「穏健な反体制派」の最有力組織ヌールッディーン・ザンキー運動とアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が和解(2015年10月6日)

「穏健な反体制派」の最有力組織の一つヌールッディーン・ザンキー運動とアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が停戦合意を締結し、アレッポ県西部での対立を解消し、和解したと発表した。

ヌールッディーン・ザンキー運動がツイッターの公式アカウントを通じて明らかにしたところによると、両組織は、アターリブ市・第46連隊基地間の一帯で検問所の配置をめぐって衝突していたが、戦闘を停止し、双方が拘束していた捕虜を釈放、また双方の対立を解消するための法務委員会の設置などで合意したという。

停戦合意の文書には、ヌスラ戦線のアブー・スライマーン・ミスリー氏とヌールッディーン・ザンキー運動のアフマド・リズク氏が署名している。

Kull-na Shuraka', October 7, 2015

Kull-na Shuraka’, October 7, 2015

 

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ヌールッディーン・ザンキー運動が6日に出した声明で、ヌスラ戦線が、アブザムー町、マアーッラト・アルティーク村にあるヌールッディーン・ザンキー運動の検問所を攻撃、またダイル・ジャマール村では爆弾を仕掛けた車を爆破し、戦闘員5人を殺害、数十人を負傷させていたと主張、ヌスラ戦線が「アレッポ市を飲み込もうとしている」と非難していた。

しかし、ヌスラ戦線はこれに対して声明を出して反論し、ダイル・ジャマール村での爆破攻撃とは無関係だと主張していた。

Kull-na Shuraka', October 7, 2015

Kull-na Shuraka’, October 7, 2015

Kull-na Shuraka', October 7, 2015

Kull-na Shuraka’, October 7, 2015

 

AFP, October 7, 2015、AP, October 7, 2015、ARA News, October 7, 2015、Champress, October 7, 2015、al-Hayat, October 8, 2015、Iraqi News, October 7, 2015、Kull-na Shuraka’, October 7, 2015、al-Mada Press, October 7, 2015、Naharnet, October 7, 2015、NNA, October 7, 2015、Reuters, October 7, 2015、SANA, October 7, 2015、UPI, October 7, 2015などをもとに作成。

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