ダマスカス郊外県東グータ地方などで活動するイスラーム軍は声明を出し、サウジアラビアによるイランとの国交断絶に支持を表明した。
イスラーム軍は声明のなかで、イランが「宗派主義的憎悪によって動かされ、破壊と殺戮を拡散する民兵を輸出することで地域の治安を脅かしている」と批判した。
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トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、「シリア革命はテヘランのムッラー体制の宗派主義的様相を暴露した」と主張、サウジアラビアによるイランとの国交断絶に支持を表明した。
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サウジアラビアの首都リヤドで12月に開催された反体制派合同会合で設置された反体制派同一代表団人選のための最高交渉委員会は声明を出し、「国際社会の慣習に違反し、他国の主権を侵害する…憎むべきテヘラン体制による犯罪…に反対する」と表明、テヘランでのサウジ大使館への暴徒襲撃を非難した。
AFP, January 4, 2016、AP, January 4, 2016、ARA News, January 4, 2016、Champress, January 4, 2016、al-Hayat, January 5, 2016、Iraqi News, January 4, 2016、Kull-na Shuraka’, January 4, 2016、al-Mada Press, January 4, 2016、Naharnet, January 4, 2016、NNA, January 4, 2016、Reuters, January 4, 2016、SANA, January 4, 2016、UPI, January 4, 2016などをもとに作成。
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