「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部を砲撃し、シリア軍兵士1人死亡(2023年5月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県東部のアーフィス村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

これに対して、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃、シャーム解放機構のズバイル・ブン・アウワーム旅団の狙撃手が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室は、無人航空機(ドローン)でシリア政府の支配下にあるガーブ平原北部のシャトハ町のサッカー場を攻撃した。

被害はなかった。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市のダム街道地区で、麻薬密輸に関与されているとされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ダーイル町では何者かによって銃で撃たれた男性の遺体が発見された。

殺害されたのはシャイフ・マスキーン市出身で、元反体制武装集団メンバーを代表する同町の中央委員会のメンバーを務める人物。

AFP, May 10, 2023、ANHA, May 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2023、Reuters, May 10, 2023、SANA, May 10, 2023、SOHR, May 10, 2023、May 11, 2023などをもとに作成。

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