北・東シリア自治局の執行評議会は、ダイル・ザウル民政評議会と拡大会合を開催し、公共サービス提供の現状、地元の各機関による公共サービス提供のありようなどを議論した。
会合には、ダイル・ザウル県内で活動する民政関連機関、部族の代表らが出席し、内務治安部隊や軍関係期間の再編、社会契約の締結手続き開始が宣言されるともに、部族代表や法律家など45人からなる立法評議会の開設に向けた議論も行われた。
ANHA(9月20日付)が伝えた。
**
ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が先月末から今月初めにかけて発生したダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起に関連して拘束していた15人の容疑を特定できなかったとして釈放した。
AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.