ヒズブッラーに近いインターネット・サイト「南レバノン」(7月29日付)は、ヒズブッラー戦闘員の司令官を務めていたイブラーヒーム・ハーッジ氏(ベカーア県バアルベック郡カルヤー村出身、ハーッジ・サルマーン)を含む4人が「ワッハーブ主義的背教の傭兵に対する神聖なるジハード」で死亡したと発表した。
これに関して、ナハールネット(7月29日付)は、シリアの反体制勢力筋の話として、ハーッジ氏らがシリアのダマスカス郊外県カラムーン地方での戦闘で29日に死亡したと報じた。
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LBCI(7月29日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外をシリア軍戦闘機が空爆、シリア人4人が負傷した。
またバアルベック郡のラブワ村、ミクラーク村郊外にロケット弾4発が着弾したが、死傷者はなかった。
AFP, July 29, 2014、AP, July 29, 2014、ARA News, July 29, 2014、Champress, July 29, 2014、al-Hayat, July 30, 2014、Kull-na Shuraka’, July 29, 2014、LBCI, July 29, 2014、al-Mada Press, July 29, 2014、Naharnet, July 29, 2014、NNA, July 29, 2014、Reuters, July 29, 2014、SANA, July 29, 2014、South Lebanon, July 29, 2014、UPI, July 29, 2014などをもとに作成。
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