ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がUNESCO世界文化遺産を擁するブスラー・シャーム市各所を「樽爆弾」などで空爆し、子供2人、女性4人を含む21人が死亡した。
クッルナー・シュラカー(9月18日付)によると、この空爆で、24人が死亡、40人以上が負傷したという。
これに関して、SANA(9月18日付)は、シリア軍がブスラー・シャーム市を攻撃し、反体制武装集団と交戦、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市ライラムーン地区、トルコのガジアンテップに続く街道、英国人墓地地区、アンサーリー地区、フィルドゥース地区を空爆した。
空爆は金曜礼拝の直後に礼拝者たちがモスクから出てくる時間帯に合わせて行われたという。
一方、SANA(9月18日付)によると、ナイラブ航空基地一帯、ハーン・アサル村、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、カルム・ジャバル地区、ラームーサ地区、サラーフッディーン地区、シャッアール地区、フィルドゥース地区、カッラーサ地区、マシュハド地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市を3回にわたり空爆する一方、ダーヒヤト・アサド町一帯でジハード主義武装集団と交戦した。
シリア軍はまた、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯に「樽爆弾」3発を、ザバダーニー市に6発を投下した。
ザバダーニー市では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍とジハード主義武装集団、地元武装集団の戦闘が続いた。
一方、SANA(9月18日付)によると、ハラスター市アジャミー地区、アーリヤ農場、ドゥーマー市で、シリア軍がイスラーム軍などと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
また、SANA(9月18日付)は、ダマスカス県・ダマスカス郊外県上水道公社のフサーム・フライディーン総裁の話として、アイン・フィージャ町での17日の水道施設爆破によって水道供給量が減少していると伝えた。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、カストゥーン村、タッル・ワースィト村、マシーク村を空爆した。
一方、SANA(9月18日付)によると、ラフジャーン村からサアン町に向けて反体制武装集団が迫撃砲を撃ち、住民3人が死亡した。
対するシリア軍は、ラターミナ町郊外で、シャームの民のヌスラ戦線の車輌を攻撃、破壊した。
他方、クッルナー・シュラカー(9月18日付)は、シリア政府治安機関内の消息筋の話として、イドリブ県、ハマー県北部で攻勢を続けるファトフ軍に対する軍事作戦を行うために、ロシアとイラン軍からなる作戦司令室が最近になって設置されたと伝えた。
同消息筋によると、この合同司令部の指揮下で、シリア軍の第18師団、第11師団、国防隊が作戦に参加するのだという。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ市、アブー・ズフール航空基地、カフル・ウワイド村、タマーニア町を空爆した。
またフーア市、カファルヤー町一帯では、国防隊、人民諸委員会が、イスラーム・トルクメン党、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、ウズベク人・チェチェン人戦闘員らと交戦した。
これに関して、クッルナー・シュラカー(9月18日付)は、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町制圧に向けた大規模な作戦を開始し、フーア市周辺の国防隊・人民諸委員会の拠点複数カ所を、爆弾を積んだ7台の車を使って攻撃した、と伝えた。
またファトフ軍に傘下するシャーム自由人イスラーム運動は、フーア市郊外のヒルバ丘一帯に100発以上の迫撃砲を撃ち込んだという。
一方、SANA(9月18日付)によると、アブー・ズフール航空基地一帯、ムハムバル村、アリーハー市、フバイト村をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた、フーア市、カファルヤー町を包囲するファトフ軍が展開するタッル・トゥーカーン村、タフタナーズ市、ビンニシュ市を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
さらにシリア軍は、タルマラー村に対して特殊作戦を行い、反体制武装集団の拠点(シャリーア法廷)を破壊した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市で2回にわたって爆発が起きた。
爆発は迫撃砲弾が着弾したことによるものと思われる。
またシリア軍は、サルマー町、アーラ村、カトフ・ガナマ村、ラシュワーン丘を空爆した。
一方、SANA(9月18日付)によると、ナビー・ユーヌス峰山頂北部のカトフ・ガナム裏、マッルーハ丘、ラシュワーン丘、サルマー町、アーラ村、ルサイサト・タンブール村、ジュッブ・アフマル村をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
他方、イスラーム軍は声明を出し、ジャブラ市郊外のフマイミーム航空基地(バースィル・アサド国際空港内)で、新式の戦車複数輌を積んだロシア軍の貨物航空機に対して迫撃砲で攻撃を行ったと主張した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハドル村南部のハムリーヤ丘で、国防隊隊員2人が殺害された。
一方、SANA(9月18日付)によると、ブライカ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(9月18日付)によると、タルビーサ市郊外、ガントゥー市などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, September 18, 2015、AP, September 18, 2015、ARA News, September 18, 2015、Champress, September 18, 2015、al-Hayat, September 19, 2015、Iraqi News, September 18, 2015、Kull-na Shuraka’, September 18, 2015、September 19, 2015、al-Mada Press, September 18, 2015、Naharnet, September 18, 2015、NNA, September 18, 2015、Reuters, September 18, 2015、SANA, September 18, 2015、UPI, September 18, 2015などをもとに作成。
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