シリア人権監視団によると、トルコ国境地帯に位置するイドリブ県アティマ村とアレッポ県ジンディールス町を結ぶ地域で、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦した。
戦闘は、アティマ村郊外のダイル・ブラート村に人民防衛隊がセメント製の監視塔を建設することにヌスラ戦線が反発したことを発端としている(http://syriaarabspring.info/?p=21196)。
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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月6日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、バーブ市北部のトルコ国境地帯に位置するハワール・キリス村、ダルハ村にある本部、拠点などをそれぞれシャーム戦線、スルターン・ムラード・トゥルクマーニー旅団に引き渡し、両村から退去した。
両村が位置するのは、米トルコ両政府が「安全地帯」に設置することに合意したとされる地域。
一方、アレッポ県で活動するシャーム革命家大隊は声明を出し、ムジャーヒディーン軍の治安大隊によって、司令官の一人ファーリス・ハラマイン氏を殺害されたと非難した。
さらに、SANA(8月6日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、アンサーリー地区、マシュハド地区、ラームーサ地区、ハーン・アサル村、ダーラト・イッザ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などの武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(8月6日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市内でシャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団の掃討作戦を続け、市南部にあるスィーラーン地区の拠点などを破壊した。
シリア軍はまた、ハラスター市、マディーラー市、アルバイン市、ダーライヤー市で反体制武装集団と交戦し、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス県では、SANA(8月6日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
一方、地元和解プロセスの一環で、カラムーン地区の治安当局に出頭していた兵役忌避者および元反体制武装集団メンバー250人が放免となった。
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ダルアー県では、SANA(8月6日付)によると、ダルアー市アブー・バクル・モスク一帯、マンシヤ地区、アッバースィーヤ地区、ヤードゥーダ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラタキア県では、SANA(8月6日付)によると、ラビーア一帯、ファルラク村、ワター・サアドゥー村、カンダースィーヤ村、ブルジュ・ザーヒヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員36人を殲滅、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(8月6日付)によると、ラスタン市一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、SANA(8月6日付)によると、ムシャイリファ村、ザイズーン村北部、ハムカ丘、アアワル丘、ハッターブ丘、ミンタール村、アリーハー市、ジスル・シュグール市、フライカ村、サルマーニーヤ村、アブー・ズフール町をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、SANA(8月6日付)によると、ダクマーク村、ラフジャーン村、ハミーディーヤ村、カストゥーン村、バフサ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, August 6, 2015、AP, August 6, 2015、ARA News, August 6, 2015、Champress, August 6, 2015、al-Hayat, August 7, 2015、Iraqi News, August 6, 2015、Kull-na Shuraka’, August 6, 2015、al-Mada Press, August 6, 2015、Naharnet, August 6, 2015、NNA, August 6, 2015、Reuters, August 6, 2015、SANA, August 6, 2015、UPI, August 6, 2015などをもとに作成。
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