イスラエル軍戦闘機複数機がヒムス県フーシュ・サイイド・アリー村に近い「非公式」のジャルマーシュ国境通行所を爆撃(2024年10月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、クサイル市近郊のフーシュ・サイイド・アリー村に近い「非公式」のジャルマーシュ国境通行所を爆撃した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って112回(うち92回が航空攻撃、20回が地上攻撃)となり、これにより194あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、52人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:45回
ダルアー県:17回
ヒムス県:27回
クナイトラ県:11回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:1回

AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

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