ダルアー県イブタア町で政府当局と地元名士が停戦協議を行い和解(2016年2月8日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県とダルアー市を結ぶ旧幹線道路状上に位置するイブタア町で、シリア当局と地元名士が停戦協議を行い、和解合意を結んだ。

和解合意は、シリア軍・治安当局が拘束したイブタア町住民の釈放、同地への地上部隊の砲撃とシリア軍、ロシア軍の空爆の停止、食糧・医療物資、生活必需品の同町への搬入、町内の公共機関でのシリア国旗の掲揚、イブタア町を実効支配する武装集団によるシリア軍への攻撃の停止と同町の治安活動への従事、合意が履行されなかった場合のシリア軍による介入、を骨子とする。

『ハヤート』(2月9日付)によると、同様の和解合意はイブタア町の南部に位置するダーイル町でも準備が進められているという。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

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