シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県アターリブ市近郊で農作業に従事する民間人が乗った車を砲撃、一家3人(男性、子供、男性のきょうだい)を殺害(2024年6月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市近郊で農作業に従事する民間人が乗った車を砲撃した。

ホワイト・ヘルメットによると、この攻撃で一家3人(男性、子供、男性のきょうだい)が死亡した。

シリア軍はまた、アターリブ市、カスル村、カフル・アンマ村、カフル・タアール村、アブザムー村を砲撃した。

一方、第46中隊基地一帯では、「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

AFP, June 1, 2024、ANHA, June 1, 2024、‘Inab Baladi, June 1, 2024、Reuters, June 1, 2024、SANA, June 1, 2024、SOHR, June 1, 2024などをもとに作成。

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