シリア人権監視団はダーイシュがラッカ市で化学兵器を使用する可能性を指摘(2017年8月1日)

シリア人権監視団は、信頼できる複数の消息筋の話として、ラッカ市で劣勢に立たされているダーイシュが化学兵器を保有しており、それを使用する可能性があると発表した。

**

ラッカ県では、ARA News(8月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ナズラト・シハーダ地区を制圧、同市東部のヒシャーム・ビン・アブドゥルマリク地区から進軍する別部隊と合流した。

ARA News, ِAugust 1, 2017

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.