ラタキア県郊外での森林火災の消火活動にヨルダンが参加する一方、アンサール・スンナ旅団は関与を認める声明を発表(2025年7月6日)

SANAによると、ライード・サーリフ緊急事態災害大臣は、ラタキア県北部の森林火災に関して、現場の状況に顕著な改善が見られ、多数の活発な火点を制圧し、複数地点で冷却作業を開始したと発表した。

SANAによると、サーリフ緊急事態災害大臣はまた、火災による損害が物的なものにとどまっていると述べ、軽傷を負った民間人と民間防衛隊員8名の負傷を明らかにした。

サーリフ緊急事態災害大臣によると、現在8以上0の現場チームと180台の各種車両が消火活動にあたっている。

SANAによると、シリア軍のヘリコプター部隊も消火作業に参加した。

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SANAによると、ヨルダンの消防隊がラタキア県北部での消火作業を支援するため、ナスィーブ国境通行所(ダルアー県)を経由してシリアに入った。

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アンサール・スンナ旅団の法務部門は、テレグラムを通じて、ラタキア県郊外で発生した森林火災への関与を認める声明を出した。

声明の内容は以下の通り。

アッラーの御助けにより、アンサール・スンナ旅団のジハード戦士たちはムハッラム月8日にラタキア県郊外のカスタル・マアーフ区の森林を焼き払った。これにより火災は他地域にも広がり、アラウィー派住民が自宅からの避難を余儀なくされ、一部には窒息被害も発生した。すべてはアッラーの御加護による。

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