トルコのエルドアン大統領「YPGの進軍はトルコにとって将来、脅威をもたらす」(2015年6月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問先のアゼルバイジャンからの帰国中の専用機内で記者団に対して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によるタッル・アブヤド市一帯への進軍が、トルコにとって将来、脅威をもたらすことになる、との見方を示した。

エルドアン大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との戦闘によって、住民が避難した地域を、民主統一党とクルディスタン労働者党の戦闘員が掌握しているとしたうえで、「これは新しい現象ではないが、我々の国の国境を脅かす存在をもたらすことになるだろう。こうした問題に我々がどれほど敏感か、みなが考慮すべきだ」と述べた。

AFP(6月14日付)が伝えた。

AFP, June 14, 2015、AP, June 14, 2015、ARA News, June 14, 2015、Champress, June 14, 2015、al-Hayat, June 15, 2015、Iraqi News, June 14, 2015、Kull-na Shuraka’, June 14, 2015、al-Mada Press, June 14, 2015、Naharnet, June 14, 2015、NNA, June 14, 2015、Reuters, June 14, 2015、SANA, June 14, 2015、UPI, June 14, 2015などをもとに作成。

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