アサド大統領はシリアを訪問中のロシア連邦議会イリヤス・ウマハノフ上院副議長を団長とするロシア議員団とダマスカスで会談した。
SANA(11月23日付)によると、会談では、「テロとの戦い」におけるロシアのシリア国民支持・支援の姿勢が改めて確認された。
アサド大統領は議員団に対して、武器、資金援助、潜入支援を行う「当事者」への圧力、タクフィール主義思想への対抗を通じたテロ根絶の必要を強調するとともに、ロシアによるシリア国民への支援に謝意を示したという。
これに関して、ARA News(11月23日付)は、アサド大統領が、中東地域におけるテロや過激派支援において、米国、トルコ、サウジアラビア、カタールが果たしている役割について、議員団と意見を交わしたと伝えた。
AFP, November 23, 2014、AP, November 23, 2014、ARA News, November 23, 2014、Champress, November 23, 2014、al-Hayat, November 24, 2014、Kull-na Shuraka’, November 23, 2014、al-Mada Press, November 23, 2014、Naharnet, November 23, 2014、NNA, November 23, 2014、Reuters, November 23, 2014、SANA, November 23, 2014、UPI, November 23, 2014などをもとに作成。
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