ハサカ県では、ルワイユ・スユーフ県知事がジャブール部族の部族長や名士らと会談した。
会談は、ジャブール部族の部族長の1人アブドゥルアズィーズ・ムスラト氏を罵倒し、暴行を加えた国防隊のアブドゥルカーディル・ハンムー司令官が、ハサカ市治安厳戒地区でのシリア軍との戦闘の末に死亡、同司令官が率いる国防隊が制圧されたのを受けたもの。
スユーフ県知事は会談で、ハサカ県のすべての部族、氏族、そしてそのほかの住民は、シリアの国家が尊敬・賞賛する対象だとしたうえで、アサド大統領からの挨拶を伝えた。
また、ハンムー司令官が率いる国防隊とシリア軍の戦闘については、「法の支配から逸脱したグループに対する軍事治安作戦」を実施したと説明したうえで、戦闘による被害を調査し、補償するとの意思を示した。
SANA(9月24日付)が伝えた。
AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。
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