ダルアー県で米政府が制裁対象としている密輸業者に代わって活動していた武装グループの司令官が襲撃を受ける(2024年5月9日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がウンム・マヤーズィン町の橋近くで武装グループの司令官の車を襲撃、1人を殺害、この司令官を負傷させた。

シリア人権監視団によると、10日に負傷していたシリア軍兵士1人が新たに死亡した。

襲撃を受けた司令官のグループは、2023年3月に米政府が制裁対象(http://syriaarabspring.info/?p=99912)とした密輸業者のイマード・アブー・ズライク氏に代わってナスィーブ国境通行所で活動していたという。

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スワイダー県では、スワイダー24(5月9日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024、May 10, 2024、Suwayda 24, May 9, 2024 などをもとに作成。

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