シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県各所を砲撃、イドリブ県では国民解放戦線の陣地を自爆型ドローンで攻撃(2024年3月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタディール村、カフル・タアール村、アブザムー町一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

シリア軍はまた、バイニーン村の灌木地帯で、シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)の陣地を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃、これにより国民解放戦線のメンバー2人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原の灌漑計画地区一帯で、シリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

また、シリア軍がザクーム村近くでトラクターをミサイルで攻撃、1人が負傷した。

AFP, March 1, 2024、ANHA, March 1, 2024、‘Inab Baladi, March 1, 2024、Reuters, March 1, 2024、SANA, March 1, 2024、SOHR, March 1, 2024などをもとに作成。

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