スワイダー県で人民議会選挙拒否を訴える活動家らに警察が発砲し1人が負傷する一方、ラッカ県では投票所近くに爆発物が仕掛けられる(2024年7月15日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月15日付)、ANHA(7月15日付)、イナブ・バラディー(7月15日付)、シリア人権監視団などによると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)や県庁周辺などで、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、そして人民議会拒否を訴えた。

参加者らは「腐敗した者は腐敗した者しか選ばない」、「あなたの票はあなたの尊厳だ、だから安売りするな」、「血の議会の選挙反対」などと連呼して、抗議の意思を示した。


これに対して、スワイダー県警察の建物内からデモ参加者に向けて発砲があり、1人が負傷し、病院に搬送された。









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シリア人権監視団は、複数筋から得た情報だとして、ダイル・ザウル県で多くの市民が投票を拒否する一方、一部立候補者は有権者に5万シリア・ポンドを賄賂として払い、票を買収していると発表した。

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シリア人権監視団はまた、ヒムス県で投票開始後数時間、有権者が投票にほとんど訪れなかったと発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、マアダーン町の学校に設置されている投票所近くに武装集団によって仕掛けられたと見られる爆弾が発見され、シリア軍がこれを撤去した。

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イナブ・バラディー(7月15日付)によると、ハサカ県での投票は、ハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区に限定された。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024、、Suwayda 24, July 15, 2024などをもとに作成。

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