イスラエル軍が再開2日目のダマスカス国際空港をミサイルで爆撃、再び利用不能に(2023年11月26日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午後4時50分頃、占領下のゴラン高原上空からダマスカス国際空港と首都ダマスカス周辺の複数ヵ所に向けて複数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ほとんどを撃破したものの、物的損害が生じ、空港が再び利用不能となったと発表した。

SANA(11月26日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、爆撃は、ダマスカス国際空港、ダマスカス県マッザ区にあるシリア軍防空部隊の基地を標的としたもので、マッザ区の防空部隊基地で士官(大尉)1人が負傷した。

なお、シリア人権監視団は複数筋の情報によると、ダマスカス郊外県キスワ市一帯に配置されているシリア軍防空部隊が迎撃ミサイル複数発を発射したが、イスラエル軍のミサイルを撃破することはできなかったと主張した。

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日刊紙『ワタン』(11月26日付)は、フェイスブックのアカウントで、イスラエル軍の爆撃を受けて、ダマスカス国際空港に向かっていた旅客機はアレッポ国際空港、殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に向かったと伝えた。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023、al-Watan, November 26, 2023などをもとに作成。

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