イラン・イスラーム革命防衛隊のセラーミー司令官はアレッポ市近郊に対するイスラエル軍の攻撃で顧問のアスアド・エブラール氏が殺害されたことへの報復を示唆(2024年6月5日)

イラン・イスラーム革命防衛隊のホセイン・セラーミー司令官(少将)は、6月3日のイスラエル軍のアレッポ市近郊に対する攻撃で顧問のアスアド・エブラール氏が殺害されたことに関して、「シオニストどもは、この攻撃で流れた無実の人々の血に対する代償を払わされることを学ばねばならない。彼らは報復を待たねばならない」と述べた。

メフル通信(6月5日付)が伝えた。

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イランのメフル通信はまた、エブヤール氏の葬儀が首都テヘランの北西に位置するカラジュ市で行われたと伝えた。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Mehr News, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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三宅浩史在シリア日本大使館臨時代理大使が外務在外居住者省付属の外交研究所(ダマスカス県)で特別講義(2024年6月5日)

在シリア日本大使館の三宅浩史臨時代理大使は、外務在外居住者省付属の外交研究所(ダマスカス県)に招かれ、日本の外交政策と西側諸国との関係についての特別講義を行った。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県、ヒムス県の砂漠地帯各所でダーイシュの拠点を狙って18回の爆撃を実施、シリア軍もヒムス県のタドムル市近郊の砂漠地帯でスリーパーセルに対する掃討作戦を実施(2024年6月5日)

シリア人権監視団によると、4日夕から5日にかけて、ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県、ヒムス県の砂漠地帯各所でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って18回の爆撃を実施、また地上ではシリア軍がヒムス県のタドムル市近郊の砂漠地帯で、スリーパーセルに対する掃討作戦を実施した。

一方、ダーイシュは、ヒムス県のスフナ市とタドムル市を結ぶ街道でシリア軍部隊を要撃し、兵士1人を殺害した。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は米国船舶1隻を含む3隻の商船に対して3回の軍事作戦を実施したと発表(2024年6月5日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後10時37分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、米国船舶1隻を含む3隻の商船に対して3回の軍事作戦を実施したと発表した。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を10回攻撃したと発表(2024年6月5日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、6月5日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時00分、ラモト・ナフタリ入植地にあるアイアン・ドーム・システムのミサイル発射台をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時45分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)バグダーディー陣地に配置されているイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機で攻撃し、兵士らに確実な被害を与える。

(時刻明示せず)占領下シャブアー農場のザブディーン陣地一帯に展開するイスラエル軍をロケット弾複数発で攻撃。

西部地区

6月4日、ハニタ(キブツ)の森林地帯に展開するイスラエル軍をロケット弾複数発で攻撃。

午前9時00分、バラカ陣地一帯に集結するイスラエル軍をロケット弾複数発で攻撃。

午後12時10分、マルキヤ入植地のイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)マルキヤ入植地一帯に展開するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時53分、バルアームの森林地帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ナークーラ村に対する前日の暗殺攻撃への報復として、エルコシュ入植地南のイスラエル軍集結地を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、兵士らを殺傷。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前7時59分、ジェット戦闘機複数機が夜間、ズィブキーン村、アイター・シャアブ村地域のヒズブッラーの迫撃砲発射台2基を交易、ウダイサ村、ブライダー村、マルカバ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設3ヵ所を攻撃。

午後6時45分、レバノンから先ほどイスラエル北部のフルフェイシュ町地域への多数の砲撃があったことを確認。

午後10時32分、フルフェイシュ町地域への攻撃に関して、イスラエル軍はレバノンから飛来した2機の自爆型UAVによるものだと特定。ジェット戦闘機複数機が終日、ナークーラ村、マトムーラ村、アイター・シャアブ村、ヒヤーム村地域のヒズブッラーのテロ・インフラ、軍事施設を攻撃。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Qanat al-Manar, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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シリア国籍の男性が駐レバノン米国大使館に発砲(2024年6月5日)

レバノン軍はX(旧ツイッター)の公式アカウント(https://x.com/LebarmyOfficial)を通じて声明を出し、首都ベイルート郊外のアウカル地区にある駐レバノン米国大使館がシリア国籍の男性からの発砲を受け、同地に展開するレバノン軍が発砲があった地域に受けて応戦、この男性を負傷させ、逮捕、病院に搬送した、と発表した。

この事件に関連して、レバノン軍部隊と諜報局は、ベカー県のスワイリー村とマジュダル・アンジャル村の複数の住宅を家宅捜索し、発砲したシリア人(Q.F.)と関係があると見られるシリア人(’.J.)、レバノン人(A.Z)の2人を逮捕した。

 

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍とシリア軍がユーフラテス川を挟んで激しく交戦、女児1人が負傷(2024年6月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村の陣地複数ヵ所から、ユーフラテス川西岸にあるバクラス村、サアルー村のシリア軍と親政権民兵の陣地複数ヵ所を狙って砲撃を行い、双方が激しく交戦した。

これにより、ユーフラテス川東岸で女児1人が負傷した。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県とアレッポ県でシリア軍兵士2人を狙撃し、殺害(2024年6月5日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がナフシャッバー村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部農村地帯で「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカルクール村南の給水所内で民間の車輛1台を狙って砲撃を行った。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年6月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配下のイドリブ県とアレッポ県でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年6月5日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構支配下のカフルルースィーン村、アリーハー市、フーア市、マンタフ村、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプで夜間、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。





またアレッポ県でも、ダーラト・イッザ市で同様のデモが行われた。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年6月5日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月5日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024、Suwayda 24, June 5, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、アキーバ村を砲撃(2024年6月5日)

アレッポ県では、ANHA(6月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、アキーバ村を砲撃、アキーバ村の森林地帯で火災が発生した。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領はイラクのスーダーニー首相と電話会談を行い、両国関係やアラブ地域・国際社会における諸問題について協議(2024年6月5日)

アサド大統領はイラクのムハンマド・シヤーア・スーダーニー首相と電話会談を行い、両国関係やアラブ地域・国際社会における諸問題について協議した。

会談では、国境安全保障、「テロとの戦い」、経済分野での協力強化、パレスチナ人民に対するイスラエルの攻撃と犯罪停止に向けた取り組みなどが取り上げられた。

SANA(6月4日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2024、ANHA, June 5, 2024、‘Inab Baladi, June 5, 2024、Reuters, June 5, 2024、SANA, June 5, 2024、SOHR, June 5, 2024などをもとに作成。

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