トルコのエルドアン大統領「難民を押し戻すための都市をシリア北部に建設すべき」(2016年3月4日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トルコで非難生活を送る避難民をシリア領内に押し戻すため、シリア北部に都市を建設すべきだと述べた。

アナトリア通信(3月5日付)によると、エルドアン大統領は「言っておきたいことがある。解決策とはどのようなものか? 難民を戻すため…シリア北部に都市を作ることだ」と述べた。

エルドアン大統領はまた「我々はバラク・オバマ米大統領と(このことについて)話し、我々は場所も確定した。しかし、今のところ計画は未完だ」と付言した。

トルコ政府はこれまで、シリア北西部に「安全地帯」、「飛行禁止空域」の設置を求め、「穏健な反体制派」を支援すべきだと主張してきた。

AFP, March 4, 2016、Anadolu Ajansı, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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