「新シリア軍」のタラーア中佐はあくまでもタンフ国境通行所を制圧したと主張(2016年3月7日)

「新シリア軍」の司令官の一人ムハンマド・タラーア中佐は、ヒムス県の対イラク国境に位置するタンフ国境通行所一帯での戦闘に関して、クッルナー・シュラカー(3月7日付)にその詳細を明かした。

それによると、新シリア軍は「ヨルダン・シリア国境での訓練を経て、8ヶ月前に有志連合の航空支援を受けて、タンフ国境通行所を迫撃砲で砲撃したが、通行所一帯に地雷が敷設されており、進軍できなかった…。だが、有志連合の航空偵察、新シリア軍偵察部隊による地上での偵察活動を行った後、有志連合との連携のもとに砲撃を開始、地雷原を突破し…、ダーイシュとの交戦の末、タンフ国境通行所のイラク側、シリア側の双方を制圧した」という。

タラーア中佐によると、この戦闘で「新シリア軍」はまた、ダーイシュ戦闘員10人を捕捉したという。

今後の活動に関して、タラーア中佐は、「我々の目標はダイル・ザウル県の解放であり、そこにとどまることはなく、我々の前にはラッカ、ハサカ、ヒムス砂漠、そして独裁者が支配するシリア各地がある」と述べた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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