シリア民主軍のアブディー司令官:「シリア民主軍をシリアの防衛システムの一部とみなし、法律に沿ってその役割や活動を認めるよう求めているが、その解体が求められるなら、政治的解決を反故にし、真剣な対話を阻害する」(2023年9月23日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官が英国のパン・アラブ月刊誌『ジャマッラ』(9月23日付)のインタビューに応じ、シリア政府との交渉を拒否しないが、今はまだ機は熟していないと述べた。

アブディー司令官は、ロシアにシリア危機の政治的解決を支援するよう要請したが、シリア政府があらゆる現実的な提案を拒否し、眼鏡な政策に固執していると批判した。

また、シリア政府に対して、シリア民主軍をシリアの防衛システムの一部とみなし、法律に沿ってその役割や活動を認めるよう求めているが、シリア民主軍の解体が求められるなら、政治的解決を反故にし、真剣な対話を阻害すると述べた。

なお、シリア民主軍側の要求に対してシリア政府からは何らの回答もないという。

 

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、al-Majalla, September 23, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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