シリア軍はアレッポ市内の反体制派支配地域を激しく爆撃(2016年4月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(クッルナー・シュラカー(4月22日付)などによるとシリア軍戦闘機)がアレッポ市アンサーリー地区、ブスターン・カスル地区、スッカリー地区、サーリヒーン地区、バーブ・ナイラブ地区、マシュハド地区、ハイダリーヤ地区など反体制武装集団支配地域を空爆し、19人が死亡した。

シリア軍はまた、アナダーン市やアレッポ市南部郊外一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、カッバーニー村一帯で、第一沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第二沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、マルジュ・スルターン村一帯を13回にわたり空爆、バーラー村一帯でシリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がウカイリバート町、ハマーダト・ウマル村、カンバル村、カスタル村、ジャンディーヤ村、ジュッブ・アブヤド村、ムライジブ村などを空爆する一方、ジハード主義武装集団によるシャトハ町(シリア政府支配地域)への砲撃で子供1人が死亡した。

一方、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がタマーニア町、スカイク村、アトシャーン村一帯でジュンド・アクサー機構と交戦し、戦闘員28人を殲滅した。

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イドリブ県では、ARA News(4月22日付)によると、シリア軍がアブーラフース村を空爆し、同地で避難生活を送るアレッポ県郊外の住民4人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がダルアー市内のアッバースィーヤ地区、カラク地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月21日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はラタキア県、アレッポ市サラーフッディーン地区で発生、違反のほとんどはリヤド最高交渉委員会を脱会したアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動によるものだという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は413件。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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