モスクワで29日に閉幕したシリア政府と反体制派の和平交渉(「モスクワ1」)に関して、政府側代表団を率いたバッシャール・ジャアファリー国連代表大使は記者会見で、シリア政府側が「友好国ロシアの要望に応え…協議のテーブルにおいて積極的且つ開放的だった」と自賛するとともに、政府側と反体制派の間に意見の相違が生じたとの一部報道を否定、「意見の相違は反体制派どうしの間で生じた」と主張した。
また政府側は「テロとの戦い」への対応を中心に審議を進めたことを明らかにした。
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ロシア外務省は声明を出し、29日に閉幕したシリア政府と反体制派の和平交渉(「モスクワ1」)に関して、「シリア人とシリア人のあらゆる連絡手段への貢献を継続する用意がある」と表明した。
SANA(1月30日付)が伝えた。
AFP, January 30, 2015、AP, January 30, 2015、ARA News, January 30, 2015、Champress, January 30, 2015、al-Hayat, January 31, 2015、Iraqi News, January 30, 2015、Kull-na Shuraka’, January 30, 2015、al-Mada Press, January 30, 2015、Naharnet, January 30, 2015、NNA, January 30, 2015、Reuters, January 30, 2015、SANA, January 30, 2015、UPI, January 30, 2015などをもとに作成。
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