ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月31日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件確認したと発表した。
ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が3件、ダルアー県が2件、ラタキア県が2件、ハマー県が4件、クナイトラ県が1件。
またトルコ側の監視チームも11件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ダルアー県4件、ハマー県3件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
一方、過去24時間に、イドリブ県の4カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。
これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は1,534市町村、武装組織の数は219組織に達したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 31, 2017をもとに作成。
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