米主導の有志連合によるシリア国内での爆撃は26~29日の4日で27回と減少(2016年8月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月26日~29日までの4日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

8月26日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、マンビジュ市近郊(5回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

8月27日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

8月28日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

8月29日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(6回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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