クッルナー・シュラカー(1月29日付)は、アサド大統領が数日前、タラール・マフルーフ少将を共和国護衛隊司令官に任命したと発表した。
タラール・マフルーフ少将は第105旅団司令官を務めてきたが、同旅団は故バースィル・アサド氏、バッシャール・アサド現大統領、離反士官のマナーフ・トゥラース氏が司令官を務めてきた。
これと合わせて、アサド大統領は、バディーア・ムスタファー・アリー少将を共和国護衛隊司令官職から解く一方、ザイド・サーリフ准将を第105旅団司令官に任命した。
アリー少将は、シュハイブ・アリー・スライマーン少将の後任として2012年に共和国護衛隊司令官に就任していた。
さらにアウス・アイー・アスラーン少将を第2軍団司令官に任命した。
このほか、東部戦線司令官のイサーム・ザフルッディーン少将をダイル・ザウル県からダマスカス県に召還したという。
AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。
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