アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マーリア市北部郊外のタラーリーン村一帯で、ジハード主義武装集団とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュが同村の東部一帯を制圧した。
タッラーリーン村は、米トルコ両政府が「安全地帯」設置で合意したとされる地域内に位置する。
一方、SANA(8月14日付)によると、航空士官学校一帯、バーブ市一帯、ブラート村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月14日付)によると、トルコ国境に位置するアティマ村で、シリア解放党が有志連合によるファトフ軍所属スンナ軍拠点への空爆に抗議するデモを行った。
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ヒムス県では、SANA(8月14日付)によると、ウンク・ハワー村、カルヤタイン市、ラジャム・カスル村、フナイフィース村、タドムル市西部郊外の三角地帯、ワーディー・アブヤド・ダム一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。
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