シリア軍はイドリブ県とラッカ県でテロ組織のドローン7機を撃墜、うち2機は米国製のRQ-21Aブラックジャック(2024年3月1日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イドリブ県およびラッカ県の農村方面で任務にあたるシリア軍部隊が、同地の軍拠点、安全な町や村の民間人の居住地を攻撃しようとしたテロ組織の無人航空機(ドローン)7機を撃墜したと発表し、写真を公開した。

7機のうち2機のドローンは米国製だという。













SANA(3月1日付)が伝えた。

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これに関して、イナブ・バラディー(3月1日付)は、国防省が公開した写真をもとに、撃墜された米国製のドローンが、ボーイング・インシツ(英語版)社が開発した偵察用UAVのRQ-21Aブラックジャック(全長2.2メートル、翼幅4.8メートル、有効搭載量17キロ、巡航速度28.3m/s、実用上昇限度: 4,573m、滞空時間:24時間)と見られると伝えた。

AFP, March 1, 2024、ANHA, March 1, 2024、‘Inab Baladi, March 1, 2024、Reuters, March 1, 2024、SANA, March 1, 2024、SOHR, March 1, 2024などをもとに作成。

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