ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市ズィラーア地区で、イドリブ県フーア市、カファルヤー町に対するアル=カーイダ系組織からなるファトフ軍の包囲解除のための行動をシリア政府に求める座り込みデモが行われ、多数の住民らが参加した。
フーア市とカファルヤー町に対する包囲解除を求めるデモは8月31日にもダマスカス国際空港街道で行われていた。
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またアレッポ県でも、ARA News(9月1日付)によると、アレッポ市ムーカンブー地区、ハムダーニーヤ地区、アレッポ大学広場、サアドッラー・ジャービリー広場など各所で同様のデモが行われた。
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さらに、ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月1日付)によると、ヒムス市ワアル地区の南部に位置する農場地帯、ハイダリーヤ村、ザルザウィーヤ村(いずれもシーア派の村)の住民が、ヒムス市ワアル地区に通じる街道を封鎖し、イドリブ県フーア市、カファルヤー町に対するファトフ軍の包囲解除を求めた。
AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。
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