シリア人権監視団は4月の死者数を3,116人と発表(2016年5月1日)

シリア人権監視団は、2016年4月1日から30日までの1ヶ月間で、3,116人の死亡が確認されたと発表した。

このうち民間人は859人(うち18歳未満の子供は143人、18歳以上の女性は118人)で、そのなかの410人がシリア軍の空爆で死亡、113人がシリア軍の砲撃で死亡、28人が治安当局の拷問で死亡、162人がイスラーム主義組織を含む反体制武装集団の砲撃により死亡、40人がダーイシュ(イスラーム国)の処刑によって死亡、3人がダーイシュに忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団ないしはアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の処刑によって死亡、14人がトルコ軍・国境警備隊の発砲で死亡、11人が十分な治療を受けられずに死亡、39人がダーイシュの砲撃で死亡、5人が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の砲撃で死亡、21人が狙撃、地雷などの被害で死亡したという。

一方、イスラーム主義組織を含む反体制武装集団のシリア人メンバーの死者は524人、シリア軍離反兵は3人、シリア軍兵士は490人、人民諸委員会、国防隊などシリア人民兵は395人、ヒズブッラー戦闘員は18人、親政権外国人民兵(ほとんどがシーア派)は87人、ダーイシュ、ヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍、トルキスターン・イスラーム党などの外国人戦闘員が736人、その他4人だという。


AFP, May 1, 2016、AP, May 1, 2016、ARA News, May 1, 2016、Champress, May 1, 2016、al-Hayat, May 1, 2016、Iraqi News, May 2, 2016、Kull-na Shuraka’, May 1, 2016、al-Mada Press, May 1, 2016、Naharnet, May 1, 2016、NNA, May 1, 2016、Reuters, May 1, 2016、SANA, May 1, 2016、UPI, May 1, 2016などをもとに作成。

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