アレッポ市内でヌスラ戦線とYPGが交戦を続けるなか、「穏健な反体制派」とシャーム自由人イスラーム運動はアレッポ県北西部からのYPGと革命家軍の撤退を求める(2016年2月24日)

アレッポ県では、ARA News(2月24日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、カースティールー街道地区などでは、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦した。

この戦闘で人民防衛隊は、シャイフ・マクスード地区でヌスラ戦線の戦車1輌を破壊した。

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アレッポ市およびアレッポ県北西部で活動する第1中隊、第16歩兵師団、シャーム自由人イスラーム運動などの反体制武装集団は共同声明を出し、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市の住民に対して、人民防衛隊、革命家軍に圧力をかけ、アレッポ県北西部の制圧地域から撤退させるよう求めた。

AFP, February 24, 2016、AP, February 24, 2016、ARA News, February 24, 2016、Champress, February 24, 2016、al-Hayat, February 25, 2016、Iraqi News, February 24, 2016、Kull-na Shuraka’, February 24, 2016、al-Mada Press, February 24, 2016、Naharnet, February 24, 2016、NNA, February 24, 2016、Reuters, February 24, 2016、SANA, February 24, 2016、UPI, February 24, 2016などをもとに作成。

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