米軍が違法に基地を設置するダイル・ザウル県ウマル油田の入口で、米軍(有志連合)との会合を終えたシリア民主軍の幹部が爆殺される(2023年12月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり米軍が違法に基地を設置しているウマル油田の入口で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官が乗った車輛の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官が死亡、護衛1人と運転手が負傷した。

バスニュース(12月5日付)によると、死亡したのは「ダイル・ザウル地域(イクリーム)司令官」を務めるロニーを名乗る上級士官で、ウマル油田の米軍(有志連合)基地での会合を終えて基地を去ろうとしていたところ爆弾の爆発に巻き込まれた。


現在のところ、この暗殺に関して犯行声明を出した組織・個人はない。

AFP, December 5, 2023、ANHA, December 5, 2023、Basnews, December 5, 2023、‘Inab Baladi, December 5, 2023、Reuters, December 5, 2023、SANA, December 5, 2023、SOHR, December 5, 2023などをもとに作成。

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