シリア革命反体制勢力国民連立元代表のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏が率いるシリア・ガド(明日)潮流の軍事部門「シリア・エリート部隊」はビデオ声明(https://youtu.be/EXDgufYxl1I)を出し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ハサカ県とダイル・ザウル県の郊外の複数カ所を制圧したと発表した。
シリア・エリート部隊が制圧したのは、バーディヤト・アブー・ハシャブ村、マーリハ村、ザッルー村、ラジュアーン村、ウンム・マドファア村。
ARA News(4月18日付)によると、シリア・ガド潮流と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、同部隊が主導するシリア民主軍の政治母体のシリア民主評議会からハイサム・マンアーア氏率いるカフム潮流が脱会したことを契機に、接近していた。
AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。
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