シリア軍はスワイダー県南東部の砂漠地帯から米国の支援を受ける武装集団を放逐(2017年8月8日)

スワイダー県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍が「同盟部隊」とともに県南東部の砂漠地帯で反体制武装集団に対する掃討作戦を実施し、同地の丘陵地帯、前哨地(サーブーン揚水場、ジャーリーン丘、リヤーヒー丘、アサディー丘)など約100平方キロを制圧した。

同地およびダマスカス郊外県東部砂漠地帯、そしてヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯では、米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)が活動を続けている。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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