米国の支援を受けていた殉教者アフマド・アブドゥー軍団「我々は自由シリア軍で、有志連合ではない、アサド政権でいかなる指図も受けない」(2017年8月2日)

米国の支援を受け、ヒムス県タンフ国境通行所を拠点として活動を続ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する殉教者アフマド・アブドゥー軍団は声明を出し、米主導の有志連合からシリア軍やイランの支援を受ける民兵との戦闘を停止するよう要請されたとする一部報道を否定した。

殉教者アフマド・アブドゥー軍団はしかし、「我々は自由シリア軍南部戦線に所属する革命武装部隊であり、革命の原理を順守し、アサド軍、宗派主義的イラン民兵と戦い、我が領土すべてを解放するとともに、シリア砂漠と東カラムーン地方のダーイシュ(イスラーム国)放逐においてもっとも大きな役割を果たす…。我々は有志連合をはじめとするいかなる同盟にも所属しておらず、イランの民兵やアサドに対する戦いにおいて、いかなる指図も受けたことはない」と表明した。

クッルナー・シュラカー(8月3日付)が伝えた。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

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