ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を5件、55キロ地帯への侵犯を14件確認したと発表(2024年6月14日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を5件確認したと発表した。

ポポフ副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機、ラファール戦闘機、タイフーン戦闘機、A-10サンダーボルト攻撃機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(6月14日付)、タス通信(6月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 14, 2024、TASS, June 14, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍が米占領下のヒムス県の55キロ地帯から同県のアムール山とダイル・ザウル県のビシュリー山の奥地に潜入していた武装勢力の基地(潜伏地)4ヵ所を破壊したと発表(2024年6月14日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、ロシア空軍が米軍(有志連合)の占領下にあるヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)から同県のアムール山とダイル・ザウル県のビシュリー山の奥地に潜入していた武装勢力の基地(潜伏地)4ヵ所を破壊したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(6月14日付)、タス通信(6月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 14, 2024、TASS, June 14, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのハイファー港の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年6月14日)

イラク・イスラーム抵抗は午後9時40分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、イスラエルのハイファー港の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を18回攻撃したと発表(2024年6月14日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、6月14日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前9時30分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前9時45分、カフルシューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前8時50分、メトゥラ町を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示ぜず)ジャンナーター村への攻撃で民間人に死傷者が出たことなどへの報復として、メトゥラ町を攻撃し、直接の損害を与える。キリヤット・シュモナ入植地、クファール・ソルド(キブツ)をカチューシャ砲とファラク1ロケット弾数十発で攻撃。

(時刻明示ぜず)同じく報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時20分、ミスカヴ・アム(キブツ)のスパイ・システムを攻撃し、これを破壊。

午後2時15分、ラムサー陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃。

午後12時50分、メトゥラ町にある技術システムを自爆型無人航空機1機で攻撃し、これを破壊。

(時刻明示ぜず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマルガリオット入植地の建物複数棟をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示ぜず)ラッブ・サラースィーン村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するミスカヴ・アム(キブツ)内の建物複数棟をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後7時25分、ラーミーム陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示ぜず)ハウラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟を攻撃。

(時刻明示ぜず)メトゥラ町でイスラエル軍部隊を砲撃し、確実の損害を与える。

西部地区

午前8時55分、ヒッラト・ワルダに集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃。

午後2時00分、ジャル・ダイル陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後3時17分、バラム(キブツ)の森林地帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時10分、カランティーナー丘の森林地帯に集結するイスラエル軍部隊を砲撃。

午後6時10分、ヒッラト・ワルダに集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後1時17分、過去72時間以上にわたり、レバノンから飛来した敵の航空機16機が飛来、防空システムとジェット戦闘機複数機がうち11機を撃破。

午後3時34分、キリヤット・シュモナ入植地とクファール・ソルド(キブツ)地域に午前11時、レバノン領からおおよそ35の飛翔体が飛来、多数を撃破したが、クファール・ソルドで火災が発生。ジェット戦闘機複数機が本日早く、ウダイサ村、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ複数ヵ所を攻撃。

午後9時15分、レバノン領から午後7時31分、砲弾1発がイスラエル領内に発射され、空地に着弾。午後9時9分にも、メトゥラ町に約10発の飛翔体が飛来。ジェット戦闘機複数機が本日早く、アビビム入植地地域への砲撃を行ってきたヤールーン村にあるヒズブッラーの砲弾発射基1つを破壊。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Qanat al-Manar, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍は特殊部隊がダイル・ザウル県シュハイル村で治安作戦を実施し、ダーイシュの副総督(ワーリー)を逮捕したと発表(2024年6月14日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、6月13日に特殊部隊がダイル・ザウル県シュハイル村で治安作戦を実施し、同地のダーイシュ(イスラーム国)の副総督(ワーリー)を逮捕したと発表した。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがダイル・ザウル県で親政権民兵の軍用車1輌を襲撃し、乗っていた4人を殺害(2024年6月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるマイーズィーラ村方面からドゥワイル村に向かっていた親政権民兵の軍用車1輌を襲撃し、乗っていた4人を殺害した。

一方、シリア軍は13日夜から14日未明にかけて、ブーカマール市近郊の砂漠地帯にあるダーイシュのスリーパーセルのものと見られる拠点複数ヵ所を砲撃した。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるラタキア県ナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡、複数が負傷(2024年6月14日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡、複数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村一致を砲撃した。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年6月14日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(6月14日付)によると、シャーム解放機構の支配下にあるハルブヌーシュ村、カッリー町、アリーハー市、カフルルースィーン村、アティマ村(国内避難民(IDPs)キャンプ)、カフルタハーリーム町、イドリブ市、クマイナース村、ハザーヌー町、ビンニシュ市、アルマナーズ市、クールカーニヤー村、アビーン・サムアーン村、マンタフ村、バフタームーン村、カフルタハーリーム町、アティマ村、ダイル・ハッサーン村で金曜日の午後の集団礼拝後、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。
















同様のデモは、アレッポ県のアターリブ市、ダーラト・イッザ市、バータブー村でも発生した。


タフタナーズ市、イブリーン村、アルマナーズ市では夜間も抗議デモが行われた。


AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年6月14日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月14日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

デモには300人以上が集まった。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024、Suwayda 24, June 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.