ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)はシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区各所を砲撃する一方、ラシュディーヤ地区では、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。
またジュナイナ村、ヒサーン村、フサイニーヤ町がシリア軍の砲撃を受けた。
一方、複数の活動家によると、ダーイシュはハトラ村、フサイニーヤ町で住民30人を、「髭を剃った」、「礼拝時間に街を歩いていた」といった罪状で逮捕し、ダイル・ザウル航空基地一帯での堀建設のために連行した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」内に位置するマーリア市南部のハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。
またダーイシュは、アアザーズ市近郊のドゥーディヤーン村近郊のガス工場一帯でジハード主義武装集団と交戦し、ジハード主義武装集団戦闘員7人が死亡した。
これを受け、有志連合は、ダーイシュによって制圧されたウンム・フーシュ村(マーリア市郊外)を空爆した。
一方、SANA(8月17日付)によると、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(8月17日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外の採石所一帯、ワーディー・ザカーラ、西部三角地帯、ワーディー・アブヤド・ダム、アブー・タッラーハ村、柑橘農園、ジャズル・ガス採掘所一帯、カルヤタイン市、マヌーフ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ARA News(8月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団が、シリア・レバノン国境のジュースィーヤ村(クサイル市近郊)近郊のヒズブッラーの哨所複数カ所を襲撃し、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。
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米中央軍(CENTCOM)は、8月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。
AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、August 18, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。
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