シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、アレッポ県を砲撃(2024年10月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村にあるトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。

シリア軍はまた、タフタナーズ市一帯、ザーウィヤ山地のフライフィル村、カンスフラ村一帯を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村を砲撃した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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米国(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプで2ヵ月の乳児が医療物資の不足が原因で死亡(2024年10月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、2ヵ月の乳児が医療物資の不足が原因で死亡した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県内各所で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年10月18日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアビーン・サムアーン村、クールカーニヤー村、ビンニシュ市、アリーハー市、アティマ村、アルマナーズ市、カフルタハーリーム町、イドリブ市で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。








また、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がデモに参加した男性1人に暴行を加え、その後、逮捕、連行した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年10月18日)

スワイダー県では、スワイダー24(10月18日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024、Suwayda 24, October 18, 2024などをもとに作成。

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解体命令を受けていた北の鷹旅団は声明を出し、解体を宣言、スルターン・スライマーン・シャー師団とハムザ師団に統合されると発表(2024年10月17日)

シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)傘下の暫定内閣国防省に解体命令を受けていたシリア国民軍所属の北の鷹旅団は声明を出し、解体を宣言、スルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)、ハムザ師団(ハムザート師団)に統合されると発表した。

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一方、シリア国民軍第3軍団シャーム戦線傘下のアフル・ディヤール連合、サージドゥーン・リッラー大隊、第5旅団が18日にそれぞれ声明を出し、第51師団に統合されたと発表した。


また、シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)傘下の暫定内閣国防省は声明を出し、この統合に歓迎の意を示した。

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)などが伝えた。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を6件、55キロ地帯への侵犯を13件確認したと発表(2024年10月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を6件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、タイフーン戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機、MQ-9リーパー無人攻撃機1機による領空侵犯を13件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月17日付)、タス通信(10月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 17, 2024、TASS, October 17, 2024をもとに作成。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所はレバノンからシリアへの避難民の数が約400,000人に達していると発表(2024年10月17日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は速報(#15)を発表し、レバノンからシリアへの避難民の数が約400,000人に達していると発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍がイドリブ県の緊張緩和地帯内にある違法な武装集団の軍事基地6ヵ所を含む13ヵ所を爆撃したと発表(2024年10月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍がイドリブ県の緊張緩和地帯内にある違法な武装集団の軍事基地6ヵ所、工場3ヵ所、ドローン格納施設1ヵ所、教練キャンプ1ヵ所、要塞1ヵ所、弾薬庫1ヵ所を爆撃したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月17日付)、タス通信(10月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 17, 2024、TASS, October 17, 2024をもとに作成。

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社会問題労働省はレバノンからの避難民に対するナダー協会、貧困患者救援協会、タマイユズ開発財団のジュダイダト・ヤーブース国境通行所での支援活動を紹介(2024年10月17日)

社会問題労働省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mosal.syria/)を通じて、ナダー協会、貧困患者救援協会、タマイユズ開発財団などがダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所などで、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人とレバノン人に対する緊急支援を行ったと発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエルはハマースのヤフヤー・スィンワールを殺害したと発表(2024年10月17日)

ナハールネット(10月17日付)、NNA(10月17日付)、マナール・チャンネル(10月17日付)などによると、イスラエル軍は、ベカーア地方の複数ヵ村およびレバノン南部の複数ヵ村を爆撃した。

17日の戦況に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのビント・ジュベイル地区の大隊司令官フサイン・ムハンマド・アワーダを殲滅したほか、1日でテロリスト45人を殲滅、テロ標的150ヵ所以上を解体したと発表した。

また、南部戦線においては、ハマースのヤフヤー・スィンワールを含む3人を殺害したと発表した。

さらに、レバノン南部の戦闘で兵士5人が死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月17日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して17回の攻撃を実施したと発表した。

レバノンの保健省は16日のイスラエル軍の爆撃で45人が死亡、179人が負傷したと発表した。

これにより、9月23日以降の死者数は2,412人、負傷者は11,267人となった。

一方、国内避難民の数は190,882人(44,121世帯)となり、シリアへの避難民はシリア人333,893人、レバノン人132,074人となった。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Naharnet, October 17, 2024、NNA, October 17, 2024、Qanat al-Manar October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はイエメン領内のフーシー派支配地域内の武器貯蔵施設複数ヵ所に対して、複数回の精密爆撃を実施したと発表(2024年10月17日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前5時49分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、イエメン領内のフーシー派支配地域内の武器貯蔵施設複数ヵ所に対して、複数回の精密爆撃を実施したと発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル領内の標的3ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月17日)

イラク・イスラーム抵抗は午前6時5分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午後1時10分にも声明を出し、「我々の占領地」南部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに午後1時58分にも声明を出し、「我々の占領地」の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県、ラタキア県の各所を攻撃(2024年10月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機1機がシャーム解放機構の支配下にあるダーラト・イッザ市一帯を攻撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマンタフ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で正体不明の武装集団がシリア軍兵士1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県各所でシリア国民軍所属の合同部隊と解体命令を受けている北の鷹旅団が激しく交戦、11人死亡、27人負傷(2024年10月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ANHA(10月17日付)などによると、シリア国民軍所属の合同部隊が、解体命令を受けている北の鷹旅団が拠点としていたトルコ占領下の「オリーブの枝」地域のブルブル町近郊のアリー・カールー村をトルコ軍の命令を受けて制圧した。

合同部隊はまた、マアバトリー町近郊のカムルーク村を砲撃した。

合同部隊はさらに、スルターン・ムラード師団とともに、カフルジャンナ村、カトマ村で、北の鷹旅団、シャーム戦線と交戦、これによってアフリーン市と「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるアアザーズ市を結ぶ街道が寸断された。

一連の戦闘で、北の鷹旅団のメンバー6人と合同部隊のメンバー4人が死亡したほか、民間人も巻き添えとなり、女性1人が死亡、子ども3人を含む27人が負傷した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イランの支援を受ける武装グループがCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地を3度にわたって攻撃、有志連合はダイル・ザウル航空基地一帯に「イランの民兵」の拠点複数ヵ所を爆撃(2024年10月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランの支援を受ける武装グループが、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地を砲撃した。

また、数時間後にも、CONOCOガス田の米軍基地は無人航空機複数機の攻撃を受け、米軍が防空兵器で迎撃、少なくとも1機を撃破した。

しかし、その直後、CONOCOガス田の米軍基地は再び無人航空機1機の攻撃を受けた。

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2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで148回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:17回
CONOCOガス田の基地:50回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

基地への攻撃に対して、有志連合の戦闘機がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市近郊のダイル・ザウル航空基地一帯に「イランの民兵」の拠点複数ヵ所を爆撃した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の苦情庁(ディーワーン)前で、女性らが逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、ジャウラーニー指導者の打倒を訴えて抗議デモ(2024年10月17日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の苦情庁(ディーワーン)前で、女性らが逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を訴えて抗議デモを行った。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はイスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9754人に達していると発表(2024年10月17日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9754人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7200人
女性:6109人
子供:6350人

レバノン人:76人
遺体:19体

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃(2024年10月17日)

アレッポ県では、ANHA(10月17日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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国連児童基金(UNICEF)シリア事務所の木村泰政所長が社会問題労働省、地方行政環境省を訪れ、共同プロジェクトの進捗やレバノンからの避難民に対するシリア政府の緊急対応策への支援について議論(2024年10月17日)

国連児童基金(UNICEF)シリア事務所の木村泰政所長が社会問題労働省を訪れ、サマル・スィバーイー大臣と会談し、社会的保護や児童保護にかかる共同プロジェクトの進捗状況について意見を交わした。

会談では、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)するレバノン人とシリア人に対するシリア政府の緊急対応策へのUNICEFの支援についても話し合われた。

木村所長はまた地方行政環境省を訪れ、ルアイ大臣(兼最高救援委員会委員長)と会談し、家計支援や観光保護分野における取り組みなどの共同プログラム実施における協力関係の進捗などについて意見を交わした。

SANA(10月17日付)が伝えた。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は、ダイル・ザウル県知事、ダルアー県知事、ハマー県知事、クナイトラ県知事を新たに任命(2024年10月17日)

アサド大統領は2024年政令第255号を施行し、世界銀行・シリア代表代行のマンハル・ナーディル・ヒンナーウィー氏(1970年、ダマスカス郊外県生まれ)をダイル・ザウル県知事に、ダマスカス県議会議長のアスアド・ヤズィード・トゥーカーン氏(1971年、ダイル・ザウル県生まれ)をダルアー県知事に任命した。

また、2024年政令第256号を施行し、アーミル・イスマーヒール・ヒラール・ラタキア県知事を解任し、「スーリーユーン」(シリア人)財団理事長のハーリド・ワリード・アバーザ氏(1975年、クナイトラ県生まれ)をラタキア県知事に任命した。

さらに、2024年政令第257号を施行し、マアン・スブヒー・アッブード・ハマー県知事を解任し、技師組合ダルアー支部長のカマール・アブドゥッラフマーン・バルムー氏(1967年、ダルアー県生まれ)をハマー県知事に任命した。

合わせて、2024年政令第258号を施行し、ハワーシュ大学理事のムウタッズ・アブー・ナスル・マムラーン・クナイトラ県知事を解任し、トゥーニー・アズィーズ・ハンナー氏(1973年生まれ)をクナイトラ県知事に任命した。

SANA(10月17日付)が伝えた。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)しているレバノン人とシリア人のための支援物資を積んだUAEの貨物機1機がダマスカス国際空港に到着(2024年10月17日)

イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)しているレバノン人とシリア人のための支援物資を積んだUAEの貨物機1機がダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)に到着した。

支援物資は、救援物資、食料物資、生活必需品、医療機器、救急車輌1台など35トンからなる。

SANA(10月17日付)が伝えた。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がラタキア市入口近くとヒムス県の「非公式」の国境通行所を爆撃し、民間人2人が負傷(2024年10月17日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イスラエル軍が午前2時50分、地中海方面からラタキア県ラタキア市入口近くの1ヵ所を狙って航空攻撃を行い、民間人2人が負傷し、周辺の私有財産に物的損害が生じたと発表した。

この攻撃を受けて、外務在外居住者省は声明を出し、イスラエルに地域諸国およびその住民への継続的な攻撃に対処するため、国際社会の迅速な行動が必要だとしたうえで、同国の犯罪の責任を追及し、西側諸国による支援を暴露するために早急に措置を講じる必要があると表明した。

SANA(10月17日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が攻撃したのは、ラタキア市南東部のユダヤ地区にあるヒズブッラーのロケット弾庫。

同監視団によると、その後、重傷だった女性が10月21日に死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が、クサイル市近郊のフーシュ・サイイド・アリー村に近い「非公式」のジャルマーシュ国境通行所を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って115回(うち95回が航空攻撃、20回が地上攻撃)となり、これにより195あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:46回
ダルアー県:17回
ヒムス県:28回
クナイトラ県:11回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:2回

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024、October 21, 2024などをもとに作成。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、レバノンからシリア北西部(イドリブ県、アレッポ県)に約4,000世帯が避難・帰還(2024年10月16日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はシリア北西部にかかる速報#4を発表し、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、レバノンからシャーム解放機構の支配下にあるシリア北部西部」に避難したシリア人が約4,000人に達していると発表した。

彼らの多くは、トルコ占領下の「ユーフラテス盾」地域の拠点都市であるアレッポ県のジャラーブルス市一帯、「オリーブの枝」地域の中心都市であるアレッポ県のアフリーン市一帯、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、マアッラトミスリーン市、ジスル・シュグール市、アリーハー市、イフスィム町一帯に身を寄せているという。

地元当局などの報告によると、彼らのうち3,152人が、北・東シリア地域民主自治局の支配地とトルコ占領地を結ぶアレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所を通過して、シリア北部に入ったのち、シリア北西部に移動、そのなかの約70~80%がレバノンからの帰還者、20~30%がシリア国内の移動者だという。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はダマスカス郊外県ランクース市郊外の航空管制所近くの車輛1輌を狙って爆撃(2024年10月16日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍はランクース市から約16キロの距離に位置するアイン・ダラ村に設置されている航空管制所(地元住民が「ワーディー・カッザーブ観測所」と呼ぶ管制所)近くの車輛1輌を狙って爆撃し、これを破壊した。

爆撃は、レバノンからヒズブッラーと見られる複数人からなるグループがシリアに入ったのを受けたもの。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って113回(うち93回が航空攻撃、20回が地上攻撃)となり、これにより195あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

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同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:45回
ダルアー県:17回
ヒムス県:27回
クナイトラ県:11回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:2回

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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社会問題労働省はレバノンからの避難民に対する我らの信頼ザフラー財団のダマスカス郊外県での支援活動を紹介(2024年10月16日)

社会問題労働省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mosal.syria/)を通じて、我らの信頼ザフラー財団がダマスカス郊外県のハルジャラ村、サイイダ・ザイナブ町でイスラエルのレバノン攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人とレバノン人に対する緊急支援を行ったと発表した。

社会問題労働省はまた、シャームの民のムバーダラ財団、アスリート財団がダマスカス郊外県の社会問題労働局の監督のもと、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人とレバノン人に対する緊急支援を行ったと発表した。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はナバティーヤ市長ら6人、ヒズブッラーのラドワーン部隊カーナー地区司令官を爆撃で殺害(2024年10月16日)

ナハールネット(10月16日付)、NNA(10月16日付)、マナール・チャンネル(10月16日付)などによると、

イスラエル軍は、ナバティーヤ市の市庁舎、ドゥワイル村の商店や住宅などを狙って少なくとも11回の爆撃を実施し、アフマド・カヒール市長を含む6人を殺害した。

レバノンの保健省の発表によると、この爆撃で6人が死亡、43人が負傷した。

イスラエル軍はまた、6日ぶりに首都ベイルートの南部郊外(ダーヒヤ)を爆撃した。

16日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ダーヒヤにあるヒズブッラーの地下貯蔵施設、ナバティーヤ市地域にあるヒズブッラーのラドワーン部隊の地下インフラなどを爆撃するとともに、カーナー村地区司令官のジャラール・ムスタファー・ハリーリーを殲滅したと発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月16日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して17回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、カーディル2ロケット弾でテルアビブ郊外を、ナスル1ロケット弾でベイト・リッド村を攻撃した。

イスラエル軍の発表によると、午後4時00分の時点で、ヒズブッラーは約90発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Naharnet, October 16, 2024、NNA, October 16, 2024、Qanat al-Manar October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍がイドリブ県内の緊張緩和地帯内にあるテロリストの教練キャンプ1ヵ所と弾薬庫1ヵ所を含む軍事基地9ヵ所を爆撃、破壊したと発表(2024年10月16日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍がイドリブ県内の緊張緩和地帯内にあるテロリストの教練キャンプ1ヵ所と弾薬庫1ヵ所を含む軍事基地9ヵ所を爆撃し、これを破壊したと発表した。

また、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党が同地でシリア政府を支援する部隊に対して3回の攻撃を行い、政府支援する部隊の陣地へのクアッドコプター・ドローンからの爆発物の投下で、兵士が負傷したと付言した。

RIAノーヴォスチ通信(10月16日付)、タス通信(10月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 16, 2024、TASS, October 16, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を4件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年10月16日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を4件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、タイフーン戦闘機2機、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月16日付)、タス通信(10月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 16, 2024、TASS, October 16, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民4,893人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月16日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民4,893人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月16日付)、タス通信(10月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 16, 2024、TASS, October 16, 2024をもとに作成。

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トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県ハワール・キリス村で、シリア国民軍に所属する合同部隊とスルターン・ムラード師団が解体命令が出ている北の鷹旅団と交戦(2024年10月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のハワール・キリス村で、シリア国民軍に所属する合同部隊とスルターン・ムラード師団が、解体命令が出ている北の鷹旅団と交戦した。

戦闘は、前者がトルコ軍の指示を受けて、後者の拠点複数ヵ所を強襲したのがきっかけ。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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