず)マルジュ陣地にあるスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

(時刻明示せず)住民や村々を攻撃中のヘルメス900無人航空機1機を要撃し、これを撃墜。

西部地区

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ショメラ入植地に配置されているイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ネトゥア(キブツ)に配置されているイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃。

午前11時25分、同じく報復として、イスラエル軍が配置されているヒルバト・マーイル基地内の建物1棟をロケット弾複数発で攻撃。

(時刻明示せず)アドルーン村に対する攻撃で、民間人女性1人が死亡、複数人が負傷したことへの報復として、ハニタ(キブツ)をロケット弾複数発で攻撃。

(時刻明示せず)ジェアトン(キブツ)の第411機構大隊司令部をロケット弾複数発で攻撃。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前8時58分、二つの飛翔体がレバノンからイフタ入植地地域に潜入し、空地に墜落。前日のイスラエル北部への砲撃への報復として、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が昨夜、カーナー村、フマイラ村、アドルーン村地域にあるヒズブッラーの資産を攻撃、同時にティールハルファー村、ジッビーン村、ヒヤーム村にある監視ポスト1つと軍事施設2ヵ所を攻撃。さらに、ジェット戦闘機複数機が夜間、前日に飛翔体を発射した地点であるマジュダル・ズーン村地域の迫撃砲発射台1基を攻撃するとともに、ラーシャイヤー・ファーフール村地域のテロ・インフラを攻撃。

午後12時40分、二つの飛翔体が本日早く、レバノンからキリヤット・シュモナ入植地地域に飛来、イスラエル軍航空機1機が砲弾発射ちを攻撃。さらに今朝、マジュダル・スィルム町地域で活動するヒズブッラーのテロリスト2人を航空機で攻撃。

午後1時54分、地対空ミサイル1発が先ほどレバノン領空で任務についているUAV1機に発射され、同機はレバノン領内に墜落。

午後8時8分、上ガリラヤ地方のアクレ市地域方面でアイアン・ドーム・システムが不審な航空標的1つを撃破。

午後10時41分、過去72時間にイスラエル軍はレバノン領内の40以上の標的、10あまりのテロ細胞を攻撃。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Qanat al-Manar, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年6月2日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月2日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

一方、シリア人権監視団によると、レバノンのヒズブッラーに協力する密輸業者と見られる2人が国境地帯でヨルダン国境警備隊と交戦の末殺害された。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市でシリア軍に協力する地元の武装集団どうしが交戦した。

交戦したのは、ムハンマド・シャッラーシュを名乗る人物の民兵とウダイ・バジュブージュなる人物の民兵。

AFP, June 2, 2024、ANHA, June 2, 2024、‘Inab Baladi, June 2, 2024、Reuters, June 2, 2024、SANA, June 2, 2024、SOHR, June 2, 2024、Suwayda 24, June 2, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル民政評議会本部前で、小麦の販売価格を1キロ31米セントに制限するとした北・東シリア地域民主自治局農業灌漑委員会の決定に抗議するデモ(2024年6月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の本部前で、小麦の販売価格を1キロ31米セントに制限するとした北・東シリア地域民主自治局農業灌漑委員会の決定(5月26日)に抗議するデモが行われた。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ続(2024年6月1日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるクールカーニヤー村、フーア市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。


これに対して、シャーム解放機構の総合治安機関はクールカーニヤー村でデモに参加した住民1人を逮捕した。

一方、バーブ・ハワー国境通行所に向かう街道で、正体不明の武装集団が、トルコから強制退去させられたシリア人が乗った車を襲撃、乗っていた子供1人を殺害した。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年6月1日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月1日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024、Suwayda 24, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県アターリブ市近郊で農作業に従事する民間人が乗った車を砲撃、一家3人(男性、子供、男性のきょうだい)を殺害(2024年6月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市近郊で農作業に従事する民間人が乗った車を砲撃した。

ホワイト・ヘルメットによると、この攻撃で一家3人(男性、子供、男性のきょうだい)が死亡した。

シリア軍はまた、アターリブ市、カスル村、カフル・アンマ村、カフル・タアール村、アブザムー村を砲撃した。

一方、第46中隊基地一帯では、「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主連合党(PYD)、スィタール大会、シリア・ムスタクバル党などからなる選挙同盟の「自由のための諸人民・女性同盟」の候補者らはハサカ県カーミシュリー市で選挙宣伝(2024年6月1日)

民主連合党(PYD)、スィタール大会、シリア・ムスタクバル党などからなる選挙同盟の「自由のための諸人民・女性同盟」の候補者らは、6月11日に予定されている自治体選挙の投票日に向けて、ハサカ県カーミシュリー市で選挙宣伝を続けた。

ANHA(6月1日付)が伝えた。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.